セミナータイトル | 混迷を深める世界情勢の中でのカーボンニュートラル実現に向けた水素・アンモニア・合成燃料技術 |
開催日時 | 【オンライン配信】 ・このセミナーはアーカイブ付きです |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 49,500円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。 |
混迷を深める世界情勢の中でのカーボンニュートラル実現に向けた水素・アンモニア・合成燃料技術
現在の世界情勢や地政学的観点から、日本はこれからどのようにカーボンニュートラル技術に
取り組んでいくべきか。地球環境の現状、技術動向、展望について、実用的・多角的な視点か
ら示唆に富んだ話題を解説します。
≪以前の同セミナーをご受講頂いた方からのご感想をご紹介≫
◎資料が充実していて、政治・経済・技術的な複数の視点でCN技術を説明されており非常に勉強になった。
◎業界での実情や技術の実現性など、文献で調べることが困難な情報を説明頂き大変貴重で、勉強になった。
◎CNに関する政策、技術動向に関して、端的かつ分かり易い内容でした。
◎分かり易いように工夫された説明で、素人でも理解できる講義でした。
◎バックグラウンドから応用技術まで非常に多岐にわたり詳細な内容で役に立ちました。
◎国の方針や施策、論文などの資料にはない現実に即した情報を多く話して頂き大変有意義なセミナーだった。
◎今までの関連セミナーの中で最も面白かった。教科書やサマリ論文ではない、本物の見解を聞けたと感じた。
◎セミナーで取り扱った内容について、より詳しく知るためにどこの情報にアクセスすればよいのかも
はっきりと明示していただけたのでメモに追われることなく、講義そのものに集中できて有難かった。
◎包括的な内容で、専門性・網羅性共に十分だった。新たな発見も多くとても有意義な時間を過ごすことが出来た。
◎この分野で日本の先頭に立つ方だと思うので、貴重な公演を聞けて良かった。
講師
早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 応用化学科 教授 関根泰 氏
【講師紹介】
□専門:物理化学、触媒化学、工業化学
□経歴:
1998年 東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻 助手
2001年 早稲田大学理工学部応用化学科 助手
2003年 早稲田大学ナノ理工学研究機構 講師
2006年 早稲田大学理工学術院応用化学科 講師
2007年 早稲田大学理工学術院応用化学科 准教授
2011年 JSTフェロー(研究開発戦略センター・環境エネルギーユニットフェロー)(兼務・出向2011/4-)
2012年より現職
□業界での活動:
政府グリーンイノベーション戦略推進会議・グリーンイノベーションプロジェクト部会等で委員や座長を務める。
JSTさきがけ総括、JSTフェロー、イギリス王立化学会フェロー、NEDO総括、Elsevier「Fuel」誌基幹エディター等
をつとめ、研究者としても200報以上の国際的に著名な雑誌への論文執筆あり。
セミナー趣旨、ポイント
米国が世界の経済ルールに揺さぶりをかけ、資源大国の旗を明確にかかげる中で、資源のほとんどを輸入に頼る我が国においては、今後の方向性をどうしたらよいのかの迷いが見られる。
そのような状況の中、地政学的に見た資源の位置づけと各国の置かれる状況を整理し、我が国がカーボンニュートラル実現に向けてどのような戦略を考えていくのが良いのかについて、多様な情報をもとにあらためて整理し紹介したい。その上で、我が国は各国と手を携えて、地下資源に頼ってきた時代から、地上資源に頼る時代へとパラダイムシフトをしていかねばならない。そのための水素・アンモニア・合成燃料関連技術の現状と今後について展望する。
プログラム
1.地球の置かれている状況
1.1 エネルギーと物質の流れ
1.2 地政学的に見た資源の状況と我が国へのその影響
1.3 カーボンニュートラルの必要性は今後どうなるか
2.カーボンニュートラルのための技術
2.1 再生可能エネルギーをどう活かすか
2.2 電池と水素、エネルギーキャリア
2.3 二酸化炭素の回収と再資源化
3.水素とアンモニアに関する技術の今後
4.合成燃料関連の技術の今後
5.最後に・今後の展望とまとめ