シランカップリング剤の反応メカニズム解析、界面(層)形成・表面の反応状態の分析・評価方法

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アーカイブ配信を受け付けております。お申し込み期限:2025年7月11日(金)まで

  • 開催日2025年6月25日(水)
  • 形態オンライン【アーカイブ配信あり】

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • シランカップリング剤の反応メカニズムと影響因子
  • 無機・有機界面における界面層形成と評価
  • 表面分析手法の基礎と応用

こんな方におすすめです

  • シランカップリング剤の利用を検討している研究者
  • 材料の界面特性に関する知識を深めたい技術者
  • ナノ材料開発に関わる研究者
セミナータイトルシランカップリング剤の反応メカニズム解析、界面(層)形成・表面の反応状態の分析・評価方法
開催日時

【オンライン配信】
2025年6月25日(水)13:00~16:30
お申し込み期限:2025年6月25日(水)12:30まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年7月11日(金)~2025年7月25日(金)
お申し込み期限:2025年7月11日(金)まで

開催場所

オンライン

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料49,500円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は、配信開始日からダウンロード可となります。

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シランカップリング剤の反応メカニズム解析、界面(層)形成・表面の反応状態の分析・評価方法

~シランカップリング剤で処理した界面では何が起こっているのか~

シランラップリング剤の添加効果・反応のはかり方、処理した界面では何が起こるのか
加水分解・重縮合反応に及ぼすphの影響、反応前処理の影響、溶媒・反応物濃度の影響、反応環境(気相・液相)の影響
処理表面の被覆量の分析・解析と各種分析手法の基礎的事項とその有効性
実用上重要となる各種無機・有機界面との界面層形成と界面反応の評価・分析方法
「理想的」界面層と「実際の」界面層は何故違ってくるのか

シランカップリング剤を最適・効果的に添加、使用するための分析・評価
加水分解・重縮合の進行状況の評価
シランカップリング剤の反応に影響する諸因子の解明と制御

講師

宇都宮大学 工学部 基盤工学科 応用化学コース 教授 博士(工学)  佐藤 正秀 氏
【講師紹介】https://www.science-t.com/lecturer/21571.html

セミナー趣旨、ポイント

 シランカップリング剤は従来から無機・有機材料界面でのぬれ、接着性、相容性向上のために広く使われており、さらに近年ではナノスケールで均一化された無機・有機コンポジット/ハイブリッド系材料開発に不可欠なものとなっています。
 本講では、シランカップリング剤の加水分解から重縮合にいたる反応性に影響するさまざまな因子、シランカップリング剤の反応メカニズムや、実用上重要となる各種無機・有機界面との界面層形成と界面反応の評価・分析方法について概説します。

得られる知識

・シランカップリング剤に関する基礎的事項
・シランカップリング剤の選択基準
・シランカップリング剤反応性評価
・シランカップリング剤の反応性評価に関連する各種表面分析の基礎的事項

プログラム

1.シランカップリング剤の反応メカニズム
 1.1 シランカップリング剤の反応
 1.2 加水分解反応
 1.3 重縮合反応

2.シランカップリング剤の反応に影響する諸因子
 2.1 加水分解・重縮合反応に及ぼすphの影響
 2.2 反応前処理の影響
 2.3 溶媒、反応物濃度の影響
 2.4 反応環境(気相・液相)の影響

3.シランカップリング剤の界面層形成
 3.1 酸化物無機材料への界面形成
 3.2 金属無機材料へのメルカプト基を介する界面形成
 3.3 有機材料へのメルカプト基を介する界面形成
 3.4 有機材料へのエポキシ基を介する界面形成
 3.5 有機材料へのアミノ基を介する界面形成
 3.6 チオール/ホスホン酸SAMの概要
 3.7 ヒドロキシ基を介したチオール/ホスホン酸-有機シラン複合膜の形成
 3.8 シランカップリング剤を用いる分子接合界面形成

4.粉体/基板表面とシランカップリング剤の界面層形成評価
 4.1 FT-IRによる評価
 4.2 BETによる評価
 4.3 ゼータ電位による評価
 4.4 XPSによる評価
 4.5 SEM/EDX, STEM/EDXによる評価
 4.6 AFMによる評価
 4.7 接触角測定とXPS、AFM
 4.8 ナノスケールで見る「理想的」界面層と「実際の」界面層

質疑応答

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