製造を見据えたラボでの晶析検討/スケールアップと結晶の品質制御・トラブル事例および共結晶の基礎・テクニック

  • 開催日2025年6月20日(金)
  • 形態オンライン【アーカイブ配信あり】

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 晶析の基礎知識と実践的なテクニック
  • 結晶品質の向上とトラブルシューティング
  • スケールアップと共結晶に関する知識

こんな方におすすめです

  • 結晶・固体の製造に関わる技術者
  • 晶析プロセスの改善を目指す研究者
  • 製造プロセスのスケールアップに関わる技術者
セミナータイトル製造を見据えたラボでの晶析検討/スケールアップと結晶の品質制御・トラブル事例および共結晶の基礎・テクニック
開催日時

【オンライン配信】
2025年6月20日(金)13:00~16:30
お申し込み期限:2025年6月20日(金)12:30まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年7月4日(金)~2025年7月17日(木)
お申し込み期限:2025年7月4日(金)まで

【オンライン配信】
・受講者特典としてこのセミナーはアーカイブ付きです
 視聴期間:2025/7/4(金)~2025/7/17(木)
・セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
・オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

開催場所

オンライン

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料49,500円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用
・研修パック(3名以上で1人あたり19,800円)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は、配信開始日からダウンロード可となります。

製造を見据えたラボでの晶析検討/スケールアップと結晶の品質制御・トラブル事例および共結晶の基礎・テクニック

Excelを用いた結晶純度予測シミュレーション演習【分配係数の算出と不純物予測】

晶析は、「職人」と呼ばれるベテラン技術者の勘と経験で条件設定をしていることが多い、、、
これまでの開発経験から晶析の検討時に考慮する必要がある結晶品質、スケールアップ時の条件設定などの
「職人技」の一端を、実例を交えて分かり易くお伝えします!

講師

味の素(株) バイオ・ファイン研究所 セイボリーグループ 博士(工学) 洗 洵 氏
【講師紹介】https://www.science-t.com/lecturer/45931.html

 専門:結晶工学、分離工学
 主な研究・業務:医薬・食品添加物用アミノ酸、および食品素材の製造プロセス開発

セミナー趣旨、ポイント

 晶析は結晶、固体を製造するメーカーにとって必ず行う単位工程の1つですが、確固たる理論体系が確立されていないため、「職人」と呼ばれるベテラン技術者の勘と経験で条件設定をしていることが多いのが実情です。
 本講習会では、これまでの開発経験から晶析の検討時に考慮する必要がある結晶品質、スケールアップ時の条件設定などの「職人技」の一端を、実例を交えて分かり易くお伝えします。また、Excelを用いた結晶純度予測シミュレーションについても演習を交えて解説します。

得られる知識

▼晶析の基礎知識
▼適切な結晶品質の考え方
▼結晶品質を向上させる手法
▼スケールアップのポイント
▼共結晶に関する基礎的な知識・テクニック

プログラム

1.晶析の基礎
 1.1 イントロダクション
 1.2 晶析の歴史
 1.3 晶析の役割
 1.4 晶析方法

2.結晶の品質
 2.1 結晶に求められる品質項目
   ・粒径
   ・晶癖(結晶外観)
   ・純度、不純物プロファイル
   ・結晶多形
   ・残留溶媒
 2.2 結晶品質に関するトラブル事例

3.ラボでの晶析検討
 3.1 晶析工程の目標値、基準の設定
 3.2 各目標値に到達するために変化させるパラメーター
 3.3 不純物と分配係数
 3.4 分離工程

4.演習 ~分配係数の算出と不純物予測~

5.生産性の検討
 5.1 目標値、基準の設定
 5.2 ダウンスケール系の構築

6.トピックス:共結晶
 6.1 共結晶とは
 6.2 共結晶の作成方法
 6.3 共結晶の応用分野と事例
 6.4 共結晶のスクリーニング

□質疑応答□