セミナー概要
セミナーのテーマ
- TPP(ターゲットプロダクトプロファイル)の作成と活用
- 事業性評価を通じた意思決定と製品価値最大化
- 売上予測と事業性評価の連携
こんな方におすすめです
- 経営企画部門の方
- 研究開発部門の方
- マーケティング部門の方
セミナータイトル | 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 【TPPを用いた意思決定への反映方法とTPPと事業性評価の連動性】 |
開催日時 | 【オンライン配信】 【アーカイブ配信】 【オンライン配信】 |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 49,500円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。 ※アーカイブ配信受講の場合は、配信開始日からダウンロード可となります。 |
意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 【TPPを用いた意思決定への反映方法とTPPと事業性評価の連動性】
~TPP作成ポイント、タイミング、作成部署、早期段階での策定方法~
投資の意思決定にむけた各部門・部署・製品チームの社内コンフリクト解消に向けて
開発品の価値評価や優先度設定の判断基準として用いられる事業性評価を取り上げ、
その基になる製品プロファイル(TPP)をどのように作成し、
事業性評価を通じて意思決定や製品価値最大化に活用するのか、
ポイントを整理し事例も交えて解説する!
講師
中外製薬(株)
ビジネスインサイト&ストラテジー部
ビジネスアナリシスプロフェッショナル 高山 健次 氏
【講師紹介】https://www.science-t.com/lecturer/37181.html
セミナー趣旨、ポイント
医薬品開発には、長期的かつ多額な費用と人的資源を要する一方で、成功確率が低いため、投資の意思決定は慎重にならざるを得ない。経営としては見込みの薄い開発品への投資は避けたいが、各部門・部署・製品チームは各々の虎の子を守るべく、社内コンフリクトが発生する可能性もある。一方、選り好みをするほど開発品が多くないのも現実であり、失敗するまで投資を続けるといった悲劇も起きかねない。
本講座では、開発品の価値評価や優先度設定の判断基準として用いられる事業性評価を取り上げ、その基になる製品プロファイル(TPP)をどのように作成し、事業性評価を通じて意思決定や製品価値最大化に活用するのか、ポイントを整理し事例も交えて解説する。
▼得られる知識▼
本セミナーを通じて、経営企画、研究開発、ライセンス、市場調査、マーケティング、製薬などご担当の方には、事業性評価がどのように実施され、意思決定に活用されているのかを学ぶこと、また事業性評価をご担当の方には、どのように事業性を評価して経営や製品チームに貢献していくのかを参考に、課題解決の一助となることを期待する。
プログラム
1.中外製薬(株)とは?
・会社概、ミッションステートメント
・自主独立経営を行うビジネスモデル、ロシュとの戦略的提携
2.製品ポテンシャルを可視化する売上予測とその概念
・売上予測の4つの目的とタイミング、典型的な予測モデル
・売上予測の研究開発ステージと粒度
・ビジネスの価値評価として売上予測は万能か
・意思決定を惑わす様々な認知バイアス
・戦略的マネジメントとオペレーションマネジメントの関係
3.意思決定を支援する事業性評価とその概念
・事業性評価のゴール、4つの目的とタイミング
・事業性評価を理解する上での重要な指標
・事業リスクと4つの事業性評価の実施方法
・正味現在価値(NPV)と不確実性を考慮した正味現在価値(eNPV)
・意思決定の質を高めるために重要な6つの要素
4.意思決定に向けたTPPの設定
・TPP作成の意義と作成のポイント
・TPP作成タイミングと作成部署
・早期段階でのTPPの策定方法
・環境分析とTPPの関係
・TPPを達成した製品で将来のUMNは変わり得る
・TPP作成のための市場からのインサイト抽出方法
・TPPに重要な3つのポイント
・事例から見えてくるTPPの重要性
5.製品チームや経営から信頼の得られる事業性評価を目指して
・中外製薬のLCM体制
・中外製薬での事業性評価実施の流れと、確認ポイント
・事業性評価がネガティブとなった場合の対処方法
・事業性評価の役割と目指すところ
・市場調査と事業性評価の関係
□質疑応答□