セミナー概要
セミナーのテーマ
- 光学フィルムの基礎原理と機能
- ディスプレイ光学フィルムの市場動向
- 次世代ディスプレイへの応用展開
こんな方におすすめです
- 光学フィルムやフォトニクスポリマー関連の技術開発者
- マーケティング担当者、デバイス開発者
- ディスプレイ関連技術に興味のある方
セミナータイトル | ディスプレイ向け光学フィルムの基礎・市場と高機能化技術トレンド |
開催日時 | 【オンライン配信】 ・このセミナーはアーカイブ付きです。 |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 49,500円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。 |
ディスプレイ向け光学フィルムの基礎・市場と高機能化技術トレンド
技術開発 / 市場動向 両方の視点から、
高機能化のトレンドと次世代ディスプレイへの応用展開を俯瞰する
PMMA、PC、PET、TAC、COP、PIなどのフォトニクスポリマーの基礎に加え、
偏光板・反射防止フィルム・輝度向上フィルム・複屈折制御フィルムなど、ディスプレイを構成する
光学フィルムの種類・機能と市場動向を解説。
さらに、フレキシブル/フォルダブル対応や防汚・モスアイ構造など、共通する高機能化トレンドを紹介し、
有機EL、量子ドット、μLED、XR(スマートグラス)、車載ディスプレイなど次世代ディスプレイへの応用展開にも言及。
技術・市場の双方の視点から光学フィルムについて速習します。
講師
(株)FT-Net 代表取締役社長 技術士(応用理学部門、物理及び化学) 青崎 耕 氏
【専門】光・電子など先端産業向けに主としてフッ素化学の新素材の開発企画および事業化
【講師詳細】https://www.science-t.com/lecturer/29249.html
セミナー趣旨、ポイント
ディスプレイ向け光学フィルムは、液晶ディスプレイに欠かせない機能を果たしており、全世界で年間約数兆円という巨大な市場を形成している。本セミナーでは、現在の光学フィルム技術の基礎を把握したうえで、将来のトレンドを展望する。まずは光学フィルムおよびそれを構成するフォトニクスポリマーの基礎原理及び高度な諸機能について解説を行い、併せて講師の専門である「フッ素化学」が果たす役割についても紹介する。次に、次世代である有機EL、マイクロLEDや車載ディスプレイなどへの光学フィルムの応用の可能性について紹介する。
こんな方におすすめ
・光学フィルムや光学用樹脂(フォトニクスポリマー)関連の技術開発者
・マーケティング担当者、あるいはそれらを活用するデバイス開発者
得られる知識
・光学フィルムの機能および原理
・光学フィルムの市場および将来動向
・次世代ディスプレイ方式における光学フィルムの役割
プログラム
1.光学フィルムを構成するフォトニクスポリマーの概要
1.1 光学機能とフォトニクスポリマーの分類
1.2 フォトニクスポリマーの個別紹介(分子構造、光学特性)
・PMMA、PC、PS、PET、PVA、TAC、COP、PI 等
1.3 フッ素系フォトニクスポリマーの紹介
2.ディスプレイ光学フィルムの基礎と市場
2.1 フラットパネルディスプレイ及び光学フィルムの沿革
2.2 ディスプレイ光学フィルムの種類・機能と市場動向
2.3 ディスプレイ光学フィルムの原理と特徴(個別紹介)
・偏光板(位相差、直線偏光、円偏光、楕円偏光)
・反射防止フィルム(光学薄膜による多層コート原理)
・輝度向上フィルム
・複屈折制御フィルム(複屈折ゼロ、超複屈折)
・その他のディスプレイ光学フィルム
3.今後のディスプレイに向けた光学フィルムの応用
3.1 ディスプレイに共通する光学フィルムの高機能化技術トレンド
・フレキシブル・フォルダブル対応
・指紋付着防止(防汚)
・モスアイ反射防止
・ナノインプリント、など
3.2 次世代ディスプレイに向けた光学フィルムの応用の可能性
・車載用ディスプレイ
(大型化、曲面化、電子ミラー、ヘッドアップディスプレイ 等)
・透明ディスプレイ
・量子ドット
・有機ELディスプレイ
・マイクロLEDディスプレイ
・XR(スマートグラス)の最近のトレンド紹介
□質疑応答□