ICH M7/ニトロソアミン不純物のリスク評価・限度値設定と新規ニトロソアミン類の許容摂取量におけるCPCAとリードアクロス設定基準の考え方

  • 開催日2025年10月29日(水)
  • 形態オンライン【アーカイブ配信あり】

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • ICH M7ガイドラインに基づく不純物評価
  • ニトロソアミン類の許容摂取量設定(CPCA、リードアクロス)
  • 国内外のニトロソアミン類評価の最新動向

こんな方におすすめです

  • 医薬品開発・製造に関わる研究者
  • 安全性評価に関わる担当者
  • 規制対応に関わる方
セミナータイトルICH M7/ニトロソアミン不純物のリスク評価・限度値設定と新規ニトロソアミン類の許容摂取量におけるCPCAとリードアクロス設定基準の考え方
開催日時

【オンライン配信】
2025年10月29日(水)13:00~16:45
お申し込み期限:2025年10月29日(水)12:30まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年11月13日(木)~2025年11月27日(木)
お申し込み期限:2025年11月13日(木)まで

【オンライン配信】
・受講者特典としてこのセミナーはアーカイブ付きです
 視聴期間:2025/11/13(木)~2025/11/27(木)
・セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
・オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

開催場所

オンライン

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料49,500円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用
・研修パック(3名以上で1人あたり19,800円)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は、配信開始日からダウンロード可となります。

ICH M7/ニトロソアミン不純物のリスク評価・限度値設定と新規ニトロソアミン類の許容摂取量におけるCPCAとリードアクロス設定基準の考え方

発がん性情報のないニトロソアミン類のリードアクロスによる許容値設定
Expert Judgmentを実施する上での留意点

第1部『ICH M7: 医薬品中DNA反応性(変異原性) 不純物の評価』
第2部『新規ニトロソアミン類の許容摂取量におけるCPCAとリードアクロス設定基準の考え方』

・ICH M7に対応した医薬品中不純物の変異原性評価の流れ
・TTCアプローチ等を活用した許容摂取量設定
・国内外におけるニトロソアミン類の評価の最新動向
・TD50やBMDL10の算出
・CPCAによるAI設定/リードアクロスによるAI設定

講師

第1部(13:00~14:45)
(一財)化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 評価事業部
新井 浩司 氏
【講師紹介】
https://www.science-t.com/lecturer/55709.html

第2部(15:00~16:45)
(一財)化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 評価事業部
林 多恵 氏
【講師紹介】
https://www.science-t.com/lecturer/25824.html

こんな方におすすめ

得られる知識

プログラム

第1部(13:00~14:45)
『ICH M7: 医薬品中DNA反応性(変異原性) 不純物の評価』

趣旨:
 ICH M7は、医薬品原薬及び製剤中に含まれる変異原性不純物についての安全性確認及び管理に関するガイドラインです。本講演では、ICH M7で求められている不純物の評価(既存情報調査及び(Q)SAR評価)及び分類方法について標準的な流れを説明すると共に、Expert Judgmentを実施する上での留意点を、事例を交えて紹介します。

得られる知識:
・ICH M7概要
・ICH M7に対応した医薬品中不純物の変異原性評価の流れ
・TTCアプローチ等を活用した許容摂取量設定の概要

講演内容項目:
標準的な評価フロー
  ・既存情報調査
  ・(Q)SAR評価
  ・不純物クラス分類
(Q)SAR評価の実践
  ・(Q)SARツールの種類
  ・知識ベースとは
  ・統計ベースとは
  ・(Q)SARツールで得られた結果の判断
許容摂取量の設定
  ・TTCに基づく許容摂取量
  ・COC(ニトロソアミン類など)について
□質疑応答□


第2部(15:00~16:45)
『新規ニトロソアミン類の許容摂取量におけるCPCAとリードアクロス設定基準の考え方』

趣旨:
 I近年、医薬品へのニトロソアミン類混入が問題となり、日米欧の規制当局によりリスク評価の実施が求められています。ニトロソアミン原薬関連不純物 (NDSRI) は発がん性情報がないため、物質固有の毒性情報に基づく許容摂取量(AI)設定ができないことが課題となっています。本講演では、ニトロソアミン類の許容摂取量の設定方法について基本的な手順を解説するとともに、発がん性情報のないニトロソアミン類のリードアクロスによる許容値設定について、考慮すべき点や事例についてご紹介します。

得られる知識:
・国内外におけるニトロソアミン類の評価の最新動向
・TD50やBMDL10の算出
・CPCAによるAI設定
・リードアクロスによるAI設定

講演内容項目:
発がん性物質の許容摂取量AIについて
  ・許容摂取量AI(Acceptable Intake)とは
  ・毒性の閾値と評価手法
  ・AIの設定手順
  ・TD50やBMDL10の算出方法
  ・一生涯より短い期間 (LTL) のばく露に関する許容摂取量の設定
リードアクロスに基づくニトロソアミン類のAI設定検討
  ・リードアクロスとは
  ・RAに基づくニトロソアミンのAI設定及び事例紹介
□質疑応答□