液浸冷却(浸漬冷却)用材料開発における最新動向

  • 開催日2025年10月24日(金)
  • 形態ライブ配信+アーカイブ配信

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 液浸冷却用材料と特性
  • EV用駆動電池とデータセンターの冷却技術
  • 単相冷却と二相冷却の比較

こんな方におすすめです

  • EV駆動用電池の冷却技術に関心のある方
  • データセンターの熱対策に関心のある方
  • 冷却液、冷却システム、熱マネジメントシステム関連の研究開発/市場調査担当者
セミナータイトル液浸冷却(浸漬冷却)用材料開発における最新動向
開催日時 【ライブ配信】

2025年10月24日(金)10:30~12:00
お申し込み期限:2025年10月24日(金)10:00まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年10月27日(月)~2025年11月2日(日)

・このセミナーはアーカイブ付きです。
 視聴期間:10月27日(月)~11月2日(日)
・セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
・オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

開催場所/配信の補足・注意事項

【ライブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのS&T会員マイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのS&T会員マイページより視聴いただけます。
・視聴期間は終了の翌営業日から7日間を予定しています。またアーカイブは原則として編集は行いません。
・視聴ページは、開催翌営業日の午前中には、主催会社様HPのS&T会員マイページにリンクを設定します。

受講料27,500円

定価:本体25,000円+税2,500円
E-Mail案内登録価格:本体23,700円+税2,370円

主催サイエンス&テクノロジー
備考■配布資料
製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

液浸冷却(浸漬冷却)用材料開発における最新動向

注目を集める冷却技術の変遷、企業とその研究開発、採用動向を解説
【動向が学べる90分セミナー】

急速充電の需要増加を背景に抱える、EV用電池の冷却技術として。
サーバーの処理能力とともに発熱量が増大する、データーセンターの冷却技術として。

注目されている「液浸冷却(浸漬冷却)」技術の、
液浸冷却に用いられる様々な材料や、それらを開発・採用している各社の取り組みを解説。

■この講座のポイント
・液浸冷却用媒体の種類とその特性
・主要プレイヤーと研究開発動向
 (3M、Shell、メルセデス・ベンツ、Dow、Freudenberg、ENEOS 等)
・液浸冷却の歴史と応用分野の変遷
・熱マネジメント技術の根幹に関わる、単相冷却 vs 二相冷却 比較


データーセンター/EVバッテリーの冷却と、その用途は大きく異なりますが、
多くの技術的共通点、更には関与するメーカーも重複するところがあります。

環境規制によるフッ素系材料への影響が大きく見込まれる今、
冷却液(媒体)、液浸冷却システム、熱マネジメントシステム関連、
EV駆動用電池やサーバー冷却技術等の研究開発/市場調査などに当セミナーをお役立てください!

業務の合間に参加しやすい 90分セミナー(10:30~12:00)
当日受講できなくなっても安心の【アーカイブ配信】付 ※翌営業日から視聴可

講師

原 潤一郎 氏 (元・日産自動車、元・カルソニックカンセイ)

【専門】自動車の熱マネジメント技術、先進接合技術、CFD、多変量解析法(因子分析法)など
【所属】
1981年~1995年 :日産自動車(株)
1995年~2019年 :カルソニックカンセイ(株)(現・マレリ(株))

【業績】
日産自動車:
電気自動車用ヒートポンプの開発、自然風配風ベンチレーション(いずれも採用済み)、
CFDによる三次元車室内熱流れ解析(世界初)
カルソニックカンセイ:
CO2エアコンの開発、薄型統合熱交換器SLIM、VGフィン付きEGRクーラー
学会(自動車技術会):
空調レビュー、1Dシミュレーション解析手法の普及
執筆:
自動車設計と解析シミュレーション(培風館1980年共著)、
自動車の百科事典(丸善2010年共著)、
空調レビュー(自動車技術会2014年~)、
専門技術書41書(共著;例 自動車熱マネジメント・空調技術 サイエンス&テクノロジー2019年)
外部セミナー:
111回(熱マネジメント技術関係など)

【受賞】
自動車技術会論文賞(SLIM[薄型統合熱交換器]論文、2013年)、  
自動車技術会部門貢献賞(1Dシミュレーションによる解析の普及、2014年)

セミナー趣旨、ポイント

 電気自動車における駆動用電池の課題のひとつが,急速充電時の著しい発熱です。さらに,AI(人工知能)の急速な普及に伴い,データーセンターにおけるサーバーの発熱量も深刻な課題となっています。従来の冷却方式の容量拡張では対応が困難になりつつあり,革新的な冷却技術の導入が求められています。
液浸(浸漬)冷却は古くから知られる手法ですが,特に脚光を浴びたのはスーパーコンピュータCRAY-2に採用されたときでした。しかしその後,低電力のCMOS技術の普及により一時的に衰退を余儀なくされました。
近年,電池やサーバーの発熱量の増加に伴い,この液浸冷却方式が再び注目を集めています。

 本セミナーでは,電気自動車の電池冷却を中心に,データーセンターにおける熱対策についても解説いたします。

得られる知識

液浸(浸漬)冷却全般の知識  
電気自動車(EV)の駆動電池冷却方式
データーセンターの冷却方式
各社の開発状況
単相冷却と二相冷却の比較

プログラム

1.液浸(浸漬)冷却用材料

2.CRAY-2

3.歴史

4.電気自動車(EV)用駆動電池の冷却

5.データーセンターの冷却

6.各社の開発 (XING,SHELL,Freudenberg,Valeo,ENEOSなど)

7.理想的な冷却方式

8.単相冷却 vs 二相冷却比較

□ 質疑応答 □

※資料作成中につき、予告なく内容の変更ならびに追加の可能性がございます。