超臨界/亜臨界流体の基礎・溶媒特性と プラスチックのリサイクルおよび合成への応用

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 超臨界/亜臨界流体の基礎と溶媒特性
  • プラスチックのリサイクル技術とその応用
  • 超臨界/亜臨界流体を用いた実験装置の製作と運転

こんな方におすすめです

  • 企業や公設研究機関等の技術者、研究者、研究管理者
  • 超臨界/亜臨界流体技術の初心者、中堅の方
  • プラスチックリサイクル技術に関心のある方
セミナータイトル超臨界/亜臨界流体の基礎・溶媒特性と プラスチックのリサイクルおよび合成への応用
開催日時 【ライブ配信】

2025年8月25日(月)13:00~16:30
お申し込み期限:2025年8月25日(月)12:30まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年9月9日(火)~2025年9月24日(水)
お申し込み期限:2025年9月9日(火)まで

開催場所/配信の補足・注意事項

【ライブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのS&T会員マイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのS&T会員マイページより視聴いただけます。

受講料49,500円

定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円

受講者2名以上の場合:【2名同時申込で1名無料】対象セミナー
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)

※2名様ともE-Mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は、代表者にS&T会員マイページにて発行いたします(PDF)。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
受講者1名の場合:テレワーク応援キャンペーン【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
定価:本体36,000円+税3,600円
E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※他の割引は併用できません。
主催サイエンス&テクノロジー
備考■配布資料
ライブ配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

超臨界/亜臨界流体の基礎・溶媒特性と プラスチックのリサイクルおよび合成への応用

~ グリーンサステイナブルケミストリー実現に向けた利用技術 ~

難分解性プラスチックや混合廃棄物を、超臨界/亜臨界流体を用いて効率よくリサイクルする技術を開発した講師が、環境負荷低減性や脱有機溶媒の観点から近年ますます注目されている超臨界/亜臨界流体について、その基礎知識から応用の現状と課題、今後の展望までを解説します。
・ 注目の「亜臨界水を用いるポリ塩化ビニルの脱塩素化技術」とは?
・ 超臨界/亜臨界流体の基礎とその特異な溶媒特性とは?
・ 小型バッチから連続型まで、超臨界/亜臨界流体を用いる実験装置の製作・運転方法も解説!

講師

静岡大学 創造科学技術大学院 特任教授 工学博士 佐古 猛 氏
【専門】超臨界流体工学、分離工学、反応工学などの化学工学の分野
【略歴】
1977年 通産省工業技術院物質工学工業技術研究所(現産総研) 研究員
1986年 9月~87年9月 カリフォルニア大学バークレー校 客員研究員
2000年 静岡大学工学部物質工学科 教授
2013年 静岡大学工学部 工学部長
2018年 静岡大学特任教授
2019年 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS) 研究代表
2022年 電線総合技術センター(JECTEC) 会長
【受賞】
2023年 リサイクル技術開発本多賞
「亜臨界・超臨界流体を用いる難分解性プラスチックのケミカル/マテリアル複合リサイクル技術の開発」他多数
https://www.cjc.or.jp/commend/honda.html

セミナー趣旨、ポイント

 超臨界/亜臨界流体の基礎とその特異な溶媒特性を解説し、有望なプラスチックのリサイクルおよび合成・化工技術の現状と課題、今後の方向について説明する。更に超臨界/亜臨界流体を用いる実験装置の製作・実験方法を説明する。

こんな方におすすめ

・企業や公設研究機関等の技術者、研究者、研究管理者
・超臨界/亜臨界流体技術の初心者、中堅の方を対象
・受講に当たっての予備知識は不要

得られる知識

(1) 超臨界/亜臨界流体の基礎知識と安全に取り扱う技術
(2) プラスチックリサイクル技術の現状と課題
(3) 超臨界/亜臨界流体を用いるプラスチックリサイクル技術の現状、利点、課題
(4) 亜臨界水を用いるポリ塩化ビニルの脱塩素化技術の特徴
(4) 超臨界二酸化炭素を用いるプラスチックの合成、加工技術の現状、利点、課題
(5) 超臨界/亜臨界流体を用いる実験装置の製作・運転技術

プログラム

1.超臨界/亜臨界流体の基礎と溶媒特性
 1.1 超臨界/亜臨界流体とは?
 1.2 グリーンサステイナブルケミストリーへの応用
 1.3 超臨界/亜臨界流体技術の社会実装の状況と大型プラント

2.超臨界/亜臨界流体を用いるプラスチックのリサイクル技術
 2.1 プラスチックのリサイクル技術の現状
 2.2 超臨界/亜臨界流体を用いるプラスチックリサイクル技術の利点と課題
 2.3 超臨界メタノールによる架橋ポリエチレンのケミカル+マテリアルリサイクル
 2.4 超臨界メタノール及び亜臨界水による炭素繊維強化プラスチックのリサイクル
 2.5 亜臨界水処理によるプラスチック+バイオマス混合廃棄物の固体燃料化
 2.6 亜臨界水を用いる多層フィルムのケミカルリサイクル
 2.7 超臨界メタノールによるPET、PENのケミカルリサイクル
 2.8 超臨界/亜臨界水によるガラス繊維強化プラスチックのリサイクル
 2.9 亜臨界水を用いるプラスチック混合廃棄物からの液体燃料、ナフサ製造
 2.10 亜臨界水を用いるポリ塩化ビニルの脱塩素化技術

3.超臨界二酸化炭素を用いるポリマー合成・化工技術
 3.1 超臨界二酸化炭素中でのポリ乳酸の合成
 3.2 超臨界二酸化炭素中でのポリスチレン微粒子の合成
 3.3 超臨界二酸化炭素を用いる微粒子のポリマーコーティング

4.超臨界/亜臨界流体を用いるプラスチック分解装置の製作
 4.1 小型バッチ装置(小規模の探索研究)
 4.2 連続型流通装置(大型化に必要なデータの取得)

5.まとめ