エクソソームの特性と改変によるDDS開発と体内動態

  • 開催日2025年9月25日(木)
  • 形態ライブ配信

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • エクソソームの基礎知識と細胞外小胞
  • エクソソームを用いたDDS開発
  • エクソソームの体内動態と臨床応用

こんな方におすすめです

  • 創薬研究に携わる研究者
  • DDS開発に興味のある方
  • エクソソーム研究の最新情報を知りたい方
セミナータイトルエクソソームの特性と改変によるDDS開発と体内動態
開催日時 【ライブ配信】

2025年9月25日(木)13:00~15:30
お申し込み期限:2025年9月25日(木)12:30まで

開催場所/配信の補足・注意事項

・本セミナーは、主催会社様HPのS&T会員マイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

受講料39,600円

定価:本体36,000円+税3,600円
E-Mail案内登録価格:本体34,200円+税3,420円

受講者2名以上の場合:【2名同時申込で1名無料】対象セミナー
【2名同時申込みで1名分キャンペーン(2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額の24,750円)】
▼1名分無料適用条件
※2名様ともE-Mail案内登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
受講者1名の場合:テレワーク応援キャンペーン【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込み:受講料( 定価:27,500円/E-Mail案内登録価格 26,070円 )
定価:本体25,000円+税2,500円
E-Mail案内登録価格:本体23,700円+税2,370円
※他の割引は併用できません。
主催サイエンス&テクノロジー
備考■配布資料
PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのS&T会員マイページよりダウンロード可となります。

エクソソームの特性と改変によるDDS開発と体内動態

~ エクソソームの特徴を利用した薬物輸送システム(DDS)の開発 ~

< エクソソームをはじめとした細胞外小胞の性質・物性の理解 >

※エクソソームの生合成機構や疾患との関連性、エクソソームを用いたDDSの利点や課題を紹介※
・エクソソームの単離精製・薬物搭載法
・エクソソームの品質管理
・エクソソームによるDDS
・エクソソームの体内動態

講師

東京科学大学 生命理工学院 教授 博士(学術) 山吉 麻子 先生

【経歴】
2003年7月  京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了
博士(学術)
2003年8月  九州大学 生体防御医学研究所・学術研究員
2005年4月  九州大学 先導物質化学研究所・特任助手
2007年3月  京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科・助手
2007年5月  京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科・助教
2015年4月  京都大学 白眉センター・特定准教授
2017年10月 (兼任)JSTさきがけ研究者(2021年3月まで)
2018年3月  長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科・教授
2024年5月  東京工業大学 生命理工学院・教授
2024年10月  東京科学大学 生命理工学院・教授

【専門/主な業務】
核酸医薬・核酸化学・エクソソーム・光操作・DDS

セミナー趣旨、ポイント

エクソソームは、あらゆる細胞が分泌するナノスケールの細胞外小胞であり、体内で様々な生体分子の輸送を担うものです。このエクソソームの特徴を利用した薬物輸送システム(DDS)の開発が世界中で行われており、臨床試験に進んでいるものも報告されています。
しかし、以前として技術的な課題も多く残っているのが現状です。本セミナーではエクソソームの生合成機構や疾患との関連性、エクソソームを用いたDDSの利点や課題、その将来性について紹介します。

◆講習会のねらい◆
 エクソソームをはじめとした細胞外小胞の性質・物性の理解とDDS担体としての将来性等の情報

プログラム

1. エクソソームとは?
 1.1 エクソソーム(Exosome)とExtracellular vesicles (EVs)
 1.2 エクソソーム研究の歴史
 1.3 エクソソーム内包物
 1.4 エクソソームと細胞間コミュニケーション
 1.5 エクソソームと疾患との関係

2. エクソソームの単離精製・薬物搭載法
 2.1 エクソソームの回収と精製
 2.2 薬物搭載法(1)Pre-loading法
 2.3 薬物搭載法(2)Post-loading法
2.4 エクソソームの品質管理

3. エクソソームによるDDS
 3.1 エクソソームの体内動態
 3.2 エクソソームDDSの実例(核酸医薬を中心に)
 3.3 エクソソームDDSの臨床試験例 (核酸医薬を中心に)
 3.4 エクソソーム・ハイジャック型薬物輸送システム
 3.5 エクソソームDDSの課題
 3.6 エクソソームDDS・医療の今後の展望

 □質疑応答□