セミナー概要
セミナーのテーマ
- Si, SiC, GaN, Ga₂O₃の技術進化と実装課題
- パワーデバイスの材料別技術優位性と課題
- パワーデバイス産業の将来展望と日本復活への道
こんな方におすすめです
- パワーエレクトロニクス製品/パワーデバイスの開発者
- パワーエレクトロニクス製品/パワーデバイスの管理者
- パワーエレクトロニクス製品/パワーデバイスの営業担当者
セミナータイトル | 次世代パワーデバイス開発の最前線~Si・SiC・GaN・Ga₂O₃の技術進化と実装課題~ |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年9月29日(月)13:00~16:30 【アーカイブ配信】 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【ライブ配信】 |
受講料 | 49,500円 定価:本体45,000円+税4,500円 主催会社の会員ページ上に視聴や資料の案内がございますので、S&T会員登録が必須となります。未登録の場合、主催会社より新規登録手続きをさせていただきます。
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主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | ■配布資料 PDFデータ(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのS&T会員マイページよりダウンロード可となります。 ※アーカイブ配信受講の場合は、配信開始日(8/8)からダウンロード可となります。 |
次世代パワーデバイス開発の最前線~Si・SiC・GaN・Ga₂O₃の技術進化と実装課題~
量産課題と将来性から考えるパワーデバイス材料別の技術優位性と産業構造の変化
次世代パワーデバイス開発の全体像を、材料別に整理・比較。
電動化社会を支える材料別戦略を一挙解説!
パワーエレクトロニクス産業を支えるパワーデバイスの最新動向を、SiからSiC、GaN、Ga₂O₃まで広く取り上げ、各材料の特性・課題・量産性を詳細に解説します。また、今後日本が取るべき技術戦略と復活の鍵についても提言します。初学者にもわかりやすい構成で、研究・開発・事業企画に役立つ内容です。
講師
グリーンパワー山本研究所 所長 山本 秀和 氏
【専門】
半導体デバイス、半導体結晶
【兼任および経歴】
・FTB研究所 特別顧問
・パワーデバイスイネーブリング協会 理事
・千葉工業大学付属研究所 共同研究員
・元 千葉工業大学教授
・元 三菱電機パワーデバイス開発部長
【執筆書籍】
「パワーデバイス」(コロナ社)
「ワイドギャップ半導体パワーデバイス」(コロナ社)、
「現代電気電子材料」(共著、コロナ社)
「半導体LSI技術」(共著、共立出版)
「次世代パワー半導体の高性能化と産業展開」(共著、シーエムシー出版)
「はかる×わかる半導体 パワーエレクトロニクス編」(共著、日経BPコンサルティング)
「半導体デバイスの不良・故障解析技術」(共著、日科技連出版社)
「先端パワーデバイス実装技術」(共著、シーエムシー出版)
セミナー趣旨、ポイント
パワーエレクトロニクス産業を根底から支えているパワーデバイスは、当面はSiデバイスが主流で製造されるのは間違いありません。一方で、Siデバイスの性能向上に限界が見えてきており、次世代パワーデバイス用材料として、ワイドギャップ半導体が期待されています。SiC、GaNおよびGa2O3は、物性値自身がパワーデバイスに適しており、試作されたデバイスの特性は、Siデバイスを凌駕します。しかしながら、結晶品質が劣る、信頼性に不安がある、歩留まりが低い、コストが高い等々、量産化には多くの課題があります。これまで、日本はパワーデバイス産業を牽引してきましたが、その地位は徐々に落ちてきています。Siおよびワイドギャップ半導体パワーデバイス進化の歴史、課題および将来展望、さらに、日本のパワーデバイス復活への有り方について、分かりやすく、かつ詳細に解説します。
こんな方におすすめ
パワーエレクトロニクス製品/パワーデバイスの開発者、管理者、営業担当者
※初心者の受講でも問題ない
得られる知識
・パワーエレクトロニクスおよびパワーデバイスの産業構造
・パワーデバイスによる電力変換と用途
・Siパワーデバイスの高性能化の歴史
・ワイドギャップ半導体の高いポテンシャルと開発ターゲット
・パワーデバイス用結晶の特異性
・SiCパワーデバイスの優位性と課題
・GaNパワーデバイスの優位性と課題
・Ga2O3パワーデバイスの優位性と課題
・パワーデバイス産業の将来展望と日本の復活
プログラム
1.パワーエレクトロニクス/パワーデバイス産業
1.1 パワーエレクトロニクスの重要性
1.2 パワーデバイスの用途と産業構造
2.パワーデバイスの構造と高性能化の歴史
2.1 パワーデバイスの構造と要求性能
2.2 Siパワーデバイスの高性能化
3.SiCパワーデバイスの優位性と課題
3.1 SiCパワーデバイスの優位性
3.2 SiCパワーデバイスの課題
4.GaNパワーデバイスの優位性と課題
4.1 GaNパワーデバイスの優位性
4.2 GaNパワーデバイスの課題
5.Ga2O3パワーデバイスの優位性と課題
5.1 Ga2O3パワーデバイスの優位性
5.2 Ga2O3パワーデバイスの課題
6.パワーデバイスの将来展望
6.1 パワーデバイス業界の動向
6.2 日本のパワーデバイスの地位低下と復活
□質疑応答□