セミナー概要
セミナーのテーマ
- 感性・感情・印象の評価・定量化手法
- 感性・感情・印象のモデル化手法
- 生体計測による心理状態の推定
こんな方におすすめです
- 「感性・感情・印象」の評価・定量化・モデル化手法に興味のある方
- 心理学や認知科学など近接領域に興味のある方
- 技術開発や商品開発に関わる方
セミナータイトル | 「感性・感情・印象」の評価・定量化・モデル化手法と技術開発への可能性 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年8月18日(月)12:30~16:30 【アーカイブ配信】 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 49,500円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
「感性・感情・印象」の評価・定量化・モデル化手法と技術開発への可能性
★豊富な研究事例を交えて解説します!
※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
講師
早稲田大学 人間科学学術院 教授 博士(理学) 松居 辰則 氏
【ご専門】感性情報科学,知識情報科学,学習支援システム
【学会】
・教育システム情報学会 副会長
・学習分析学会 理事長
セミナー趣旨、ポイント
人間は誰しも「感性」をもっており,「感情」を表出したり,「印象」を感じて意思決定や行動選択を行います.つまり,「感性・感情・印象」は人間の人間らしさの本質であるといっても過言ではありません.しかし,「感性・感情・印象」を定量的に捉えることは困難です.一方,情報技術,特に,人工知能技術の発展に伴い,人間と技術の共生の観点からは,様々な技術開発・商品開発においても人間の「感性・感情・印象」を十分に考慮することが一層重要となります.そこで,本講演では,「感性・感情・印象」の評価・定量化・モデル化について研究事例を紹介しながら,技術としての展開の可能性を議論したいと思います.さらに,生体計測による心理状態の推定の可能性と応用や暗黙知への科学的アプローチについても議論したいと思います.
受講対象者、必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
こんな方におすすめ
「感性・感情・印象」の評価・定量化・モデル化手法に関する理論や技術のみならず,心理学や認知科学など近接領域に興味のある方を対象とします.
※セミナーの中で紹介する研究事例の中で用いている機械学習,計測技術等に関する理論についての詳細は扱いません。
得られる知識
・感性・感情・印象の評価・定量的測定手法の概要と研究事例を知る
・感性・感情・印象のモデル化手法の概要と研究事例を知る
・感性・感情・印象の評価・定量化への可能性と課題を知る
・暗黙知への科学的アプローチの概要と研究事例を知る
プログラム
1 感性,感情,印象の定量化に向けて
1-1 感性・感情・印象の科学的定義
1-2 感性・感情・印象への情報科学的アプローチ
1-3 感性・感情・印象の評価・定量的測定手法
1-4 感性・感情・印象のモデル化手法
2 評価,定量化,モデル化に向けた測定手法(事例紹介)
2-1 感性・感情・印象への心理学的アプローチ
2-2 印象のマルチモーダル評価
2-3 機械学習を用いた感性のモデル化
2-4 感情表出に関する脳機能モデリング
2-5 ロボットとのインタラクションにおける「感」の共有
2-6 暗黙知への科学的アプローチ
3 生体計測による心理状態の推定
3-1 生体計測と心理状態との関係
3-2 教育・学習文脈での心理状態の推定と学習支援の試み
4 感性・感情・印象の評価・定量化への可能性と課題