セミナー概要
セミナーのテーマ
- 吸着現象の基礎
- 吸着等温線の測定方法
- 吸着等温線の解析方法
こんな方におすすめです
- 吸着等温線の測定や解析にこれから取り組む予定の方
- 測定・解析業務に携わって1~3年の若手技術者
- 吸着等温線に興味のある新人~中堅の方
セミナータイトル | 気体吸着の基礎と応用および吸着等温線の解析 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年8月25日(月)12:30~16:30 【アーカイブ配信】 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 49,500円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
気体吸着の基礎と応用および吸着等温線の解析
講師
産業技術総合研究所 材料・化学領域 副領域長 博士(工学) 遠藤 明 氏
【略歴】
日本吸着学会 理事
日本ゼオライト学会 理事
JST戦略的国際共同研究プログラム 研究主幹
セミナー趣旨、ポイント
吸着現象は、身の回りではシリカゲルによる脱湿や活性炭による脱臭、中空糸を用いた浄水などに、工業的には化学品の高度精製等に幅広く利用されています。また、材料科学の分野では、気体分子をプローブとして吸着等温線を測定・解析することにより固体の細孔構造や表面特性を評価する重要な手法となっています。
本セミナーでは、吸着現象の基礎から吸着等温線の測定方法および解析方法について、解説を行います。正しい測定法、解析法を理解することにより、技術者・研究者の方々がより効率的に気体吸着を利用した材料評価を行うことができるようになることを目指します。
受講対象者、必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
こんな方におすすめ
吸着等温線の測定や解析にこれから取り組む予定の方や、測定・解析業務に携わって1〜3年の若手技術者や新人~中堅の方。
得られる知識
・吸着等温線の正しい測定法を理解できる。
・吸着等温線の正しい解析法を習得できる。
プログラム
1.はじめに
1-1.吸着現象とは
1-2.吸着等温線とその分類
①吸着等温線の形状
②吸着ヒステリシス
1-3.吸着等温線の解析からわかること
2.吸着等温線の測定法
2-1.測定方法(容量法、重量法、流通法)
2-2.測定ガスの選択
2-3.測定の流れ
①サンプリング
②前処理
③死容積測定
④等温線測定
3.吸着等温線の解析法
3-1.比表面積(BET理論と比表面積の算出)
3-2.比較プロット法
3-3.細孔径分布の解析