セミナー概要
セミナーのテーマ
- SRモータの基礎知識(構造、作動原理、制御)
- EVにおけるSRモータの実用化事例
- SRモータの将来性と次世代EVへの展望
こんな方におすすめです
- EV関連の開発に携わっているエンジニア
- モータ技術に興味のあるエンジニア
- EVの新たな駆動方式に関心のある方
セミナータイトル | SRモータの基礎とEV実用化への最新動向 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年9月8日(月)12:30~16:30 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 49,500円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
SRモータの基礎とEV実用化への最新動向
☆永久磁石を使わずに駆動するSRモータ(スイッチドリアクタンスモータ)は、EV駆動系の新たな選択肢として注目されています。
本セミナーでは、SRモータの構造・制御・回生特性から応用事例、将来展望までを実務経験に基づいて体系的に解説します。
Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
講師
電動モビリティシステム専門職大学 電気自動車システム工学部 教授 尾形 永 氏
【ご専門】自動車工学、電子制御システム工学、MBD、機能安全
【ご経歴・ご活躍】
1981 慶應義塾大学工学部修士課程修了
1981-2006 日産自動車(株)にて自動車の走る曲る止るに関わる開発に従事(担当・主担)
2006-2007 (株)日立製作所にて電制システムソフトウエア開発(主幹)
2007-2023 (株)ミツバにてモータシステム開発に従事(部長・常務執行役員・技監)
2022 AMBDソリューション(同)にてエンジニアリングコンサルティング(代表社員)
2023 電動モビリティシステム専門職大学にてEV・モータ・インバータ研究に従事(教授)
セミナー趣旨、ポイント
永久磁石が無いモータの代表例がSR(スイッチドリアクタンス)モータである。
一般に、モータ原理の学習には、永久磁石モータを教材として使われているので、磁石が無いモータは回らないと思われているし、本講演者もかつてはそう理解していた。
自動車の基本機能である「走る曲がる止まる」の開発を自動車メーカで四半世紀に渡り関わってきたが、最後のプロジェクトテーマであったモータを使った4WD開発では、モータシステム適用の限界を感じていた。
その本講演者が、十数年前にモータサプライヤに転籍して、本格的なEVを目指した時に、SRモータに出会い、そのポテンシャルの高さに魅せられた。
それ以来、SRモータのEVを実用化しようと取組んできた経験を基に、SRモータの基礎から、現在の状況と将来性について、解りやすく解説する。
受講対象者、必要な予備知識
自動車の「走る曲がる止まる」に関する知識があると望ましい
こんな方におすすめ
EV関連の開発に関わっているエンジニア
得られる知識
・SRモータの基本動作が理解できる
・EVにおけるSRモータの有効性が理解できる
・SRモータ前提の次世代EV案の姿が理解できる
プログラム
1.SRモータの基礎
1-1 SRモータの歴史と位置づけ
1-2 SRモータの実用化が遅れた理由
1-3 SRモータの作動原理と制御法
1-4 SRモータの回生原理と制御法
2.SRモータの実用化
2-1 電動レーシングカートで使う
2-2 超小型EVで使う
2-3 次世代EVで使う
3.SRモータの将来性
3-1 SRモータの作動音をコントロールしよう
3-2 SRモータを組合わせて使おう
3-3 SRモータを多用途で使おう
4.まとめ
【質疑応答】