セミナー概要
セミナーのテーマ
- 技術資源の棚卸と戦略的活用
- ロードマップ構築と活用
- 技術開発におけるリスク管理と資源配分
こんな方におすすめです
- 研究開発戦略の立案・推進に携わる方
- 製品・サービス開発を多面的・効率的に進めたい方
- 研究開発の進め方を見直したい方
セミナータイトル | 技術戦略ロードマップの作成と活用のポイント |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年9月10日(水)13:00~17:00 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 49,500円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
技術戦略ロードマップの作成と活用のポイント
☆技術資源を見直し、戦略に沿ったロードマップの構築・活用を行い、納得のいく形で推進できるようになることを目指す!
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。
講師
コーポレート・インテリジェンス(株) 代表取締役社長 武富 為嗣 氏
【略歴など】
大手エンジニアリング会社、アーサー・D・リトル、AT カーニー、SAP などを経て、現在の会社設立。経営戦略、研究開発、M&A、サプライチェーンや IT のマネジメントのコンサルティングなど、20 数年の経験を有する。前日本工業大学大学院技術経営研究科教授(プロジェクトマネジメント)。国際 P2M 学会副会長、マサチューセッツ工科大学スローンスクール MBA、東京工業大学工学修士、早稲田大学理工学部卒。
セミナー趣旨、ポイント
現在の日本企業の国際競争力の低下は顕著となり、アジア諸国の台頭により日本の製造業の競争優位は、過去のものとなってしまいました。日本の製造業の象徴であった家電業界や自動車業界も日本経済の低迷とともに、再編を余儀なくされ、どの企業も従来の業界に捉われない事業の見直しを進めており、従来の主力事業に固執しない事業再構築が求められております。
このような経営環境の大転換時代には、研究開発部門も従来の技術開発にとらわれることなく、自社の経営戦略に沿った新たな研究開発を推進する必要があります。自社が保有する技術資源を再確認して、先を見据えたロードマップを描きながら、長期的な視点に立った技術開発戦略の立案や個々の製品・サービス開発の強化・推進が求められます。
ここでは、このような研究開発を推進するにあたって、技術資源を見直し、戦略に沿ったロードマップの構築・活用を行い、納得のいく形で推進できるようになることを目指します。
受講対象者、必要な予備知識
・事業戦略と連携した研究開発の進め方
・技術資源の棚卸に基づいた開発戦略の進め方
・事業戦略に基づいた開発ロードマップの作成と活用
・リスクを加味した研究開発テーマの分類と戦略的な資源配分
こんな方におすすめ
研究開発部門、研究開発企画、製品開発、経営企画部門などに在籍して
・研究開発戦略立案・推進に携わる方
・研究開発、製品・サービス開発を多面的な視点、効率的な視点で推進しようとしている方
・外部との連携や合理的な資源配分の進め方を考えている方
・研究開発の進め方や現状のテーマを今一度見直したい方、など
プログラム
1.日本企業の技術開発が直面している課題と解決の方向性
・変革期に戦略を間違えると会社をつぶす
・通用しなくなった旧来の市場での成功パターン
2.攻めるべき領域、セグメントの戦略的設定
・攻めるべき事業領域とフォーカス分野を戦略的に抑える
・将来の市場の方向性を仮定する(シナリオプランニング)
・自社の攻める市場は、顧客価値を基点に明確にする
3.ロードマップ構築に向けた自社の技術資源の棚卸
・自社の技術資源を棚卸して、再確認する
・技術解発テーマの基本的な取り組み方針の設定
・自社技術の戦略的な展望
・製品・サービスの要素技術分解
4.技術予測と技術戦略ロードマップ
・戦略的な展望と連携した技術情報の収集
・外部技術との連携を睨んだ俯瞰分析
・技術戦略ロードマップの作成 (どのくらいの市場をいつ頃までに目指すか)
5.戦略およびロードマップと連携した資源配分
・技術開発の業務プロセス
・リスクによる開発テーマの区分
・研究開発費の戦略的な予算配分
6.ロードマップ活用における事業性評価
・ターゲットプロダクトプロファイル
・万が一の可能性の評価と投資の合理性
7.技術開発でのよくある失敗
・大きく生んで小さく育てる
・技術で勝って、事業で負ける
・いつまでも続く技術開発
【質疑応答】