臨床QMSを意識した治験のIssue分析とCAPAマネジメント実践的運用【オンラインorアーカイブ配信】

  • 開催日2025年4月24日(木)
  • 形態オンライン【アーカイブ配信あり】

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 治験におけるクオリティマネジメント(QM)の基本概念とアプローチ
  • PMDA信頼性調査を見据えた治験Issueの分析とリスク評価
  • 治験プロセスの逸脱事例とその原因究明、影響評価

こんな方におすすめです

  • 製薬企業、CROの治験関連業務担当者(臨床開発、品質管理、安全性管理など)
  • 治験の品質保証、監査に関わる担当者
  • 治験プロジェクトマネージャー、治験リーダー
セミナータイトル臨床QMSを意識した治験のIssue分析とCAPAマネジメント実践的運用
開催日時

【オンライン配信】
2025年4月24日(木)~13:00~16:30
お申し込み期限:2025年4月24日(木)12:30まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年5月9日(金)~2025年5月22日(木)
お申し込み期限:2025年5月9日(金)16:00まで

【オンライン配信】
・受講者特典としてこのセミナーはアーカイブ付きです
 視聴期間:2025/5/9(金)~2025/5/22(木)
・セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
・オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

開催場所

オンライン

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料49,500円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用
・研修パック(3名以上で1人あたり 19,800円)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。
※なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。

臨床QMSを意識した治験のIssue分析とCAPAマネジメント実践的運用

~PMDAの信頼性調査に対応するための実践的な運用知識の習得~

>> ICH-E6のR2改訂に伴った国内のGCP省令(JGCP)ガイダンスの改訂(補遺)では、
  治験におけるクオリティマネジメント(QM)が大きく取り上げられた。
>> R3改訂ではProportionalityの概念が強化され依頼者は自発的に品質を管理することになる。
>> 治験依頼者は治験のQM活動の基本概念と運用方法を理解し、実装することが重要となる。

■第1部:治験おけるQMSの概念やアプローチ方法の解説
■第2部:代表的な治験プロセスにおいて想定されるIssueの原因、Risk/Impactを
     PMDAの信頼性調査に焦点をあてた実践的な運用知識の習得

講師

アレクシオンファーマ合同会社 R&D Quality 部長 森田 隆 氏
【米国、フランス、ドイツ系製薬会社にて長年、臨床開発業務に携わる】

【主な業務/専門】治験のクオリティーマネジメント

セミナー趣旨、ポイント

治験の品質を確保するためのクオリティマネジメント(QM)活動として、想定されるIssue/Riskの原因やImpactを基本的なQMSアプローチをベースに分析、理解することによって、PMDAの信頼性調査に対応するための実践的な運用知識の習得をねらう。

◆講習会のねらい◆
ICH-E6のR2改訂に伴った国内のGCP省令(JGCP)ガイダンスの改訂(補遺)では、治験におけるクオリティマネジメント(QM)が大きく取り上げられた。さらにR3改訂ではProportionalityの概念が強化され、依頼者は自発的に品質を管理することになる。そのために治験依頼者は治験のQM活動の基本概念と運用方法を理解し、実装することが重要である。
ここでは、前半で治験おけるQMSの概念やアプローチ方法の解説を行い、後半で代表的な治験プロセスにおいて想定されるIssueの原因、Risk/ImpactをPMDAの信頼性調査に焦点をあてた実践的な運用知識の習得をねらう。

プログラム

  1. 第1部 治験におけるクオリティマネジメント
    1. 1. 治験における品質
      1. 1.1 規制要件と品質基準
      2. 1.2 計画(要件)の適正化
      3. 1.3 実施体制の確立
        1. 1.3.1 要件との比較、リスクの予測と対応
        2. 1.3.2 教育訓練と割り当て, 力量管理
        3. 1.3.3 規定された手順(書)の運用
        4. 1.3.4 サポートシステム(ツール)の構築
        5. 1.3.5 環境整備:時間、人員、職場環境
      4. 1.4 クオリティマネジメントのポイント
        1. 1.4.1 実施体制
        2. 1.4.2 文書作成と管理
        3. 1.4.3 実施部門と手順書
        4. 1.4.4 業務委託の管理体制
    2. 2. CAPAの運用
      1. 2.1 定義
      2. 2.2 運用
      3. 2.3 治験で発生する問題のリスクとインパクトの評価
        1. 2.3.1 被験者の倫理性と福祉
        2. 2.3.2 データへの影響
      4. 2.4 原因の究明
        1. 2.4.1 直接的な原因と間接的な原因
        2. 2.4.2 原因の分類
      5. 2.5 原因に基づいたCAPA対応
        1. 2.5.1 要件の再設定
        2. 2.5.2 共通したPA:実施体制の確立
      6. 2.6 時間的な考察
  2. 第2部 想定されるIssueとCAPA ~問題の影響、原因究明、リスクの予測~
    1. 1. 手順(書)からの逸脱:治験実施計画書、SOP、契約書
      1. 1.1問題事例
      2. 1.2 実施計画書からの逸脱に対する是正処置CA
        1. 1.2.1 依頼者におけるデータの取扱いと記録の作成
        2. 1.2.2 院内SOP、治験依頼者への対応被験者対応
        3. 1.2.3 原因に基づいた他施設の状況確認と対応
      3. 1.3 治験実施計画書、SOP、契約書からの逸脱に対する予防措置PA
        1. 1.3.1 原因の特定
        2. 1.3.2 要件の再設定
        3. 1.3.3 実施体制の確立
        4. 1.3.4 リスクの予測
    2. 2. 記録(原資料、その他のデータ情報)の作成と保存
      1. 2.1 問題事例
      2. 2.2 記録の不備に対する是正処置CA
      3. 2.3 予防措置PA
        1. 2.3.1 原因の特定
        2. 2.3.2 PAとしての実施体制の確立
        3. 2.3.3 リスクの予測と対応
    3. 3. 治験関係者の責務:Qualification、CRO管理
      1. 3.1 問題事例
      2. 3.2 治験関係者の責務の不備に対する是正処置CA
      3. 3.3 予防措置PA
      4. 3.4 リスクの予測と対応
    4. 4. 同意取得の手順
      1. 4.1 問題事例
      2. 4.2 同意手順の不備に対する是正処置CA
        1. 4.2.1 被験者への対応
        2. 4.2.2 医療機関内の対応(被験者対応を除く)
        3. 4.2.3 治験依頼者への対応
      3. 4.3 リスクの予測と対応
        1. 4.3.1 スタッフの役割と運用、文書管理
        2. 4.3.2 実施要件と実施体制の比較

□質疑応答□