セミナー概要
セミナーのテーマ
- ICH Q3C・Q3Dに基づく医薬品不純物の許容量(PDE)設定の基礎
- 洗浄バリデーションにおける原薬等のPDE設定手順とケーススタディ
- 医薬品容器包装からの抽出物・浸出物(E&L)のPDE設定と毒性学的リスク評価
こんな方におすすめです
- 医薬品の品質保証担当者
- 医薬品製造における洗浄バリデーションに関わる方
- 医薬品容器包装の安全性評価に関わる方
セミナータイトル | 医薬品不純物管理のための許容量(PDE)設定の基礎と実践 |
開催日時 | 【オンライン配信】 【アーカイブ配信】 【オンライン配信】 |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 49,500円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料はPDFテキスト(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。 ※なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。 |
医薬品不純物管理のための許容量(PDE)設定の基礎と実践
「残留溶媒のPDE設定」「原薬のPDE設定」のケーススタディ
・ICH Q3C・Q3Dの手法に沿ったPDE設定
・複数の医薬品を製造する共用設備における洗浄バリデーションにおいて必要とされる原薬等のPDE設定
・医薬品容器包装からの抽出物・浸出物(E&L)の評価
・毒性情報が得られない場合における毒性学的懸念の閾値(TTC)アプローチ等を適用した許容量設定
講師
(一財)化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 評価事業部 評価第二課
課長 博士(獣医学) 福島 麻子 氏
セミナー趣旨、ポイント
医薬品不純物管理において毒性学的評価に基づく許容量(Permitted daily exposure (PDE))の設定が求められています。本講演では、ICH Q3C・Q3Dに沿ったPDE設定の解説に加え、改正GMP省令に基づく洗浄バリデーションで必要とされる原薬等のPDE設定についてケーススタディを交えて紹介します。さらに医薬品容器包装からの抽出物・浸出物(E&L)の評価や、十分な毒性情報が得られない場合における毒性学的懸念の閾値(TTC)アプローチ等を適用した許容量設定についても紹介します。
得られる知識
- PDE設定の基礎、PDE設定上の留意点
- E&L評価におけるPDE設定と毒性学的リスク評価
- TTCアプローチ等を活用した許容量設定の概要
プログラム
- 1.はじめに
- 1.1 医薬品不純物管理が求められる背景
- 1.2 健康影響ばく露限度(HBEL)としてのPDE
- 2.PDE設定手順
- 2.1 ICH Q3C・Q3Dに従ったPDE設定の基礎
- 2.2 PDE設定手順
- 2.3 残留溶媒のPDE設定のケーススタディ
- 3.原薬等のPDE設定
- 3.1 洗浄バリデーション対応におけるPDE設定の必要性
- 3.2 各種ガイダンス等における原薬等のPDE設定手順と留意点
- 3.3 原薬のPDE設定のケーススタディ
- 4.E&LのPDE設定
- 4.1 E&L評価が求められる背景
- 4.2 医薬品容器包装からのE&LのPDE設定と毒性学的リスク評価
- 4.3 医療機器からのE&Lの毒性学的リスク評価
- 5.中間体など毒性情報が得られない場合の対応
- 5.1 TTCアプローチを適用した許容量設定
- 5.2 Read-acrossによる許容量設定
- 6.まとめ
□質疑応答□