セミナー概要
セミナーのテーマ
- コンピュータ化システムバリデーション(CSV)の基礎と最新動向
- データインテグリティ(DI)の重要性と確保のための対策
- ICH E6(R3)におけるデータガバナンスの要件解説
こんな方におすすめです
- 医薬品開発・製造におけるデータ管理に関わる方
- 臨床試験に関わるデータ管理責任者、担当者
- ICH E6(R3)ガイドラインを理解し、対応を進めたい方
セミナータイトル | ICH E6(R3)が要求するデータガバナンス対応―DI確保とCSV対応― |
開催日時 | 【オンライン配信】 【アーカイブ配信】 【オンライン配信】 |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 49,500円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料はPDFテキスト(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。 ※なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。 |
ICH E6(R3)が要求するデータガバナンス対応―DI確保とCSV対応―
~リスクベースアプローチを用いた、CSVを含むデータインテグリティを確保するための方策~●
ICH E6(R3)は、品質にとって重要な要因(患者の安全と治験結果の信頼性)に焦点を当てたリスクベースアプローチを推奨しているが、このリスクベースアプローチを用いてデータインテグリティ (DI)を確保するための方策(CSVを含む)が、ANNEX 1の「4. Data Governance」にまとめられている。
本セミナーでは、CSVやデータインテグリティの基礎や最新動向を踏まえたうえで、「4. Data Governance」の要件を解説する。
講師
株式会社文善 代表取締役 中野 健一 氏
【経歴】
1981年山武ハネウエル株式会社(現アズビル株式会社)入社、ソフトウエア技術者としてアプリケーションシステム開発に従事。製品開発で21 CFR Part 11対応に係った後、2002年よりコンサルタントとして規制対象企業へのER/ES規制への対応、CSV対応支援、供給者監査等に従事。2018年1月に株式会社文善を設立し、コンサルテーションを継続。
【主なご研究・ご業務】
電磁的記録・電子署名要件対応
コンピュータ化システムバリデーション
供給者監査
データインテグリティ
【業界での関連活動】
海外規制・ガイドライン翻訳の提供
【最近の主な研究及び公的業務等】
非営利団体eClinical ForumのProject Support
セミナー趣旨、ポイント
得られる知識
- コンピュータ化システムバリデーションの基礎知識
- データインテグリティの基礎知識
- ICH E6(R3)のデータガバナンスに関連する要件に関する知識
- データインテグリティを確保していくための実践的知識
プログラム
- 1. CSVとは
- a. CSVの定義
- b. なぜCSVが必要なのか
- c. 三極の規制・ガイドライン
- d. CSV最新動向
- 2. データインテグリティ
- a. なぜデータインテグリティなのか
- b. 基本用語のおさらい
- c. データインテグリティとCSV
- 3. ICH E6 (R3)について
- a. ICH E6(R3) 概要
- b. データガバナンス
- 4. ICH E6 (R3)の データライフサイクル
- a. データ収集
- b. メタデータ(監査証跡を含む)
- c. データ、メタデータのレビュー
- d. データの修正
- e. データの転送、交換、移行
- f. 解析前のデータセット最終化
- g. 廃棄
- 5. ICH E6 (R3) コンピュータ化システム
- a. コンピュータ化システムの手順
- b. トレーニング
- c. セキュリティ
- d. バリデーション
- e. システムリリース
- f. システム故障
- g. テクニカルサポート
- h. ユーザー管理
〔質疑応答〕