酸化グラフェンの物性と合成・評価方法および応用展開

  • 開催日2025年5月22日(木)
  • 形態オンライン

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 酸化グラフェンの基礎物性、合成・評価方法
  • 新規酸化グラフェン(ホワイトGO、レインボーGO)の特徴と評価
  • 酸化グラフェンおよび還元体の多様な応用展開(エネルギー、環境、バイオなど)
セミナータイトル酸化グラフェンの物性と合成・評価方法および応用展開
開催日時

【オンライン配信】
2025年5月22日(木)13:00~16:30
お申し込み期限:2025年5月22日(木)12:30まで

開催場所

オンライン

・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

受講料49,500円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。

酸化グラフェンの物性と合成・評価方法および応用展開

~どのような製品開発がどのように可能かを踏まえて解説~

バイオ製品、エネルギーデバイス、環境分野、農業など、様々な製品・用途での応用が注目されている酸化グラフェン。
その基礎物性、合成方法・評価方法、各応用展開などについて、製品開発をするための知見を踏まえて解説します。
今回は、新規酸化グラフェン(ホワイトGOおよびレインボーGO)の合成・物性評価について追加しての開催です。

講師

熊本大学 大学院先端科学研究部 教授 博士(理学)  速水 真也 氏
酸化グラフェンナノシート学会・会長
専門:機能性材料
HP:http://www.sci.kumamoto-u.ac.jp/~hayami/index.html

セミナー趣旨、ポイント

 科学技術におけるイノベーション創出をもたらすものは、科学技術的に新しいコンセプトをもたらす基礎・応用的研究である。ナノ材料は色々な分野でイノベーションをもたらす材料として注目されており、なかでも、ナノシートは、二次元性を活かした表面・界面の特性やそれらの電荷による静電的相互作用により、層間に種々のイオン、機能性分子をインターカレートした超格子からなる層状物質を容易に作製できる。真の有用な材料としてエネルギーデバイスや触媒の技術革新が渇望されているなか、ナノシートの利用価値が非常に高まってきている。
 本セミナーでは、酸化グラフェン(GO)に着目し、その合成から基礎物性評価さらには応用展開まで述べる。

こんな方におすすめ

炭素材料、エネルギーデバイス、環境浄化、医療関連製品、農業(植物育成促進)など関連した企業だけでなく、材料展開の一つとして幅広く役立つ。

得られる知識

本セミナーでは、炭素材料である酸化グラフェン(GO)にフォーカスし、これまでに演者が行ってきた合成から基礎物性さらには応用展開を紹介する。ここでは、直接応用可能であり、エネルギー、環境、医療への製品開発に関して、いかに製品開発が可能であるか、どのような製品開発が可能であるかなど、今後カーボンニュートラルやSDGsを考慮しながら企業展開する上での重要な知見を得ることができる。

プログラム

1.酸化グラフェン(GO)の基礎
 ・酸化グラフェン(GO)およびその還元体(rGO)の合成から評価方法について
 ・新規酸化グラフェン(ホワイトGOおよびレインボーGO)の合成および物性評価

2.酸化グラフェン(GO)およびその還元体(rGO)の性質
 酸化グラフェン(GO)およびその還元体(rGO)の構造、官能基、化学的・物理的性質

3.酸化グラフェン(GO)およびその還元体(rGO)の応用
 3.1 エネルギーデバイスへの展開(燃料電池、キャパシタなど)
 3.2 圧力セル、ナノコンプレッサーへの応用
 3.3 イオン透過膜への応用
 3.4 環境浄化、放射性汚水物質への応用
 3.5 バイオマス分解によるバイオ製品への展開
 3.6 農業への応用
 3.7 抗ウイルス社会への応用
 3.8 機能性材料への展開

4.今後の展望

 □質疑応答□