リチウムイオン電池のリサイクルの動向と今後の展望

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セミナー概要

セミナーのテーマ

  • リチウムイオン電池(LIB)のリサイクル法規制と処理の現状
  • LIBリサイクル技術の開発状況と経済性、市場動向
  • LIBリサイクルにおける課題と今後の展望、EU電池規則

こんな方におすすめです

  • LIBを使用する機器の設計・販売に携わる方
  • LIBの処理に関する基礎知識を得たい方
  • 電池リサイクルの法規制や市場動向に関心がある方
セミナータイトルリチウムイオン電池のリサイクルの動向と今後の展望
開催日時

【オンライン配信】
2025年6月26日(木)13:00~16:40
お申し込み期限:2025年6月26日(木)13:00まで

開催場所

オンライン

・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

受講料49,500円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。

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リチウムイオン電池のリサイクルの動向と今後の展望

LIBリサイクルに関する法規制や処理の現状、技術の開発状況、経済性、市場動向

 本セミナーでは、リチウムイオン蓄電池のリサイクルに関する法規制や処理の現状、経済性やリサイクル市場で見られる課題など、関連した研究開発をする技術者であれば押さえておきたいリチウムイオン電池リサイクルの基礎知識を紹介する。

講師

(株)GSユアサ 産業電池生産本部 産業電池製造部 品質管理グループ リーダー 鹿島 理 氏

[その他 活動など]
・日本電機工業会(JEMA)
  蓄電システム業務専門委員会の委員として、リチウムイオン電池搭載蓄電システムのリサイクルに関する業界活動
・電池工業会(BAJ)
  再資源化委員会の委員として、アルカリ蓄電池、リチウムイオン電池の再資源化に関する業界活動

セミナー趣旨、ポイント

 リチウムイオン蓄電池の登場は蓄電池の用途を飛躍的に拡大させているが、一方で、多種多様な材質の使用や電解液の可燃性の特徴から、市場での事故や課題も多く聞かれる。特に、近年は電気自動車等の大型用途への拡大とともに、レアメタル価格の高騰や輸出による資源流出、CFPやEU電池規則への対応と言った副次的な課題も顕在化してきた。

 本セミナーでは、リチウムイオン蓄電池のリサイクルに関する法規制や処理の現状、経済性やリサイクル市場で見られる課題について紹介する。

こんな方におすすめ

・リチウムイオン電池を使用する機器の設計に携わっている方
・リチウムイオン電池及び使用機器の販売に携わっている方
・リチウムイオン電池の処理について知識を得たい方

得られる知識

・蓄電池リサイクルに関連する法令の基礎知識
・蓄電池のリサイクルシステムと実績、処理工程の基礎知識
・リサイクル技術の基礎知識
・市場実態と対応する制度の施行状況に関する基礎知識

プログラム

1.蓄電池の基礎
 1.1.蓄電池の原理
 1.2.蓄電池の歴史
 1.3.蓄電池の構造と反応式

2.リサイクル関連法令
 2.1.リサイクル関連の法体系
 2.2.廃掃法の概要
 2.3.資源有効利用促進法の概要

3.蓄電池のリサイクル
 3.1.処理工程の概要
  3.1.1.処理工程の概要
  3.1.2.鉛蓄電池の処理工程
  3.1.3.アルカリ蓄電池の処理工程
  3.1.4.リチウムイオン蓄電池の処理工程
 3.2.蓄電池のリサイクルシステム
  3.2.1.使用済み蓄電池の回収フロー
  3.2.2.蓄電池のリサイクルシステム
 3.3.蓄電池の流通量と回収量
  3.3.1.日本国内の流通量と回収量
  3.3.2.車載用電池の回収量
  3.3.3.小型二次電池の回収量
 3.4.蓄電池の資源価値と課題
  3.4.1.LIBリサイクルの経済性
  3.4.2.リサイクルの収支構造
  3.4.3.金属の資源価値と輸入価格
  3.4.4.コバルト及びリチウムの用途
  3.4.5.鉛のマテリアルフロー
  3.4.6.LIB回収における経済性
 3.5.リサイクル技術の取組と課題
  3.5.1.リサイクル技術の取組
  3.5.2.次世代リサイクル技術
  3.5.3.焙焼法とダイレクトリサイクル
  3.5.4.リサイクル事業の課題

4.LIBリサイクル市場の実態と課題
 4.1.用途ごとの課題
 4.2.民生品用等の小型携帯機器用途の課題
  4.2.1.増加するLiBの製品事故
  4.2.2.リサイクル処理業者で起こる発火事故
  4.2.3.市町村で起こるLIB処理時の発火事故
  4.2.4.処理業者で起こる発火事故の原因
  4.2.5.資源有効利用促進法の施行状況
 4.3.EV用等の大型機器用途の課題
  4.3.1.日本のLIBリサイクルの課題
  4.3.2.世界のLIB廃棄量と生産量
  4.3.3.LIBの世界シェア
  4.3.4.廃車後の蓄電池の流通状況
  4.3.5.資源確保の取組
 4.4.今後のリサイクル市場の展望

5.EU電池規則の動向

□ 質疑応答 □

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