セミナー概要
セミナーのテーマ
- 信頼性加速試験の実践
- 製品寿命予測の基礎と応用
- 市場トラブル低減のための試験法
こんな方におすすめです
- 信頼性試験に携わる技術者
- 製品開発・設計部門の方
- 品質管理・保証担当者
セミナータイトル | <明日の業務に活かせる信頼性加速試験>信頼性の基礎知識と寿命目標をクリアするための加速試験・寿命予測のポイント |
開催日時 | 【オンライン配信】 ・このセミナーはアーカイブ付きです |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 55,000円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。 |
このセミナーは終了しました。
<明日の業務に活かせる信頼性加速試験>信頼性の基礎知識と寿命目標をクリアするための加速試験・寿命予測のポイント
■演習を通じて信頼性加速試験を学ぶ■
■結果から市場使用条件との加速倍率を予測■
★ アーカイブ配信のみの受講もOKです。
★ 信頼性加速試験で困っていたら何でも聞いてください。
講師
M.A信頼性技術オフィス 代表 本山 晃 氏 【元・パナソニック】
【経歴】
1977年4月:松下電工(株)入社 綜合技術研究所 配属
2003年~2012年:Panasonic(株) 解析センター 主幹技師
2012年9月 :大阪大学 大学院工学研究科 招聘教員「電子回路の寿命予測」担当
2014年11月:Panasonic(株) 退職
2015年 6月:M.A信頼性技術オフィス 設立
【活動内容】
・JAXA 民生コンポーネント活用検討委員(2017/10~2021/3)
・日本信頼性学会 関西支部顧問
・日本信頼性学会 信頼性試験研究会、故障物性研究会
【WebSite】
https://www.motoyama-rt-office.com/
セミナー趣旨、ポイント
最近では、設計段階からFMEA・DRBFMや製品の信頼性加速試験などを用いて市場トラブルゼロを目指した活動が行われていますが、なかなか市場トラブルがゼロになっているわけではありません。
そこで、本セミナーではもう一度試験や評価の基本に立ち帰って
1.信頼性の基礎知識と信頼性加速試験の意味、
2.信頼性加速試験結果を基にワイブル分布としての解析の仕方と加速係数(倍率)の求め方
3.寿命目標をクリアする為の加速試験条件(サンプルサイズ、試験時間、試験温度)の設定
の仕方を詳細に紹介します。
得られる知識
・信頼性用語とワイブル分布の基礎の理解
・今皆さんが実施している評価試験のサンプルサイズの意味
・市場で故障した時間の分布の意味(指数分布やワイブル分布)
・加速試験の設定の仕方と加速式の導き方
・加速試験結果から市場使用環境での故障時間の予測の仕方
プログラム
1.信頼性の基礎知識を高めよう
1.1 市場での使用年数と故障数の関係はどのようになるのか
1.2 信頼性に関わる用語から信頼性とは何かを考える
1.3 市場での故障の割合と使用時間の関係を図で見てみよう
1.4 上記市場故障時間分布をワイブル分布に従うとして図で見てみよう
1.5 市場故障時間の分布に対応した信頼性試験はどのようなものか
2.加速試験結果から市場使用条件との加速倍率を予測してみよう
2.1 寿命予測のためのストレス(温度、湿度、電圧など)での加速モデルを知ろう
2.2 使用温度を事例にして加速モデル式を作ろう
2.3 演習1:加速試験結果から加速モデル式を設定し寿命時間を予測しよう
2.4 加速モデル式を用いて市場温度の平均値を推定しよう
2.5 演習2:加速モデル式を用いた中東の市場温度の平均値を予測しよう
2.6 2つのストレス(温度と湿度)を事例に加速モデル式を考えてみよう
2.7 演習3:温度と湿度の加速試験結果を基にして寿命時間を予測しよう
2.8 電子機器の寿命予測の具体的なプロセスを体験してみよう
3.寿命目標をクリアする為の加速試験条件を考えよう
3.1 計算した加速倍率を基に市場使用相当時間を考えてみよう
3.2 試験結果が故障0個、その結果からロットの不良の割合を推定しよう
3.3 市場故障の目標値と規格試験の結果を図で見てみよう
3.4 故障時間がワイブル分布に従うとして必要なパラメータを調べよう
3.5 演習4:寿命目標をクリアできる加速試験条件を設定しよう
3.6 JEITA規格のサンプルサイズと加速試験条件・時間を見てみよう
3.7 演習5:規格に記載のないサンプルサイズと試験時間の関係を考えよう
□質疑応答□
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