セミナー概要
セミナーのテーマ
- 水電解技術の基礎と応用
- 各種水電解の原理・特徴・課題
- 水素製造技術の開発動向と展望
こんな方におすすめです
- 水電解技術に興味がある方
- 水素製造法の基礎を学びたい方
- 電極材料や触媒開発に携わる方
セミナータイトル | 水電解の原理・特徴から開発動向・課題・今後の展望まで |
開催日時 | 【オンライン配信】 |
開催場所 | オンライン ・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。 |
受講料 | 49,500円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可) ※PDFデータは、主催会社様HPのマイページよりダウンロードして頂くか、E-Mailで送付いたします。 |
水電解の原理・特徴から開発動向・課題・今後の展望まで
アルカリ形、プロトン交換膜形、アニオン交換膜形、固体酸化物形水電解技術の原理、特徴、課題、開発動向
アノード触媒と新規水電解技術の開発例も紹介
本セミナーでは、水電解の原理、それぞれの水電解の特徴や課題について解説し、国内外の開発動向や今後の展望について紹介する。また最後に、要素技術のひとつであるアノード触媒や新たな水電解技術に関する講師の最新の研究成果についても取り上げる。
講師
鳥取大学 工学部化学バイオ系学科・准教授 辻 悦司 氏
https://www.science-t.com/lecturer/49870.html
セミナー趣旨、ポイント
再生可能エネルギー由来の電気を用いた水電解は二酸化炭素を排出しない水素製造技術であり、実用化フェーズに入っているアルカリ水電解、プロトン交換膜形水電解に加え、今後発展が期待されるアニオン交換膜形水電解、高温水蒸気水電解の研究開発が世界各国で進められている。本セミナーの前半では、水電解の原理を基礎的な熱力学、電気化学を交えて解説する。後半では、それぞれの水電解の特徴や課題について解説し、国内外の開発動向や今後の展望について紹介する。また最後に、要素技術のひとつであるアノード触媒や新たな水電解技術に関する我々の最新成果についても紹介する。
こんな方におすすめ
・水電解に興味のある方
・水電解における要素技術、特に電極材料(触媒)に興味のある方
・無機セラミックス材料に興味のある方
・熱力学、電気化学を中心に基礎的なところを勉強したい方
得られる知識
・水素製造法に関する基礎知識
・水電解に関する基礎知識
・水電解に関する国内外の開発動向と課題
・水電解用アノード触媒の開発課題と最新動向
・水電解を例に熱力学、電気化学の基礎知識
プログラム
1.水素社会の実現に向けて
1.1 なぜ「水素」なのか
1.2 水素の利用
1.2.1 エネルギー源および化学原料としての水素
1.2.2 エネルギー貯蔵技術としての電池との比較
1.2.3 今後の水素市場
1.3 水素のさまざまな製造方法
2.水電解の原理と特徴
2.1 原理
2.1.1 水分解の熱力学
2.1.2 水電解の電気化学
2.1.3 電解電圧の理想と現実(過電圧について)
2.1.4 効率
2.1.5 性能向上に向けて
2.2 水電解の種類と特徴
2.2.1 アルカリ形水電解
2.2.2 プロトン交換膜形水電解
2.2.3 アニオン交換膜形水電解
2.2.4 固体酸化物(高温水蒸気)形水電解
3.水電解技術の開発動向と課題
3.1 水電解の歴史
3.2 国内の動向
3.3 欧州を中心とした国外の動向
3.4 実用化に向けた課題
4.アノード触媒および新規水電解技術の開発
4.1 遷移金属元素から成る複合酸化物アノード触媒
4.2 直接空気電解
□ 質疑応答 □