地球化学コードPHREEQCを活用した化学反応のモデリング

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • PHREEQCの基礎知識と操作方法
  • 溶液平衡計算の理解
  • 沈殿平衡計算の理解

こんな方におすすめです

  • 廃水処理の研究開発・生産製造に携わる方
  • 湿式プロセスに関わる方
  • 溶液反応・固液界面反応に興味のある方
セミナータイトル地球化学コードPHREEQCを活用した化学反応のモデリング
開催日時 【ライブ配信】

2025年8月21日(木)13:00~17:00
お申し込み期限:2025年8月21日(木)12:30まで

・受講者限定で見逃し配信(1週間:何度でも視聴可)を予定しております。

開催場所/配信の補足・注意事項

【持参物】
PHREEQC(ver.3推奨)がインストールされたPC
※演習時間を少し設けておりますので、一緒に操作しながらご受講いただくとより理解が進みます。

本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1.Zoomを使用されたことがない方は、下記よりミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
https://zoom.us/download#client_4meeting
2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
3.開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
・無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

受講料49,500円(税込、資料付)

■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名申込の場合、49,500円(税込)→38,500円(税込)
 ・2名同時申込の場合、合計99,000円(税込)→合計49,500円(税込)
  ※両名の会員登録が必要です。

※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
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主催R&D支援センター

地球化学コードPHREEQCを活用した化学反応のモデリング

(溶液平衡・沈殿平衡編)

☆基本的な使い方を学べる入門講座!1週間程度の見逃し配信もあるので、操作に不慣れな方は復習にご活用ください!
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。

講師

九州大学 工学研究院 地球資源システム工学部門 助教 博士(工学) 小山 恵史 氏

【専門】
 汚染水浄化、資源処理、環境微生物学、化学平衡論、反応速度論

【略歴】
 2020年3月 九州大学 工学府 地球資源システム工学専攻 博士後期課程 修了
 2020年4月 九州大学 工学研究院 地球資源システム工学部門 博士研究院
 2021年4月 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 研究員
 2022年4月 早稲田大学 理工学術院 環境資源工学科 講師
 2024年3月 九州大学 工学研究院 地球資源システム工学部門 助教

セミナー趣旨、ポイント

 廃水処理や湿式製錬等のプロセス設計では、溶液中の各化学種の存在状態を正確に把握し、状況によって変動する共存元素の影響を的確に評価することが不可欠である。溶液中の各化学種の存在状態を化学平衡計算によってシミュレーションすることが可能である地球化学コードは、そのような最適プロセス設計への重要なツールの1つである。
 本セミナーでは、地球化学コードのフリーソフトウエアの1つであるPHREEQCを用い、例題を用いながら、その使い方を基礎から解説する。特に、化学平衡論において基盤となる溶液平衡・沈殿平衡について、基礎理論から応用までステップを追って説明する。
 PHREEQCの使い方を理解するために、化学平衡計算を主とした基礎理論からソフトの使い方までを、初学者の方にもわかりやすく解説いたします。ぜひご参加ください。

こんな方におすすめ

廃水処理や湿式プロセス等の溶液反応・固液界面反応を利用する研究開発・生産製造に携わる企業・大学の方(初心者から中級者まで)

得られる知識

・PHREEQCの基礎知識・基本的な操作方法
・PHREEQCで取り扱うことのできる平衡反応の基礎知識
・化学平衡反応のシミュレーションにおける取り扱い方

プログラム

1.PHREEQCとは
 1-1 PHREEQCの説明
 1-2 解析の流れ
 1-3 データベースの解説
 1-4 基本的な操作方法

2.溶液平衡計算
 2-1 化学反応と平衡
 2-2 イオン強度と活量
 2-3 pHの算出
 2-4 pH-logCダイアグラム

3.沈殿平衡計算
 3-1 沈殿生成の判定方法
 3-2 PHREEQCにおける固相の取り扱い
 3-3 温度変化の取り扱い

4.事例紹介

【質疑応答】