溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の理論および活用事例の紹介

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • SP値の基礎と問題点
  • Hansen溶解度パラメーター(HSP)の解説
  • HSPの計算方法と活用事例

こんな方におすすめです

  • HSPに興味のある技術者・研究者
  • 化学物質・製品を取り扱っている製造業の技術者
  • GC-MSを取り扱っている技術者
セミナータイトル溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の理論および活用事例の紹介
開催日時 【ライブ配信】

2025年8月20日(水)13:00~16:00
お申し込み期限:2025年8月20日(水)12:30まで

開催場所/配信の補足・注意事項

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1.Zoomを使用されたことがない方は、下記よりミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
https://zoom.us/download#client_4meeting
2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
3.開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
・無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

受講料49,500円(税込、資料付)

■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  49,500円(1名当たり 24,750円)(税込)です。

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すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
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主催R&D支援センター

溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の理論および活用事例の紹介

SP値の成り立ち・問題点・HSPの特徴について原理から説明し、HSPの計算方法や活用事例を紹介します!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

講師

兵庫県立工業技術センター
技術企画部 技術支援室 主任研究員 博士(工学)
阿知良 浩人 氏

【ご専門】
錯体化学・高分子科学・物理化学

【ご経歴】
・2011年3月
京都工芸繊維大学工芸科学部高分子機能工学課程 卒業
高分子物理学研究室(旧 堀田 収 教授)
・2011年4月~2014年3月
東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 修士課程
・2014年4月~2017年3月
東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 博士課程
東京大学生産技術研究所 分子集積体工学研究室(北條 博彦 教授)
・2017年4月~2021年3月
兵庫県立工業技術センター 材料・分析技術部 化学材料グループ 包装産業の技術支援担当
・2021年4月~現在 
同センター 技術企画部技術支援室 広報担当

【所属学会】
日本化学会、無機高分子研究会

セミナー趣旨、ポイント

 溶解度パラメーター(Solubility Parameter, 以下SP値と称す)は対象物質と溶媒の相性を相対的に評価するのに役立つ手法です。この分野に関しては様々な研究者が改良を重ねて様々な式を導出しており、現在はHansen溶解度パラメーター(Hansen Solubility Parameter, 以下HSPと称す)が主流となっています。
 本セミナーでは、SP値の成り立ち・問題点・HSPの特徴について原理から説明し、HSPの計算方法や兵庫県立工業技術センターでの活用事例を紹介させていただきます。

受講対象者、必要な予備知識

有機化学(物質名を見て分子構造を理解できるかどうか)
物理化学(特に熱力学の講義を受講経験がある)

こんな方におすすめ

HSPに興味のある技術者・研究者、化学物質・製品を取り扱っている製造業の技術者、GC-MSを取り扱っている技術者

得られる知識

物質と溶媒の相溶性を相対的に理解することができる
例1:各種配合剤を製作する時の適度な割合の最適化
例2:各種溶媒に対する対象物質・材料の取り扱いの説明に役立つ(クレーム対応)

プログラム

1. 兵庫県立工業技術センターの紹介

2. 溶解度パラメーターの基礎
   2-1. 溶解・溶解度とは?
   2-2. 溶解度に基づく溶液の種類
   2-3. 溶解度の因子の種類
   2-4. 溶解度パラメーターの成り立ち
      (1)成り立ち
      (2)問題点
      (3)計算方法
   2-5. Hansen溶解度パラメーター
      (1)仮説
      (2)概要
      (3)各種パラメーターの特徴

3. HSPの計算方法

4. 兵庫県立工業技術センターでの活用事例


【質疑応答】