セミナー概要
セミナーのテーマ
- CMP(Chemical Mechanical Polishing)技術の概要
- CMP後洗浄の課題と解決策
- 半導体製造におけるCMP工程と洗浄工程の重要性
こんな方におすすめです
- 半導体デバイスメーカーの若手技術者
- 半導体装置メーカーの新人
- 半導体専攻の学生
セミナータイトル | 半導体製造の化学機械研磨(CMP)技術の概要とCMP後洗浄の特徴~今後の動向 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年8月27日(水)12:30~16:30 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 49,500円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
半導体製造の化学機械研磨(CMP)技術の概要とCMP後洗浄の特徴~今後の動向
★半導体製造が何故微細化、多層化ができるかの基礎知識が習得できる!
★半導体前工程の約30%を占める洗浄工程の重要性、CMP工程の基礎と今後のトレンドが理解できる!
※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
講師
(株)荏原製作所
精密・電子カンパニー 装置事業部 技術マーケティング課
今井 正芳氏
【ご経歴】
1985年大日本スクリーン製造(現SCREENホールディングス)に入社、当初拡散炉の開発に従事。
1989年洗浄装置研究開発に異動し主に枚葉洗浄プロセス開発に従事。一時、米国出向、Selete出向を経て、マーケティング部門に転向。
2010年荏原製作所に入社、主にCMPの後洗浄プロセス技術開発に従事。
2022年からマーケティング部門に異動し、現在に至る。
社外活動;2002~2006 SEAJウェーハプロセスWG 委員(委員長含む)
2005~2009 STRJ WG4(配線) 委員
2017~ ADMETA委員(チュートリアル委員長含む)
セミナー趣旨、ポイント
近年、IOT, Cloud data server, AI semiconductor, EV & Autonomous Car, 5G Mobile Communication (ICAC5)の躍進により、そこに使われている半導体の需要は増え続けている。電子媒体であるチップ構造も、微細化一辺倒から三次元化も含めて形態の複雑化、使用される材料の変化が継続的に進められており、半導体製造工程の一つであるCMP技術も、平坦化を目的とした基本的な工程は変わらないが、上記のように構造や材料の変化に加え、更なる平坦性、Defectの更なる厳しい値が求められている。今回の講演では、CMP装置の移り変わりから、構造の基本的な話を述べ、特にCMP後の洗浄について、一般の半導体洗浄との違いやCMP独特な洗浄課題、解決策などについて述べる。
受講対象者、必要な予備知識
半導体の前工程プロセスを中心に話しますが、特に前工程の予備知識は必要ありません。
基礎から解説いたします。
こんな方におすすめ
半導体デバイスメーカー、半導体装置メーカー、半導体材料メーカー、純水・薬液メーカー、分析機器メーカーにたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方。半導体専攻教師・学生の方。
得られる知識
半導体製造が何故微細化、多層化ができるかの基礎知識。
半導体前工程の約30%を占める洗浄工程の重要性を認識できる。
CMP工程の基礎と今後のトレンドがわかる。
プログラム
1. はじめに・・・2030年に向けたSEMI・CMP市場
2. 半導体製造におけるCMP工程の概説
2-1 CMP(Chemical Mechanical Polisher/Planarization)とは
2-2 CMPポリッシャ部の基本構成
(1) 原理
(2) 研磨ヘッドの種類と歴史
(3) エンドポイントセンサの種類、機能、用途、特徴
(4) 装置構成(研磨部、洗浄部、搬送部)
3. 半導体業界の洗浄工程について
3-1 工程数(Logic, NAND, DRAM)
4. 一般洗浄とCMP後の洗浄
5. Cu洗浄と腐食
6. 今後のCMP後洗浄
7. まとめ
※一部プログラムは都合により変更になる場合がございます。