セミナー概要
セミナーのテーマ
- LCA・CO2排出量計算の基礎知識
- CO2排出量計算の実務
- LCAの適用事例と実践上のポイント
こんな方におすすめです
- LCA・CO2排出量計算について知りたい方
- 自社及び自社製品のCO2排出量を算定・評価・公表したいと考えている方
- LCAを実践しているが、考え方に自信のない方
セミナータイトル | LCA・CO2排出量計算の考え方と適用事例 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年8月21日(木)10:30~16:30 【アーカイブ配信】 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 55,000円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
LCA・CO2排出量計算の考え方と適用事例
LCAやCO2排出量計算の考え方の基礎から気になるポイントまで解説!
カーボンフットプリントやScope3・削減貢献量などそれぞれの考え方、排出量計算やLCAの結果の活用方法など、実践上のポイントについても説明します!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
講師
中部大学 工学部 都市建設工学科 教授 博士(環境学)
柴原 尚希 氏
【ご専門】
環境影響評価、環境マネジメント、土木計画学
土木学会 環境システム委員
日本LCA学会 学会誌編集委員会 副委員長
日本環境共生学会 学術・編集委員
交通安全環境研究所 研究評価委員会 委員
セミナー趣旨、ポイント
日本政府によるカーボンニュートラル宣言以来、サプライチェーン全体を通した環境マネジメントの重要性が増しています。2023年の3月には経済産業省がカーボンフットプリントのガイドラインを公開するなど、個別の製品・サービスだけでなく、企業における事業活動全体のCO2排出量の定量化や開示が求められています。
本セミナーでは、CO2排出量計算やLCAの考え方の基礎から気になるポイントまで解説し、皆さんに親しみを持ってもらうことを目指します。そのために、まずはカーボンフットプリントやScope3、削減貢献量など、それぞれの考え方を学びます。
次に、データベース・ソフトウェアの選択・利用方法、排出量計算やLCAの結果の活用方法、複数製品への排出量の割当方法や輸送の取扱など、実践上のポイントについても説明します。
さらに、実践例における具体的な算定手順の紹介を通じて、初級者が抱く数々の疑問を解消していただければ幸いです。
受講対象者、必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
こんな方におすすめ
・LCA・CO2排出量計算について知りたい方
・LCAを使って、自社及び自社製品のCO2排出量を算定・評価・公表したいと考えている方
・すでにLCAを実践しているが、考え方に自信のない方
など、LCAやカーボンニュートラルに興味のある企業の方や学生の方であればどなたでも
得られる知識
・LCA・CO2排出量計算に関する社会的背景
・LCA・CO2排出量計算に関する基礎知識
・CO2排出量の簡単な計算
など
プログラム
1. LCA/CO2排出量計算の基礎
1) これからの環境経営におけるLCAの活用:国際標準規格、歴史、活動
2) CO2排出量計算手法概論:カーボンフットプリント、Scope3、削減貢献量
など
2. LCA/CO2排出量計算の実務
1) データベース・ソフトウェアの利用と考え方
2) 自社計算システムの開発
3) 組織評価としてのLCA 活用方法
4) カーボンプライジング
など
3. 実践上のポイント/適用事例
1) 同一工場複数製品へ排出量を割り当てるには
2) 輸送に関する環境負荷の算定方法
3) 再生材を自ら再利用する場合のLCA実施手法
4) 他の製品で再生材を利用する場合のLCA実施手法
5) 再生可能エネルギーを使った場合のLCA
6) 適用事例:プラスチック、包装材料、鉄鋼製品、塗装工程、乗用車
など
4. 質疑応答