エンドキシン対策としてのバイオバーデン管理およびエンドトキシン不活化方法

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • バイオバーデン管理と滅菌バリデーション
  • エンドキシン不活化技術と低温不活化
  • エンドキシン測定のリスクと課題

こんな方におすすめです

  • 医療機器、医薬品等の製造に関わる方
  • 滅菌、無菌製品の品質管理に携わる方
  • エンドトキシン対策に関心のある研究者、技術者
セミナータイトルエンドキシン対策としてのバイオバーデン管理およびエンドトキシン不活化方法
開催日時 【ライブ配信】

2025年8月28日(木)13:00~15:30
お申し込み期限:2025年8月28日(木)12:30まで

開催場所/配信の補足・注意事項

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1.Zoomを使用されたことがない方は、下記よりミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
https://zoom.us/download#client_4meeting
2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
3.開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
・無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

受講料44,000円(税込、資料付)

■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で44,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、36,300円(税込)へ割引になります。
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  計44,000円(2人目無料)です。

※ 会員登録とは
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すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
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主催R&D支援センター

エンドキシン対策としてのバイオバーデン管理およびエンドトキシン不活化方法

最新の低温エンドキシン不活化方法とは??
現状のエンドシキン測定の際のリスク課題についても解説!
※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

講師

価値創造&バリデーション支援センター 代表 山瀬 豊 氏
   【エンドキシン不活化 ヒューマンサイエンスプロジェクト参画研究者】
   【ISO滅菌バリデーション国内対策委員】
   【微生物試験サービス設立経験】
   【行政、認証機関等 滅菌研修講師】

《専門》
放射線計測、微生物試験、滅菌バリデーション、電子線滅菌、電子線素材利用
《略歴》
1980年 東海大学 工学部 原子力 工学科 卒業
1988年 住友重機械工業(株)入社 新規事業室 電子線事業部 つくばセンター
以降、日本照射サービス(株)、日本電子照射サービス(株)に社名変更
1988年 東京都立アイソトープ研究所 研修出向兼務 放射線滅菌、微生物試験研究
2004-2009年 日本電子照射サービス(株)取締役 営業部長、技術企画部長
2008-2010年 住友重機械工業(株)量子機器事業部 開発営業部 兼務      
2008-2010年 住友重機械ビジネススクール(SBS)
2011年 日本原子力学会 原子力の知識技術普及貢献賞 受賞
2017年 住重アテックス(株)に社名変更  新規事業室 現在に至る 
  2018年 住友重機械工業 イノベーションフォーラム 社長賞(CSR部門)受賞
  2024年 価値創造&バリデーション支援センター設立 代表
《活動等》
・ISO/TC198 WG2 医療機器 放射線滅菌国内委員
・ISO/TC85 WG3 加工放射線計測 国内委員
・行政薬務担当者研修講師
・医薬品、医療機器企業 滅菌、薬事他 コンサルティング
・放射線プロセスシンポジウム実行委員
・元日本防菌防黴学会評議員
・元日本食照射研究協議会理事 
・各セミナー企画、アドバイス

《執筆等》
・「滅菌法及び微生物殺滅法(日本薬局方に準拠)」共著 (日本規格協会)
・「EB技術を利用した材料創製と応用展開」  共著 (シーエムシー出版)
・「電子線照射滅菌の概要と医薬品製造への応用」 (PHARM TECH JAPAN)
・「ガンマ線, 電子線, 変換 X 線滅菌」     (日本防菌防黴学会誌)
・「医療機器・医薬品等の電子線(高エネルギー EB)滅菌」 (日本原子力学会誌)
・「無菌医薬品の滅菌、無菌性保証等の課題、そして医薬品の電子線滅菌とパラメトリ
ックリリースによる無菌化プロセスイノベーション」 (製剤機械技術学会誌)

セミナー趣旨、ポイント

リスクの高い再生医療器材、医療機器、医薬品等では滅菌された後の菌の死骸による毒性パイロジェン(エンドキシン)対策が必要となる製品もある。今回はエンドキシン対策としての無菌性保証のためのバイオバーデン管理要求やバイオバーデン測定時のバリデーションからエンドキシンの不活化技術、最新の低温エンドキシン不活化技術、現状のエンドシキン測定の際のリスク課題などを紹介する。

プログラム

1.滅菌、無菌製品のバイオバーデン(汚染菌)の管理要求
 ・滅菌と無菌性の保証の基礎 
 ・滅菌定義、無菌性保証水準SAL10-6と滅菌バリデーションの必要性
 ・無菌性保証のためのバイオバーデン管理の必要性
   (日本薬局方、滅菌バリデーション基準)

2.バイオバーデン測定と微生物試験のバリデーション
 ・バイオバーデンとは
 ・微生物試験のバリデーション(培地性能試験、回収率試験等)
 ・微生物の殺菌法に対する抵抗性D値
 ・バイオバーデン管理に関する査察、審査(アラートレベル、アクションレベル管理)

3. エンドキシンとその対策
 ・エンドトキシンとは
 ・滅菌だけでなく菌の死骸の毒性パイロジェン(エンドキシン)の対策の重要性
 ・一般的なエンドキシンの不活化技術
 ・放射線照射滅菌でエンドキシン不活化は可能か?
 ・エンドシキン対策としてのバイオバーデンの管理の重要性

4.革新的、低温エンドキシン不活化装置の概要
 ・最新の不活化技術の概要と効果
 ・長所と短所

5.エンドトキン測定時の課題、リスク
 ・製品からの洗い出しに回収率の課題(製品への吸着等)
 ・エンドシキンフリー製品の留意点

6. その他
 ・エンドシキン不活化の関するヒューマンサイエンス研究他
 ・エンドトキンフリーと称する製品類について