セミナー概要
セミナーのテーマ
- 高分子材料の難燃化の基礎
- 難燃性の評価方法と試験
- 難燃材料に関する法規制と開発動向
こんな方におすすめです
- 高分子材料の難燃化技術に関心のある技術者
- 難燃性評価や試験方法について学びたい方
- RoHSやREACH等の化学物質規制に携わる方
セミナータイトル | 高分子難燃化・不燃化の基礎と難燃性評価およびその規制動向 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年8月20日(水)13:00~16:30 【アーカイブ配信】 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 49,500円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
高分子難燃化・不燃化の基礎と難燃性評価およびその規制動向
~貿易規制による三酸化アンチモンの状況、代替材料、EU化学規制における芳香族臭素の状況~
☆オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。
講師
一般社団法人 難燃材料研究会 会長 Ph.D 大越 雅之 氏
※岐阜大学 特任教授、山口大学等 客員教授
セミナー趣旨、ポイント
初級から中級者向けの内容です。分かり易く、ビデオ映像も交えて、及びユーモアも交えて、ご説明したいと考えております。
【1】高分子材料の難燃化について、下記の内容をベースに解説します。
(1) 難燃剤毎の難燃機構
(2) 難燃材料の用途(自動車、建材、家電等)
【2】評価とその規制では、下記の内容について解説します。
(1) 難燃材料の評価方法(UL改正最新動向及び用途での評価方法、車載材料、繊維、電気・電子材料等)
(2) 難燃性の定量化(UL難燃性の定量化について)
(3) 規制(新RoHS,Reach~Epeatまで、アンチモン、フッ素)
(4) 難燃材料の開発動向
プログラム
1.高分子難燃及び不燃化の基礎
1-1.はじめに
1-1-1.難燃材料とは
1-1-2.難燃機構と技術概要
1-2.臭素系難燃剤難燃機構の考察
1-2-1.熱分解とそのタイミング
1-2-2.分解物とその作用
1-2-3.ラジカルトラップとチャー形成における考察
1-3.リン系難燃剤難燃機構の考察
1-3-1.ベース樹脂の性質
1-3-2.リン系難燃剤の分解とその難燃性
1-3-3.リン系難燃剤の注意点
1-4.無機系難燃剤難燃機構の考察
1-4-1.無機難燃剤の種類と効用
1-4-2.その実例と難燃性
2.難燃性の評価とその規制
2-1.樹脂材料の難燃試験
2-1-1.UL-94(5V改正状況)
2-1-2.限界酸素指数
2-1-3.コーンカロリメータ
2-1-4.新UL試験の実施例
2-1-5.その他の試験方法(発煙量、電線ケーブル試験、車両試験等)
2-2.難燃性の定量化
2-3.難燃樹脂の法的規制動向
2-3-1.world wide 国連、POPs棟
2-3-2.Rearch,RoHS PHAS,TBA,ATO
2-3-3.米国、最上位法、州法、greenscreen
2-3-4.三酸化アンチモン、ビスフェノールA系材料の動向
2-3-5.リン系難燃材
2-4 難燃材料の用途とその未来利用
自動車、飛行機、建材等
≪質疑応答≫
■スケジュール
13:00~14:30 講義
14:30~14:45 休憩
14:45~16:15 講義
16:15~16:30 質疑応答
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。音声での質問も可能です。