熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • フィラーの分散・充填技術
  • カーボンナノチューブ(CNT)の分散・充填技術
  • コンポジット材料の熱伝導率評価技術

こんな方におすすめです

  • 熱伝導材料・放熱材料の開発に携わっている方
  • コンポジット材料の設計に興味のある方
  • 熱伝導率向上技術に興味のある方
セミナータイトル熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価
開催日時 【ライブ配信】

2025年8月27日(水)12:30~16:30
お申し込み期限:2025年8月27日(水)12:00まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年8月28日(木)~2025年9月4日(木)
お申し込み期限:2025年8月28日(木)まで

開催場所/配信の補足・注意事項

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1.Zoomを使用されたことがない方は、下記よりミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
https://zoom.us/download#client_4meeting
2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
3.開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
・無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

受講料49,500円(税込、資料付)

■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  計49,500円(2人目無料)です。
 ・10名以上で申込される場合はさらにお得にご受講いただけます。
  お気軽にご相談ください。info@rdsc.co.jp

※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
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主催R&D支援センター

熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価

☆熱伝導率を格段に向上させる手法を基礎から解説!

講師

富山県立大学 工学部 機械システム工学科 教授 真田 和昭 氏

セミナー趣旨、ポイント

 従来、コンポジット材料の熱伝導率の向上は、フィラーの最密充填構造形成により実現されてきた。近年、コンポジット材料の熱伝導率を格段に向上させる手法として、フィラーのハイブリッド化による伝熱ネットワーク構造形成技術が注目されており、従来のフィラーとナノフィラーの組み合わせは、有効な手段であると考えられる。
 本セミナーでは、従来のフィラーとカーボンナノチューブのポリマーへの分散・充填技術、表面処理技術と、コンポジット材料の熱伝導率評価技術について概説し、従来のフィラーとナノフィラーを活用したコンポジット材料の高熱伝導化事例を紹介する。また、コンポジット材料の熱伝導率測定方法の課題についても言及する。

受講対象者、必要な予備知識

特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします

こんな方におすすめ

熱伝導材料・放熱材料の開発に携わっている方

得られる知識

・フィラーの分散・充填技術が習得できる。
・カーボンナノチューブの分散・充填技術が習得できる。
・数値シミュレーションを活用したフィラー充填構造設計技術が習得できる。
・コンポジット材料の熱伝導率予測技術が習得できる。
・フィラーのハイブリッド化技術が習得できる。
・コンポジット材料の熱伝導率測定方法が習得できる。

プログラム

1.ポリマーへのフィラーの分散・充填技術
 1-1 フィラーの種類と特性
 1-2 コンポジット材料の粘度予測式
 1-3 コンポジット材料の粘度とフィラー粒度分布の関係
 1-4 コンポジット材料の熱伝導率と粘度の関係
 1-5 フィラー最密充填理論と数値シミュレーションを活用したフィラー充填構造設計
 1-6 フィラーの表面処理事例

2.ポリマーへのカーボンナノチューブ(CNT)の分散・充填技術
 2-1 CNTの特徴(構造・形態、物性、合成法、安全性)
 2-2 CNTの分散技術
 2-3 CNTの表面処理事例
 2-4 国内外におけるCNTによるネットワーク構造形成事例

3.コンポジット材料の熱伝導率評価技術
 3-1 従来のフィラーを用いたコンポジット材料の熱伝導率予測式
 3-2 CNTを用いたコンポジット材料の熱伝導率予測式
 3-3 代表体積要素(RVE)モデルを用いたコンポジット材料の熱伝導率予測
    (フィラー高充填モデル、ボイド含有モデル、フィラー接触モデル)

4.コンポジット材料の高熱伝導化事例紹介
 4-1 アルミナとCNTのハイブリッド化による高熱伝導化
 4-2 窒化ホウ素とアルミナナノワイヤーのハイブリッド化による高熱伝導化
 4-3 窒化ホウ素とアルミナ粒子のハイブリッド化による高熱伝導化

5.コンポジット材料の熱伝導率測定方法
 5-1 熱伝導率測定方法の分類とコンポジット材料への適用に対する課題
 5-2 レーザーフラッシュ法によるコンポジット材料の熱伝導率測定に関する数値シミュレーション

 【質疑応答】