セミナー概要
セミナーのテーマ
- 軟磁性材料の基礎知識と種類、用途
- 磁気特性評価・測定方法
- 鉄損(コアロス)や比透磁率測定のノウハウ
こんな方におすすめです
- 軟磁性材料の磁気特性をこれから始めようとする方
- 軟磁性材料の磁気特性測定に精通しているが測定に苦労されている方
- 磁性材料の測定評価スキルを向上させたい方
セミナータイトル | 軟磁性材料や軟磁性部品の磁気特性の測定・評価ノウハウ |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年8月28日(木)10:30~16:30 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 55,000円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
軟磁性材料や軟磁性部品の磁気特性の測定・評価ノウハウ
~デモ機による実演付き~
★軟磁性材料の基礎から、磁気測定の考え方と技術に関して実例を交えながら紹介!より正確に測定するポイントを解説します!
講師
岩崎通信機(株) T&MカンパニーT&M推進部 フィールドサポート課 成田 芳正 氏
<ご専門>
電気・電子工学、電子計測器一般、軟磁性材磁気特性評価
<学協会等>
日本ボンド磁性材料協会、圧粉磁心の規格化・標準化部会、パワーエレクトロニクス学会、電気学会
<ご略歴>
長年計測製品開発に従事し、高周波回路に精通。マーケティング活動を経て、現在は磁性材特性評価装置などの技術サポートを担当。
セミナー趣旨、ポイント
モータやトランス、インダクタ、電流センサ、記録媒体など、軟磁性材料は多岐の分野に利用されています。誰でも軟磁性材料や軟磁性部品の測定評価ができるように、磁気測定の考え方と技術に関して実例を交えながら紹介いたします。
最近は比透磁率の低い試料の測定にご苦労されている方も多いと思います。巻線方法に関する最新研究成果をもとにして磁気特性測定に熟練した方でも、さらに正確な測定を行えるように、測定のノウハウに関してご紹介いたします。
こんな方におすすめ
・軟磁性材料の磁気特性をこれから始めようとする方
・軟磁性材料の磁気特性測定に精通しているが測定に苦労されている方
得られる知識
軟磁性材料の磁気特性測定に関わる一般的な基礎知識を得るだけでなく、磁気特性測定上の留意点を知ることで、正しく測定評価したり応用したりするための基礎知識を得ることが出来る。
・磁性材料の種類や用途
・軟磁性材料の磁気特性の基礎
・軟磁性材料の磁気特性の評価・測定方法
・軟磁性材料の鉄損(コアロス)や比透磁率の測定ノウハウ
プログラム
1.身の回りにある磁性材料
1.1 磁性材料の種類
1.2 軟磁性材料の種類と用途
1.3 軟磁性部品の形状と用途
1.4 モータやモータ駆動回路での使用例
2.軟磁性材料の磁気特性の基礎
2.1 軟磁性材料の磁気特性
2.2 B-Hカーブの測定原理と試料定数
2.3 軟磁性材料や軟磁性部品の評価方法
2.4 磁気特性を測る測定器と得られる磁気パラメータ
2.5 磁気パラメータの算出方法
2.6 磁性材料の形状に合わせた測定方法と注意点
2.7 磁気特性の特長とその測定に必要とされる測定器の機能
3.軟磁性材料の磁気特性評価
3.1 トロイダル形状試料による基本的な磁気特性の測定と勘所(実機による測定デモ付)
3.2 シート形状試料による基本的な磁気特性の測定と勘所(実機による測定デモ付)
3.3 温度によって変化する磁気特性の測定と勘所
3.4 直流重畳により変化する磁気特性の測定と勘所(実機による測定デモ付)
4.鉄損(コアロス)や比透磁率測定時の測定ノウハウ
4.1 鉄損(コアロス)と比透磁率
4.2 ゼロを測るのは難しい(低損失材料の損失評価時の課題)
4.3 目に見えない現象に注意
4.4 巻線による測定結果への影響度合いの最新研究結果ご紹介(実例をもとにご紹介)