分析法バリデーション入門講座

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 分析法バリデーションの基礎と概要
  • ICHガイドラインに基づいた進め方
  • 分析法バリデーションに必要な統計学と重要用語

こんな方におすすめです

  • 医薬品分析に関わる研究者
  • 分析法バリデーションの基礎を学びたい方
  • 品質管理に関わる方
セミナータイトル分析法バリデーション入門講座
開催日時 【ライブ配信】

2025年8月29日(金)10:30~16:30
お申し込み期限:2025年8月29日(金)10:00まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年9月1日(月)~2025年9月9日(火)
お申し込み期限:2025年9月1日(月)まで

開催場所/配信の補足・注意事項

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1.Zoomを使用されたことがない方は、下記よりミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
https://zoom.us/download#client_4meeting
2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
3.開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
・無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

受講料55,000円(税込、資料付)

■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  計55,000円(2人目無料)です。

※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

主催R&D支援センター

分析法バリデーション入門講座

分析法バリデーションデータの評価・確認と継続的改善とは??

☆分析法バリデーションに必要な統計学やガイドラインに基づいた分析法バリデーションの進め方などわかりやすく解説!

講師

ファーン・コンサルティングオフィス 代表 小久保 亙 氏

《専門》
生物薬剤学、統計学、経営学

《略歴》
1989年3月 東京大学 農学部 水産学科 卒業
1991年3月 東京大学大学院 農学系研究科 修士課程 修了
1991年4月 万有製薬(株) 入社 生物薬剤学部門で製剤開発に従事
2009年6月 万有製薬(株) 退社
2010年4月 クオリカプス(株) 入社 硬カプセル(製剤)の研究開発をリード
2013年3月 総合研究大学院大学 複合科学研究科統計科学専攻 博士課程 修了
2016年1月 ㈱生命科学インスティテュートへ異動 再生医療等製品治験薬の製造管 理責任者を担当
2018年3月 ㈱生命科学インスティテュート 退社
2022年11月 ファーン・コンサルティングオフィス設立

《活動》
医薬品・化成品など製造業の技術・経営コンサルタントとして活動中。
学位論文:Meta-analysis of oro-cecal transit time in fasting subjects, Pharm Res
. 2013 Feb;30(2):402-11

セミナー趣旨、ポイント

 医薬品の品質を確保し、その有効性と安全性を保証するためには信頼性のある正確な分析が必要となる。
 その正確さを担保するために、医薬品の開発当初から医薬品規制調和国際会議(ICH)で協議・作成されたガイドラインに基づいた分析法バリデーションが実施される。

 本講演ではこれから分析法に取り組んでいく研究者を対象として、バリデーションの基礎から分析法バリデーションの概要や実施にあたっての重要ポイントを解説し、その理解を通じて基本事項を学習する。

得られる知識

〇 バリデーションとGMP
〇 分析法バリデーションとは?
〇 分析法バリデーションに必要な統計学
〇 分析法バリデーションの重要用語解説
〇 ガイドラインに基づいた分析法バリデーションの進め方
〇 原薬・製剤・生体試料の分析法バリデーション

プログラム

はじめに

 1.バリデーションとGMP
  1-1.バリデーションとは?
  1-2.バリデーションとGMP
  1-3.バリデーションの進め方

 2.品質システムにおける分析法バリデーション
  2-1.医薬品品質システムと品質リスクマネジメント
  2-2.分析法の開発とライフサイクルマネジメント
  2-3.分析法バリデーションガイドライン ICH Q14の概要
  2-4.分析法バリデーションガイドライン ICH Q2の概要
  2-5.分析法バリデーションガイドライン ICH M10の概要

 3.分析法バリデーションで使われるパラメーター用語
  3-1.真度
  3-2.精度
  3-3.特異性と選択性
  3-4.報告値範囲
  3-5.範囲:検量線
  3-6.検出限界と定量限界

 4.分析法バリデーションの計画
  4-1.分析法バリデーションの計画要素
  4-2.統計学の基本
  4-3.分散分析
  4-4.分析法における誤差の評価

 5.原薬・製剤の分析法バリデーション
  5-1.真度
  5-2.精度
  5-3.特異性と選択性
  5-4.報告値範囲
  5-5.検量線
  5-6.検出限界と定量限界

 6.生体試料の分析法バリデーション
  6-1.生体試料における事前検討項目
  6-2.安定性
  6-3.特異性
  6-4.真度と精度
  6-5.範囲
  6-6.検出限界と定量限界
  6-7.QCサンプル

 7.分析法バリデーションデータの評価・確認と継続的改善
  7-1.評価と確認の重要性
  7-2.継続的な分析法の品質維持

 おわりに
 参考文献