セミナー概要
セミナーのテーマ
- 事業化プロデューサーの役割と能力
- 新規事業テーマ探索の方法論
- 競争力のあるビジネスモデルの構築
こんな方におすすめです
- 新製品・新規事業開発に携わる企画者、開発者、マーケッター
- 研究開発成果のビジネス化を期待されているマネージャー、担当者
- 自社の技術シーズを活かした新規事業開発を目指す方
セミナータイトル | 事業化プロデューサー養成講座 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年9月3日(水)10:30~16:30 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 55,000円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
事業化プロデューサー養成講座
★新規事業開発に必要な専門人材を育成する!!
講師
(株)リーディング・イノベーション
新規事業開発上級職人 代表取締役 芦澤 誉三 氏
【ご専門】
新製品・新規事業開発、研究所発新規事業開発、ベンチャー創業
【ご略歴】
1982年早稲田大学理工学部卒業。石油開発エンジニアリング会社を経て、(株)日本能率協会コンサルティングに入社し、新規事業開発およびマーケティング関連のコンサルティングを行う。その後、一部上場メーカーに移り、新規事業開発、拡大を行い別会社と取締役に就任。ソフトウェアベンチャーの取締役を経て、現在、(株)リーディング・イノベーションの代表取締役社長/新規事業開発上級職人として、大手・中堅の新規事業開発、研究所発の新規事業開発、事業化プロデューサーの育成など、新規事業プロデュースの支援を行なっている。
【主な著書・論文】
「事業化プロデューサー養成講座」(明日香出版社)、「欲求の本質に迫る:ポップで深いニーズの考察」アマゾンKindle版、「LLPとLLCの基本と仕組みがよ~くわかる本」(秀和システム)、「技術シーズの新規事業開発への結びつけ方」(経営センサー)東レ研究所、「新規事業意開発の通説と現状を掘り下げる」、「新規事業開発に立ちふさがる壁に挑む」(ビジネスリサーチ:企業研究会)、顧客満足を先取りする“提案開発アプローチ”(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー)、等多数。
セミナー趣旨、ポイント
事業化プロデューサーとは簡単に言うと、「新たな売上をつくれる人材のこと」です。技術等自社のコンピタンスを理解し、顧客ニーズと結びつけた上で魅力あるビジネスモデルをつくり、そして新規事業創出のマーケティングのできるエネルギーを持った人材のことです。
企業には、研究開発、企画、製造、営業など各機能の専門人材は豊富に存在しています。しかし、上記のような事業化プロデューサー人材は、必要とされているにも関わらず育成の仕組みがないのというのが実態です。
本講座は、事業化プロデュースの専門講義、及び事例紹介を通じて、事業化プロデュースの進め方の体系と必要とされる実践的な事業企画の技能の習得を狙いにするとするものです。なお、テーマ探索を効率的に進めるための生成AIの活用法のついても解説します。
こんな方におすすめ
・新製品、新規事業の探索、開発に携わる企画者、開発者、マーケッター
・研究開発の成果をビジネスに結び付けていくことを期待されている、もしくはビジネスに結び付けなければならないマネージャー、及び担当者
得られる知識
・個性と期待感のある新製品、新規事業のテーマ探索の考え方、体系化されたプロセスと考察ツール
・新製品、新規事業テーマ探索を効率化する生成AIの活用法
・得意とする技術シーズを活かした新規事業開発の進め方とポイント
・差別化のつくり方と競争優位策の考え方
プログラム
1.事業化プロデューサーに求められる能力
1-1.新規事業のテーマ探索が難しい本質
1-2.論理思考だけではユニークな新規事業は発案できない
1-3.様々な業界のことを知る意味は何か?
2.一般的な新規事業テーマ探索の進め方
2-1.新規事業開発が難しい本質的理由
2-2.成長分野を探して自社に合ったテーマを選ぶ“情報分析型テーマ探索”
2-3.アイデアをたくさん出して、調べて選定する“アイデア先行アプローチ”
2-4.技術トレンドを調査して技術をテーマ化する“技術トレンド分析型テーマ探索”
2-5.トレンド予測をしてバックキャストしてテーマを先取りする“未来社会予測型テーマ探索”
3.事業化プロデューサーの基礎知識
3-1.アイデアって何?アイデアの構造が分かればアイデアの使い方が変わる
3-2.潜在ニーズって何?潜在ニーズの構造が分かれば探索の考えからが変わる
3-3.差別化って何?差別化の余地の大きいテーマを狙う
3-4.未来予測の考え方は?未来は何をどのように予測すれば有益なのか
3-5.事業を分類して新規事業の理解を深める
(ビジネスレイヤーの違い、モノ事業とコト事業、目的型商品と機能型商品など)
3-6.新規事業、新市場が生まれるメカニズム
4.新規事業テーマ探索のアプローチ(目的指向アプローチ)の概要
4-1.目的指向アプローチの考え方と狙い
4-2.目的指向アプローチの全体像
4-3.生成AIの性質とテーマ探索における活用のポイント
5.目的指向アプローチによるタネ探しの進め方
5-1.意外と知らない自社のこと(自社を客観的に知る工夫)
5-2.新規事業の探索領域(仮ドメイン)の決め方
5-3.ビジネス構造マップを使って探索領域を絞り込む
5-4.魅力ある顧客の絞り込み方
5-5.顧客の声を聞き事業アイデアを修正
5-6.得意技術を核とする新製品、新規事業テーマ探索のポイント
5-7.材料、部品、最終製品メーカーによる探索の違い
6.競争力のあるビジネスモデルの立案
6-1.価値の差別性の高いビジネスモデル設計の考え方
6-2.目的指向のビジネスモデルデザインのポイント
6-3.競争障壁構築の考え方とつくり方
6-4.中止・撤退基準の考え方
6-5.テーマの評価力向上のポイント