セミナー概要
セミナーのテーマ
- SiCパワーデバイスの基礎から応用まで:結晶欠陥と評価技術の徹底解説
- 高品質SiC結晶成長への鍵:欠陥メカニズムと最先端評価手法
- SiCパワーデバイスの性能向上に不可欠な結晶欠陥の理解と制御
こんな方におすすめです
- SiCウェハの結晶欠陥の種類や評価手法について深く学びたい方
- SiCパワーデバイスの製造・開発に携わり、品質向上を目指す技術者
- 半導体分野におけるSiCの基礎から応用まで、包括的な知識を得たい方
セミナータイトル | パワーデバイス半導体SiC結晶と欠陥評価技術 |
開催日時 | 【オンライン配信】 |
開催場所 | オンライン ・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。 |
受講料 | 49,500円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料は製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 |
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パワーデバイス半導体SiC結晶と欠陥評価技術
~SiC結晶、欠陥の種類、デバイス特性への影響、結晶欠陥の評価手法~
SiC結晶やその欠陥の種類、デバイス特性への影響、結晶欠陥の評価手法、、、、
「欠陥」が発生するメカニズム、SiCウェハの欠陥評価法を理解し、高品質な結晶成長の実現へ
講師
名古屋大学 未来材料・システム研究所 附属未来エレクトロニクス集積研究センター 未来デバイス部
准教授 博士(工学) 原田 俊太 氏
【講師紹介】https://www.science-t.com/lecturer/51609.html
セミナー趣旨、ポイント
SiCパワーデバイスは、N700S系新幹線をはじめとする電鉄車両の電力変換や、電気自動車、などにすでに用いられており、社会実装が始まっている。しかし、無転位の結晶を前提とすることができるSiと比較すると、多くの結晶欠陥がSiCウェハには含まれており、SiCパワーデバイスの生産性を低下させる原因となっている。このため、SiCパワーデバイスにおいては、結晶欠陥の評価が重要となる。
本講座では、SiC結晶やその欠陥の種類、デバイス特性への影響についてレビューした後、結晶欠陥の評価手法に関して解説を行い、SiCウェハの欠陥評価法の理解を深める。
こんな方におすすめ
SiCウェハの結晶欠陥とその評価手法の理解を深めたいと考えられている方
得られる知識
SiC結晶欠陥に関する基礎的な知識とその評価手法を理解することができる
プログラム
はじめに
1.SiCパワーデバイスと高品質SiC結晶基板の重要性
2.SiC基板の社会実装の進展と今後の課題
3.SiC基板の供給状況と技術的課題
SiCの基礎
4.SiCの結晶構造と多形
5.六方晶の結晶方位(四指数法)
6.結晶多形(Polytype)の解説
7.Si面とC面
SiC結晶の成長法
8.昇華法
9.CVD法
10.溶液法
11.各成長法の利点・課題と欠陥発生メカニズム
結晶欠陥の基礎
12.結晶欠陥の種類(0次元から3次元)
13.SiC特有の結晶欠陥の基礎(マイクロパイプ・転位・積層欠陥)
14.結晶欠陥の観察例と観察法
15.結晶欠陥がデバイス性能に与える影響
結晶欠陥の評価技術
16.X線トポグラフィ法
17.フォトルミネッセンス法
18.偏光顕微鏡法
19.KOHエッチング法
20.透過電子顕微鏡法
21.評価手法ごとの特徴・適用範囲の整理
マルチモーダル解析
22.結晶欠陥のマルチモーダル解析
23.欠陥自動検出アルゴリズム(画像処理・機械学習活用)
結晶欠陥制御技術の実例と応用
24.結晶成長過程における欠陥低減技術(RAF法、溶液法など)
25.基底面転位(BPD)とバイポーラ劣化のメカニズムおよび抑制技術(CVD法含む)
26.低抵抗SiC基板における積層欠陥形成と制御
まとめと質疑応答
27.まとめ
28.質疑応答
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