メタマテリアル・メタサーフェスの原理とレンズ・音響制御への展開および研究開発戦略

ライブ配信は終了しました
アーカイブ配信を受け付けております。お申し込み期限:2025年8月27日(水)まで

2025/06/19

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • メタマテリアル・メタサーフェスの基本原理と応用
  • 研究開発から製品化に至るプロセス
  • メタレンズなど、注目される応用分野の解説

こんな方におすすめです

  • メタマテリアル・メタサーフェスに興味のある方
  • ナノフォトニクスに関する知識を深めたい技術者
  • 研究開発戦略について学びたい企画部門や商社担当者
セミナータイトルメタマテリアル・メタサーフェスの原理とレンズ・音響制御への展開および研究開発戦略
開催日時 【ライブ配信】

2025年8月6日(水)13:00~16:30
お申し込み期限:2025年8月6日(水)12:30まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年8月27日(水)~2025年9月9日(火)
お申し込み期限:2025年8月27日(水)まで

開催場所/配信の補足・注意事項

【ライブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料49,500円

定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円

受講者2名以上の場合:【2名同時申込で1名無料】対象セミナー
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)
▼1名分無料適用条件
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は、代表者にS&T会員マイページにて発行いたします(PDF)。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
受講者1名の場合:テレワーク応援キャンペーン【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
定価:本体36,000円+税3,600円
E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※他の割引は併用できません。
主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は、配信開始日(8/27)からダウンロード可となります。

メタマテリアル・メタサーフェスの原理とレンズ・音響制御への展開および研究開発戦略

~メタレンズや音響メタマテリアルの開発事例と課題~
~研究・開発・実用化、製品化までの戦略的なプロセス開発~

本セミナーでは、メタマテリアル/メタサーフェス材料が持つ原理的な特徴から、通風遮音・近赤外光制御・メタレンズといった実用例に至るまでを、基礎から応用・製品化まで丁寧に解説します。
講師が実際に手がけた研究成果「近赤外光を制御するメタサーフェス」・「通風防音メタマテリアル」といった事例をもとに、設計から製品化、研究開発戦略までの全体像を理解できます。

講師

納谷ラボ 代表 慶應義塾大学 研究員​ 博士(工学) 納谷 昌之 氏
[ご専門] 応用物理、光学
[ご経歴]
富士フイルム株式会社で研究主幹として、光学研究室長・応用物理ユニット長を歴任。
光学、特にナノフォトニクスの研究開発に携わり、ナノフォトニクスセンサ、メタマテリアルなどの基礎技術立ち上げから、それらの技術を用いる光制御デバイスや、さらには通風防音メタマテリアルの技術開発を推進し、実用化、商品化へと展開した。

セミナー趣旨、ポイント

 メタマテリアルやメタサーフェスは、「光」や「音」の伝わり方を自在に操ることで、これまでにない機能を実現する次世代の注目技術です。しかし、その仕組みや活用方法は、まだ専門的で分かりにくい部分も多くあります。
 本セミナーでは、メタマテリアル・メタサーフェスとは何か、その基本原理や産業界で注目される理由、そして直面している課題について、初めての方にもわかりやすく解説します。
 また、講演者自身が取り組んできた
 ・近赤外光を制御するメタサーフェス
 ・光メタマテリアルの原理を応用した、風を通しながら音を防ぐ通風防音メタマテリアル
といった具体的な事例を紹介しながら、研究から製品化へと至るプロセス全体の流れをお伝えします。
 さらに現在、特に注目を集めているメタレンズについても、その原理や課題、今後の応用可能性について詳しく解説します。最後に、メタマテリアル・メタサーフェス技術をどのように研究・開発・実用化していくかという戦略的な視点についてもお話しします。

こんな方におすすめ

・メタマテリアル・メタサーフェスに関心はあるけれども、
 原理や可能な応用分野や技術的な課題などがよくわからないので、それについて理解をしたいという方。
・ナノフォトニクスについての知見が無い技術者、企画部門、商社などの担当者

得られる知識

・メタマテリアル・メタサーフェスの原理
・原理の理解に基づく、その可能性と限界
・メタサーフェスアンテナ、メタレンズ、音響メタマテリアルなど、現在注目の応用分野
・メタマテリアル・メタサーフェス利用技術の研究開発から商品化へのプロセス
・研究開発に必要となる知見・技術・設備
・得意な技術を活かし、いかに総合技術であるメタマテリアル・メタサーフェスを実現するか?

プログラム

1.メタマテリアル・メタサーフェスとは
 1.1 そもそもメタマテリアル・メタサーフェスとは
 1.2 メタマテリアル・メタサーフェスの可能性 – なぜ注目されるのか? –
 1.3 メタマテリアル・メタサーフェスの原理

2.メタマテリアル・メタサーフェスの実例
 2.1 ランダム分散メタサーフェスによる可視〜赤外光制御
 2.2 音響メタマテリアル – 雑音を遮断し、風を通す –
 2.3 メタレンズ  – スマホカメラの出っ張りを無くする –

3.メタマテリアル・メタサーフェスの研究開発戦略
 3.1 メタマテリアル・メタサーフェス実現のための課題
 3.2 研究開発に必要な技術・設備・体制など
 3.3 協業・アウトソーシングなどを利用する効率的な研究開発戦略

 □質疑応答□