セミナー概要
セミナーのテーマ
- ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の基礎と要件
- HMDの技術動向(広視野・高精細化、焦点距離調節、遮蔽対応)
- 今後のHMDとVR技術の展望
こんな方におすすめです
- HMD技術に興味のある研究者
- VR/AR技術に関心のあるエンジニア
- HMDの最新動向を学びたい方
セミナータイトル | ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の基礎、研究開発動向と今後の展望 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年8月29日(金) 13:00~16:30 【アーカイブ配信】 ・このセミナーはアーカイブ付きです。 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【ライブ配信】 |
受講料 | 49,500円 定価:本体45,000円+税4,500円 主催会社の会員ページ上に視聴や資料の案内がございますので、S&T会員登録が必須となります。未登録の場合、主催会社より新規登録手続きをさせていただきます。
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主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | ■配布資料 配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのS&T会員マイページよりダウンロード可となります。 |
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の基礎、研究開発動向と今後の展望
■ヘッドマウントディスプレイの基礎、要件■ ■広視野・高精細HMD■
■調節(焦点距離)に対応するHMD■ ■遮蔽に対応するHMD■ ■HMDの校正■ ■これからのHMD■
★ アーカイブ配信のみの受講もOKです。
★ 次なるディスプレイとして注目の、ヘッドマウントディスプレイ!さまざまな方式のHMDを俯瞰的に学びます。
★ 基礎から最新の研究事例、今後の展望とは!
講師
奈良先端科学技術大学院大学 教授 清川 清 氏
【主な経歴・専門】
1994年大阪大学基礎工学部情報工学科三年次中途退学。
1998年奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程修了。
1999年通信総合研究所(現情報通信研究機構)研究員。
2002年大阪大学サイバーメディアセンター助教授、
2007年同准教授。
2017年奈良先端科学技術大学院大学教授、現在に至る。
バーチャルリアリティ、拡張現実、複合現実、3次元ユーザインタフェースなどの研究に従事。
【ご活動など】
日本バーチャルリアリティ学会理事、フェロー。IEEE VR、IEEE ISMAR、IEEE 3DUI、ICATなど、バーチャルリアリティや拡張現実分野の主要な国際会議の運営委員、大会長、プログラム委員長などを歴任。
【講師WebSite】
サイバネティクス・リアリティ工学研究室 (CAREラボ)
https://carelab.info/ja/
セミナー趣旨、ポイント
近年さまざまなヘッドマウントディスプレイ(HMD)が登場しています。ウェアラブル用途のものからバーチャルリアリティ用途のものまで多種多様です。一方、拡張現実(AR)と呼ばれる技術が急速に普及しており、AR向けのHMDも多数登場しています。こうしたHMDにはどのような性能が求められ、現在の技術はどこまで進んでいるのでしょうか。また、研究者たちはどのような未来のHMDを思い描いているのでしょうか。
本講座では、急速に発展するHMDについて、基礎から最新の研究事例、今後の展望までをわかりやすく解説します。
得られる知識
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の基礎、要件、研究動向および今後の展望に関する幅広い知識が得られます。
プログラム
1.ヘッドマウントディスプレイの基礎
1.1 歴史(1940年台から2010年代まで)
1.2 分類(主要な光学系の紹介)
1.3 視覚(主要な視覚機能の紹介)
2.ヘッドマウントディスプレイの要件
2.1 クローズドHMDの要件
2.2 ビデオシースルーHMDの要件
2.3 光学シースルーHMDの要件
3.広視野・高精細HMD
3.1 曲面光学系
3.2 空間分割方式
3.3 その他の方式
4.調節(焦点距離)に対応するHMD
4.1 時分割方式
4.2 多層化方式
4.3 ライトフィールド方式
4.4 網膜走査方式
4.5 その他の方式
5.遮蔽に対応するHMD
5.1 透過方式
5.2 反射方式
5.3 その他の方式
6.HMDの校正
6.1 光学歪みの校正
6.2 色調の校正
6.3 眼球位置の校正
6.4 その他の校正
7.これからのHMD
7.1 VR技術ロードマップ
7.2 センシング
7.3 マルチモダリティ
7.4 視覚拡張
7.5 パーソナライズドリアリティ
□質疑応答□