セミナー概要
セミナーのテーマ
- 主要加飾技術の概要と最新動向(フィルム転写、NSD、ソフト加飾など)
- 環境対応加飾(植物由来材料、軽量化、リサイクル技術など)と高付加価値加飾(機能付加、構造色、3Dプリントなど)
- 自動車内外装への適用事例と今後の展開(塗装代替、次世代コックピット、次世代外装など)
こんな方におすすめです
- 加飾技術の最新情報を知りたい方
- 自動車業界における加飾技術の動向に関心のある方
- プラスチック加飾分野で新しい技術に携わりたい方
セミナータイトル | プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望 |
開催日時 | 【オンライン配信】 【アーカイブ配信】 【オンライン配信】 |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 55,000円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。 ※アーカイブ配信受講の場合は、配信開始日からダウンロード可となります。 |
プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望
基礎からトレンドまでを1日速習
自動車内外装、環境対応加飾、機能付加加飾、構造色加飾、3Dプリント加飾 etc.
フィルム転写・貼合加飾、NSD、ソフト加飾や二次加飾などの主要加飾技術の概略から、
自動車の内外装と加飾、モノマテリアル・易解体・リサイクルなどに関わるような環境対応加飾などの
最新動向・トレンドや展望までを解説。
一日で全体像を把握するのにおススメのセミナーです。
講師
MTO技術研究所 所長 桝井 捷平 氏
【専門】プラスチック材料、成形技術
【兼任】加飾技術研究会 特別顧問
【加飾技術研究会https://kashoku.org/】
【MTO技術研究所】https://smmasui.wixsite.com/masui
総合化学メーカーで、PP等の汎用プラスチック材料、繊維複合材料ならびにその成形加工技術の研究開発に従事し、ソフト表皮材貼合成形方法(SPモールド)の開発、長繊維複合材料および成形加工技術の開発等を行い、現在は、プラスチックコンサルタントして、プラスチック表面加飾技術、繊維複合材料等を中心とした講演、執筆ならびに顧客様の特定製品開発の支援などを行い、加飾技術研究会の特別顧問として、加飾技術分野の発展に寄与している。
セミナー趣旨、ポイント
低価格競争から高付加価値競争に移行する中で、プラスチック加飾は、単なる加飾から、「機能性付加加飾」へと発展し、また、「環境対応加飾」が注目されている。個別加飾技術の中では、フィルム加飾技術、モールドインカラー等のNSD(Non Skin Decoration)、バイオミメティクスを応用した加飾、オンデマンド加飾等が注目されている。さらに、今後の加飾は、SDGs、パリ協定、自動車におけるCASEなど国際的な目標に即したものに展開していくことが求められている。日本でも自動車の外装へのプラスチック加飾の適用検討が活発化している。
本講演では、主要加飾技術の概要を説明した後、「塗装代替加飾、自動車の外装への適用検討」、「植物由来材料を用いた加飾、軽量化、リサイクル等の環境対応加飾」、「機能付加加飾、構造色加飾、3Dプリント加飾、3D品への直接インクジェット加飾など高付加価値製品につながる加飾」など今後の加飾技術の展望を具体的に解説し、自動車内外装への展開状況を説明し、その他の用途への展開も紹介する。
こんな方におすすめ
・すでに加飾に携わっているが、最新状況や今後の展開を知りたい方、およびこれから加飾に携われる方
得られる知識
・加飾技術の基本から、最新の状況、今後の展開まで
プログラム
1.加飾および主要加飾技術の概要
1.1 加飾の概要
1.2 主要加飾技術の概要
・インモールド・アウトモールドフィルム転写・貼合加飾
・特別な表面層を付与しない加飾(NSD)
・ソフト表面加飾
・ニ次加飾
1.3 日本、欧米の加飾の最近の動向比較
2.国際社会、自動車メーカーの目標と直近ならびに今後の加飾概要
2.1 国際社会、自動車メーカーの目標
・SDGs、パリ協定、CASEなど
2.2 国際的な目標に即した直近ならびに今後の加飾概要(一覧表)
3.塗装代替(塗装レス)加飾と自動車の外装などへの展開
3.1 塗装代替加飾の概要
・塗装代替のニーズと候補技術、各工法の比較、検討状況
3.2 欧米における塗装代替外装例
3.3 日本における塗装代替外装例
・フィルム加飾、MIC適用例
3.4 IMP検討例
3.5 その他の塗装レス検討例
・インクジェット、ホットスタンプなど
4.その他の環境対応加飾
4.1 植物由来プラスチックおよび植物由来繊維複合材料利用の加飾
4.2 軽量化と加飾
4.3 モノマテリアル、易解体、リサイクル技術・材料を用いた加飾
5.高付加価値製品につながるその他の加飾
5.1 機能付加加飾
5.2 バイオミティクスと構造色加飾
~自然界に存在する素晴らしい機能をもった動・植物の機能を加飾にも展開~
5.3 3Dプリント加飾
5.4 3D曲面への直接インクジェット加飾
5.5 熱板加熱圧空真空成形による加飾
5.6 フィルム転写成形加飾
5.7 混色成形、2層成形、ウエルドレス成形加飾
5.8 スパッタリング
6.自動車内装への適用と今後の展開
6.1 今後の自動車の内装イメージ
6.2 次世代コックピット、次世代ディスプレー
6.3 最近、今後の自動車内装例
①フィルム加飾内装例
②モールドインカラー内装例
③ソフト加飾内装例
④織物柄加飾内装例
⑤光、照明加飾内装例
⑥日本の伝統工芸で加飾した内装例
⑦インクジェット、レーザー加飾内装例
⑧遮熱表皮材
⑨IMP 加飾内装部品例
⑩その他の内装部品例
7.塗装代替以外の自動車外装への適用と今後の展開
7.1 次世代外装イメージ
7.2 フロントエンドモジュール、フロントパネル、ソーラー発電など
①フロントモジュールコンセプト
②フロントパネル代表例
③モノマテリアル・ヘッドランプコンセプト
④ソーラー充電ルーフ 他
⑤ソフトパネル、着せ替えパネル
⑥その他の部品
8.最近の内外装に特徴のある新車例
9.自動車分野以外の用途への展開状況
9.1 家具、建材、家電、化粧品など
9.2 空飛ぶクルマ
10.まとめと今後の展開予想
11.参考資料