セミナー概要
セミナーのテーマ
- セラミックス成形・焼結プロセスの基礎
- 微構造制御による機能性発現
- 各種成形・焼結手法と事例紹介
こんな方におすすめです
- 液相を用いたセラミックス成形を行おうとしている方
- セラミックスの特性向上を行うためのヒントが欲しい方
- セラミックス製造業務にたずさわって数年の若手技術者
セミナータイトル | セラミックス材料の成形・焼結プロセスの基礎と実際、微構造制御と機能発現 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年8月29日(金)10:30~16:30 【アーカイブ配信】 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【ライブ配信】 |
受講料 | 55,000円 定価:本体50,000円+税5,000円 主催会社の会員ページ上に視聴や資料の案内がございますので、S&T会員登録が必須となります。未登録の場合、主催会社より新規登録手続きをさせていただきます。
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主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | ■配布資料 製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※ライブ配信受講を4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 |
セラミックス材料の成形・焼結プロセスの基礎と実際、微構造制御と機能発現
~微構造を制御するスラリー作製から成形・焼結に至る各プロセスにおける制御因子~
セラミックス成形プロセス、焼結プロセスの基礎と実際
セラミックスへの機能性の付与、機能性向上のための微構造の構築
スラリー作製から成形、焼結による微構造の制御技術と機能性付与への応用事例
特性に合わせた微構造の作り込み、焼結前の成形段階さらにはスラリー中での分散、機能発現に向けた成形プロセス
最終的な焼結後の微構造制御に決定的な影響を及ぼすものとは
講師
(国研)物質・材料研究機構 電子・光機能材料研究センター 高機能光学セラミックスグループ グループリーダー
早稲田大学 先進理工学研究科 ナノ理工学専攻 教授
博士 (工学) 鈴木 達 氏
【専門】
粉体プロセス、磁場プロセス
【研究内容・キーワード】
コロイドプロセスを用いた微構造制御による超塑性セラミックスの開発と、強磁場を用いた結晶配向制御プロセスの開発に従事
【Webページ】
https://samurai.nims.go.jp/profiles/suzuki_tohru?locale=ja
セミナー趣旨、ポイント
バルクセラミックスでの機能発現や機能向上、また機械特性の向上には、各々の特性に合わせた微構造の作り込みが必要となり、金属材料と異なりバルク化後に塑性加工などの出来ないセラミックスにおいては焼結前の成形段階さらにはスラリー中での分散が焼結後の微構造制御に決定的な影響を及ぼす。
この講義においては、最終的な焼結後の微構造を制御するスラリー作製から成形および焼結に至る各プロセスにおける制御因子関して概説する。
こんな方におすすめ
液相を用いたセラミックス成形を行おうとしている方
セラミックスの特性向上を行うためのヒントが欲しい方
セラミックス製造業務にたずさわって数年の若手技術者
セラミックス創製に関して基礎的な知識を得たい方
得られる知識
微粒子分散の理論的背景から実際の手法およびその適用例についての知識を習得し、分散制御することによるセラミックスの微構造制御への有効性を知ることが出来る。
プログラム
1.セラミックス成形プロセスの基礎と実際
1.1 スラリー中での微粒子分散・凝集
1.2 コロイドプロセスでの成形
1.3 外場を利用したセラミックスの成形
1.3.1 電場を利用した電気泳動堆積
1.3.2 磁場を利用した結晶配向制御
2.焼結プロセスの基礎と実際
2.1 焼結の基礎
2.2 各種焼結手法の紹介
2.3 各種焼結手法の実例
2.3.1 SiC粒子のミリ波焼結
2.3.2 SiC緻密化(コロイドプロセスとSPSの利用)
3.機能発現に向けた微構造制御のための成形プロセスと実例
3.1 超塑性セラミックスの作製事例
3.1.1 アルミナ基セラミックス超塑性
3.1.2 ジルコニアセラミックス超塑性
3.2 Li二次電池正極電極の作製事例
3.3 イオン伝導体の結晶配向と伝導特性
3.4 透光性セラミックスの作製事例
3.4.1 透光性酸窒化アルミニウム(反応焼結)
3.4.2 透光性アルミナ
3.4.3 透光性窒化アルミニウム
3.5 細孔構造制御セラミックスの作製
3.6 三次元結晶配向セラミックスの作製
3.7 配向積層セラミックスの作製
質疑応答