防汚コーティング技術の総合知識

  • 開催日2025年10月8日(水)
  • 形態オンライン【アーカイブ配信あり】

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 汚れの種類と付着メカニズム
  • 防汚コーティングの種類と仕組み
  • 防汚性の評価方法

こんな方におすすめです

  • 自社製品に防汚コーティングの採用を検討している技術者、商品企画担当者、経営者
  • 防汚コーティングに問題を抱えている技術者
  • 防汚コーティングに関わる若手技術者
セミナータイトル防汚コーティング技術の総合知識
開催日時

【オンライン配信】
2025年10月8日(水)13:00~17:00
お申し込み期限:2025年10月8日(水)12:30まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年10月20日(月)~2025年10月31日(金)
お申し込み期限:2025年10月20日(月)まで

開催場所

オンライン

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料49,500円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は、配信開始日からダウンロード可となります。

防汚コーティング技術の総合知識

防汚コーティングの種類・防汚メカニズム、各種コーティング剤、
防汚性の評価などの一通りを、汚れの付着のしくみからやさしく解説。

汚れの種類・付着メカニズム(機械的・静電気力・化学的)から、
防汚コーティングによる防汚メカニズム、フッ素系・シリコーン系・光触媒系などの主な防汚コーティング剤、
コーティング方法、コーティングの出来栄え・防汚性の評価、環境問題と防汚コーティングなど、
防汚コーティング技術の一通りの知識を分かりやすく解説します。

講師

平山技術士事務所 所長 技術士(化学部門) 平山 中 氏
【講師詳細】https://www.science-t.com/lecturer/17392.html
【専門】フッ素樹脂、シリコーン、電子写真用表面材料
【略歴】1980年 日東工業株式会社 開発室 入社
    1999年 日東工業株式会社 技術開発センター長
    2005年 日東工業株式会社 取締役 技術開発センター長
    2007年 シンジーテック株式会社 取締役 技術副本部長
    2013年 平山技術士事務所設立

セミナー趣旨、ポイント

 日常、私たちが使用する製品の表面には、さまざまな汚れが付着します。汚れが付着すると美観が損なわれるだけではなく、製品の機能が損なわれたり、性能が低下する場合もあります。汚れの付着を防止するために、あるいは付着した汚れの除去を容易にする目的で、その表面にはさまざまな防汚コーティングが施されます。例えば、スマートフォンのタッチパネルには指紋の付着防止目的で、調理器具には食品の付着防止目的で防汚コーティングが施されます。
 本セミナーでは、汚れの種類と汚れ付着の原因、防汚コーティングによる防汚のしくみ、代表的な防汚コーティング、防汚性の評価など、防汚コーティングに関する一通りのことをやさしく解説致します。

こんな方におすすめ

・自社製品に防汚コーティングの採用を検討している企業の技術者、商品企画担当者、経営者
・防汚コーティングに問題を抱えている企業の技術者
・防汚コーティングに関わる若手技術者
・防汚コーティングの勉強を始めるきっかけを探している技術者

得られる知識

・汚れの種類と汚れ付着のしくみに関する基本知識
・防汚コーティングによる防汚のしくみに関する基本知識
・主なコーティング剤に関する基本知識(フッ素系、シリコーン系、ガラス系、光触媒系)
・コーティング方法に関する基本知識
・防汚性の評価に関する基本知識

プログラム

1.はじめに
 1.1 プログラム説明
 1.2 自己紹介

2.汚れの付着と防汚コーティング
 2.1 汚れ種類と分類
 2.2 汚れの付着メカニズム
  ・機械的付着
  ・静電気的付着
  ・分子間相互作用による付着/化学的付着
 2.3 身の回りの防汚コーティング
 2.4 防汚コーティングの分類
 2.5 防汚コーティングの種類
  ・撥水性コーティング
  ・親水性コーティング

3.防汚コーティングによる防汚メカニズム
 3.1 固体表面上の液体の濡れ、はじき
 3.2 液体の濡れと接触角
 3.3 表面自由エネルギーと表面張力
 3.4 撥水性と親水性
 3.5 表面粗さと接触角
 3.6 撥水・撥油性コーティングと親水性コーティング

4.主な防汚コーティング
 4.1 フッ素系コーティング
  ・フッ素系コーティングの種類
  ・熱可塑性フッ素樹脂樹脂コーティング
  ・反応性フッ素樹脂コーティング
  ・フッ素含有シラン系コーティング
 4.2 シリコーン系コーティング
  ・シリコーンの特徴と構造
  ・シリコーン系材料による防汚コーティング
 4.3 ガラス系コーティング
  ・シリケート系
  ・シラザン系
 4.4 光触媒コーティング
  ・光触媒の効果
  ・光触媒コーティング
 4.5 複合・ハイブリッド系コーティング

5.防汚コーティングの評価
 5.1 コーティングの出来栄え評価
 5.2 防汚性の評価
  ・撥水・撥油性
  ・臨界表面張力・表面自由エネルギー
  ・非粘着性
  ・汚れ付着、拭き取り性
  ・暴露試験、実装試験

6.防汚コーティングの課題とまとめ
 6.1 環境問題と防汚コーティング
 6.2 まとめ

 □質疑応答□