セミナータイトル | 図解と演習で学ぶ実験計画法入門〔結果の解釈と数式の理解は後から自然について来る〕 |
開催日時 | 【オンライン配信】 【アーカイブ配信】 【オンライン配信】 |
開催場所 | オンライン※アーカイブ配信あり 【オンライン配信】 |
受講料 | 55,000円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料 オンライン配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 ※Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。 アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送) |
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図解と演習で学ぶ実験計画法入門〔結果の解釈と数式の理解は後から自然について来る〕
≪Excel演習で理解度UP≫
すべての生産、技術開発の分野で、これから実験計画を学ぼうとしている方へ
経験のある方は復習の機会にしてください。目からウロコの部分もあると思いますよ。
実験計画法はとても役に立つのですが習得には膨大な時間がかかる、、、
そもそも統計って難しい数式のオンパレード、敷居が高いですよね。
でも図解から入れば意外とフレンドリーなのです!
図解でわかりやすく解説しますので、苦手意識克服のためにも頑張って理解しましょう。
さあ、実験計画法の不思議と面白さを一緒に勉強していきましょう。
講師
スタット・イメージング・ラボ 代表 福田 晃久 氏 ≫【講師紹介】
[主な研究・業務]
・物理化学
・統計的品質管理
・医薬品の品質管理、品質保証(特にGMP分野)
セミナー趣旨、ポイント
実験計画法はとても役に立つのですが習得には膨大な時間がかかります。そもそも統計って難しい数式のオンパレード、敷居が高いです。でも図解から入れば意外とフレンドリーなのです。本セミナーではこれから実験計画を学ぼうとしている方を対象にしていますので、標準偏差とは何か、統計的有意差とは何か、等の基礎的なところから始めていきます。一方、実験計画と銘打っていますので、思い切って二元配置実験まで網羅することにしました。二元配置実験まで分かれば、直交配列表や重回帰分析などの理解もしやすくなるからです。
計算はソフトウェアが行ってくれますが、結果を正しく解釈するためには数式をブラックボックスにしてはいけません。とは言っても数理統計家を目指すわけではないので、数式がグラフのどこの部分を数値化しているのかのイメージがつかめれば十分です。図解でわかりやすく解説しますので、ここは苦手意識克服のためにも頑張って理解しましょう。ここまで来れば、難しい数式が心強い助っ人に感じられるでしょう。
本セミナーに統計の予備知識は必要ありませんが、製品設計や工程設計の知識または経験は必要です。経験は無くても実験や工程をイメージできることは必要です。統計は技術的な論点をグラフ化できれば、理解したのも同然だからです。さあ、実験計画法の不思議と面白さを一緒に勉強していきましょう。
講師デモも同時進行で行なうためPC持参は必須ではありませんが、参加者ご自身でデータ解析を体験すると理解がより高まると思います。
こんな方におすすめ
- これから実験計画を学ぼうとしている方。
経験あるが、復習したい方。
※すべての生産、技術開発の分野に対応しています。
※統計の予備知識は必要ありませんが、製品設計や工程設計の知識、または経験は必要です。
得られる知識
- 研究や委託試験の実験計画は本当に必要かつ最小限なのでしょうか。日本では、研究者は統計を系統的に学習していない方が多いと言われています。実験計画において最低限の実験で最大の効果を得ることが、時間と費用の節減につながることは言うまでもありません。それどころか、統計的な観点が不十分なまま学会発表や論文発表をしてしまうケース、またGo、 No-Goの決定をしてしまうケースも見られ、大きなリスクを抱えることとなります。本セミナーでは、実験・医療統計学の基礎理論はもちろん、標準偏差や統計的有意差という基礎から始めて、「二元配置分散分析」まで講義されます。実務作業をどう進めるかについて、具体的な方法とノウハウを伝授します。本セミナーの講演中に、Excel演習が行われ、実践的に学べます。この機会をご活用ください。
プログラム
1.科学技術者に必須な統計の基礎(計算をブラックボックスにしないために)・ヒストグラム、正規分布、標準偏差
・統計的な距離を表す規準化(統計の勉強で最も重要な概念)
・95%信頼区間の本当の意味合い「真の値を95%の確率で含む範囲」と言うけれど
・統計的有意差−p値とは何もの?
・平均値の信頼区間
・平均値の差の検定(グループ間の比較:t検定)
・平均値の差の検定(対応関係がある場合の比較:paired-t検定)
・自習のためのモンテカルロ・シミュレーションのやり方
2.実験計画法への誘い
・一元配置デザイン(一元配置分散分析)
:データ構造をミエル化する
:要因効果と実験誤差をミエル化する
:最適水準の推定と信頼区間
・二元配置デザイン(二元配置分散分析)
:データ構造をミエル化する
:要因効果と実験誤差をミエル化する
:最適水準の推定と信頼区間
:交互作用と交絡(似て非なるもの)
:繰り返しのない二元配置デザインとは
:paired-t検定は実は二元配置デザインだった
・制御因子が多数の場合(直交配列表の紹介)
・計算よりも大切なのは実験のランダマイズ
・統計と固有技術
□質疑応答□
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