化学プロセスにおけるスケールアップとコスト・設備投資試算・事業性判断/意思決定

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • プロジェクトマネジメント
  • スケールアップ
  • コスト試算と事業採算性検討

こんな方におすすめです

  • 化学プロセス開発に携わる研究者
  • 事業化検討に関わる技術者
  • コスト試算や投資判断に興味のある方
セミナータイトル化学プロセスにおけるスケールアップとコスト・設備投資試算・事業性判断/意思決定
開催日時 オンライン配信

2025年10月27日(月)10:30~16:30
お申し込み期限:2025年10月27日(月)10:00まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年11月11日(火)~2025年11月25日(火)
お申し込み期限:2025年11月11日(火)まで

・このセミナーはアーカイブ付きです。
 視聴期間:11月11日(火)~11月25日(火)
・セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
・オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

開催場所

■オンライン
受講方法・接続確認はこちら(申込み前に必ずご確認ください)

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料55,000円

S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用
・研修パック(3名以上で1人あたり19,800円)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は、配信開始日からダウンロード可となります。

化学プロセスにおけるスケールアップとコスト・設備投資試算・事業性判断/意思決定

研究開発段階の情報精度が不十分な状態でいかにコスト試算するか(方法・工夫)

・コスト試算について概説し、事業採算性検討の計算方法、事業採算性検討の結果から投資意思決定プロセスについて解説。
・設備投資額の概略積算およびディスカウント・キャッシュ・フロー(DCF)法による投資採算性について学ぶ。

講師

(株)KRI 環境化学プロセス研究部 主席研究員 阪井 敦 氏

【略歴】
1984年3月  京都工芸繊維大学修士課程修了
1984年4月  某中堅化学会社に入社
1999年4月  株式会社KRIに入社
2001年7月  米国プロフェッショナル・エンジニア資格取得
2005年10月 米国プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル資格取得
2015年12月 上席化学工学技士取得

【業界での関連活動】
日本プロフェッショナルエンジニア協会(JSPE)会員
化学工学会 開発型企業連携研究会 幹事
米国プロジェクトマネジメント協会会員

【Webページ】
https://www.kri-inc.jp/

セミナー趣旨、ポイント

 まず、プロジェクトの考え方で業務を考える重要性を概説し、実用化への第一歩であるスケールアップ研究について概説する。その後、コスト試算について概説し、事業採算性検討の計算方法、事業採算性検討の結果から投資意思決定プロセスについて述べる。設備投資額の概略積算およびディスカウント・キャッシュ・フロー(DCF)法による投資採算性について学習する。

【得られる知識】
(1)プロジェクトマネジメントの概要
(2)スケールアップの考え方
(3)フィジビリティ検討に要求されるコスト試算方法
(4)事業採算性検討の方法

プログラム

1.プロジェクトで業務を考える
 1.1 プロジェクトとオペレーションの違い
 1.2 プロジェクトマネジメントとは
 1.3 プロジェクトのスケジュールマネジメント
 1.4 プロジェクトのコストマネジメント(EVM)

2.実用化への第一歩スケールアップ
 2.1 化学者の視点(プロダクト)と化学工学者の視点(プロセス)
 2.2 スケールアップの難しさ
 2.3 連続プロセスとバッチプロセス
 2.4 実験室と実設備の違い
 2.5 スケールアップのためのデータ取得
 2.6 モデル化

3.コストの色々な考え方
 3.1 コスト構成
 3.2 色々なコストの考え方
 3.3 原価計算の目的

4.開発ステージにマッチしたコスト試算
 4.1 研究開発段階における超概略コスト試算
 4.2 開発試作段階におけるコスト試算
  4.2.1 物質収支・エネルギー収支
  4.2.2 プロセスフローの作成
  4.2.3 プロセス機器の概略設計(機器リスト)
  4.2.4 プラント建設コストの概算
  4.2.5 製造コストの概算

5.事業採算性検討と投資意思決定
 5.1 事業採算性検討の考え方
 5.2 事業採算性検討の実施
 5.3 感度分析   
 5.4 投資判断

□質疑応答□