音響メタマテリアルの基礎工学と研究開発の動向

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 音響メタマテリアルの基礎理論
  • 音響学の基礎理論
  • 音響メタマテリアルの研究開発動向

こんな方におすすめです

  • 工学技術者の方
  • 大学工学部や高専で機械工学や建築学などを学ばれた方
  • 振動や騒音制御に関心のある方
セミナータイトル音響メタマテリアルの基礎工学と研究開発の動向
開催日時

【オンライン配信】
2025年5月29日(木)10:30~16:30
お申し込み期限:2025年5月29日(木)10:00まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年6月12日(木)~2025年6月25日(水)
お申し込み期限:2025年6月12日(木)まで

開催場所

オンライン

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料55,000円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、主催会社様HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は、配信開始日からダウンロード可となります。

音響メタマテリアルの基礎工学と研究開発の動向

~軽量で遮音・防音・防震性能を得るために~

「音響メタマテリアル」の基本とメカニズム、効果、設計、開発事例
あらゆる分野において振動や騒音等の音や揺れを制御したい方は是非
音響メタマテリアルの基礎理論、音響学の基礎理論、そして近年の研究開発の状況、、、
従来材料では不可能だった軽量で高い遮音・防震性能の実現を目指す
現状、そのデザインの方法には未だ確立した指針は無く、どこまでわかっていて何が解決課題なのか

講師

大阪公立大学 工学研究科 航空宇宙工学分野
航空宇宙推進工学研究グループ 教授 博士(科学) 森 浩一 氏
【講師紹介】https://www.science-t.com/lecturer/66665.html

セミナー趣旨、ポイント

 振動や騒音に対する技術は、幅広い分野において重要な課題です。従来の材料では実現不可能だった軽量で高い遮音・防震性能を実現しうる設計手法として「音響メタマテリアル」という新しい概念が注目されています。メタマテリアルの研究は、主に電磁波を相手として2000年頃から開始されましたが、当初から音波への応用も有望視され、一部の研究者によって研究が進めて来られました.最近では、自動車メーカーなどで実用化研究が進められている段階です。現状では、そのデザインの方法には未だ確立した指針はありません。
 本講演では、音響メタマテリアルの基礎理論と、その元となる音響学の基礎理論、そして近年の研究開発の状況を概観する予定です。

こんな方におすすめ

工学技術者の方、大学工学部や高専で機械工学や建築学などの工学を学ばれた方など

得られる知識

・音響工学の基礎理論
・音響メタマテリアルの基礎理論
・音響メタマテリアルの研究動向

プログラム

1.音響メタマテリアルとは何か?

2.騒音遮蔽の技術
 2.1 騒音遮蔽の基礎理論
 2.2 騒音遮蔽の技術の例
 2.3 音響メタマテリアルを用いた騒音遮蔽
 2.4 騒音遮蔽のシミュレーション・実験の手法

3.ストップバンド型音響メタマテリアルの基礎理論
 3.1 基礎:動吸振器の原理
 3.2 分散関係式
 3.3 メタマテリアルの解析モデル

4.音響メタマテリアルのこれまでの研究開発の事例
 4.1 ストップバンド型メタマテリアル
 4.2 分散性メタマテリアル
 4.3 密度分布型メタマテリアル

5.まとめ

質疑応答