金属の腐食メカニズム、材料耐食性と防食技術事例

  • 開催日2025年7月30日(水)
  • 形態オンライン【アーカイブ配信あり】

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 金属腐食の基礎と電気化学
  • 様々な環境下での金属腐食の形態と影響
  • 金属材料の耐食性と防食技術

こんな方におすすめです

  • 腐食防食に関する課題に直面する技術者
  • 設計、製造、設備、品質管理担当者
  • 研究開発に携わる技術者、研究者
セミナータイトル金属の腐食メカニズム、材料耐食性と防食技術事例
開催日時

【オンライン配信】
2025年7月30日(水)10:30~16:30
お申し込み期限:2025年7月30日(水)まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年8月19日(火)~2025年8月25日(月)
お申し込み期限:2025年8月19日(火)まで

開催場所

オンライン

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料55,000円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料は製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

講師より
事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:業界誌「食品包装」(日報ビジネス)2024年1月~12月

金属の腐食メカニズム、材料耐食性と防食技術事例

腐食問題の解決・腐食調査のための必要知識
腐食現象、材料耐食性、防食技術を基礎から学ぶ
実務に向けた原理・要点と事例解説

腐食環境、腐食形態、材料の耐食性などの因子、さらには偶発的な要因など、
 幅広い学問領域に跨る知識が求められる腐食問題とその対策技術。

 様々な要因が絡み、複雑な「腐食」の一層の理解と適切な防食設計/防食技術・塗料等の製品開発に向けて、
 腐食形態、材料種と耐食性、具体的な防食調査・防食工法とその具体的な事例を解説します。

\1日で体系的に学べる!/
腐食の原因調査から防食対策を提案できる知識、考え方を習得
大気、淡水、海水、土壌、特殊環境における金属腐食への影響
金属材料の種類とその耐食性
● 防食技術とその事例

講師

安藤技術士事務所 所長 安藤 克己 氏
技術士(機械部門、金属部門、総合技術監理部門)
【専門】
 ◇腐食・防食技術
 ◇トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑、表面・接触)
 ◇材料技術(鉄鋼材料、非鉄金属、セラミックス、高分子材料)
 ◇表面技術(熱処理、溶射、肉盛、めっき、薄膜コーティング)

【略歴】
 1977年 新日本製鐵(株) (現、日本製鉄(株))入社。
  釜石製鐵所、君津製鐵所、技術開発本部(富津)において、製鉄設備のエンジニアリング、
  保全技術、設備管理、設備長寿命化のための腐食・防食技術開発、材料技術・トライボロジー研究開発に従事。
 2000年 (株)日鐵テクノリサーチ [現、日鉄テクノロジー(株)]において、
  腐食・防食技術、トライボロジー、材料・表面技術に関する試験・分析・評価、
  技術調査、研究開発支援、技術コンサルティング業務に従事。
 2016年 安藤技術士事務所 開設。技術コンサルタントとして活動中。

【著書】
 ◇日本トライボロジー学会「セラミックスのトライボロジー-基礎と応用-」(共著),養賢堂(2003)
 ◇日本機械学会「機械工学便覧」(共著)、丸善 (2006)
 ◇日本トライボロジー学会「トライボロジーハンドブック第2版」(共著)(2025発行予定)

セミナー趣旨、ポイント

 金属腐食は身近な問題ですが、材料と環境、設計などの要因が複雑に関連しているため、腐食原因を調べ、適切な対策をとることは容易ではありません。本セミナーでは、腐食の原因調査のために必要な腐食メカニズム、電気化学、金属材料の腐食特性、防食技術の原理と応用などについて、事例を交えて講義し、実務に役立つ、腐食の原因調査から防食対策までを提案できる知識、考え方を学んでいただきます。

こんな方におすすめ

日常業務で腐食防食に関する課題に出会うことが多い、設計、製造、設備、品質、研究開発などの技術者、研究者。

得られる知識

現場の腐食問題に対し、腐食の原因調査から防食対策まで、技術者として指導および提案ができる体系的な知識が習得できます。

プログラム

1.金属腐食の基礎
1.1 腐食とは
1.2 腐食の電気化学
1.3 腐食に及ぼす要因
1.4 腐食原因の調査方法
1.5 腐食試験方法(ラボ試験、実機試験、暴露試験)

2.環境と金属腐食
2.1 大気中
2.2 淡水中
2.3 海水中
2.4 土壌中
2.5 特殊環境

3.金属腐食の形態
3.1 湿食、乾食
3.2 全面腐食と局部腐食
3.3 濃淡電池腐食
3.4 異種金属接触腐食
3.5 すき間腐食
3.6 孔食
3.7 粒界腐食
3.8 腐食割れ
3.9 エロージョン・コロージョン

4.金属材料の耐食性
4.1 炭素鋼、低合金鋼、亜鉛めっき鋼
4.2 ステンレス鋼、高合金鋼
4.3 アルミニウム、アルミ二ウム合金
4.4 銅、銅合金
4.5 ニッケル、ニッケル合金
4.6 チタン、チタン合金

5.防食技術の原理と防食方法
5.1 塗装、重防食塗装
5.2 電気防食
5.3 溶射、めっき
5.4 環境制御
5.5 腐食防止設計
5.6 防食エンジニアリング技術事例

6.まとめ

7.参考文献

□質疑応答□