バイオ医薬品のQC業務に絶対必要なタンパク質分析技術の基礎とスキル

  • 開催日2025年5月28日(水)
  • 形態オンライン【アーカイブ配信あり】

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • バイオ医薬品におけるタンパク質分析の全体像の理解
  • タンパク質分析技術の原理と実務
  • 品質管理と規制対応における分析技術の重要性

こんな方におすすめです

  • バイオ医薬品の品質管理業務に携わる方
  • タンパク質分析技術を学びたい研究者
  • バイオ医薬品開発に関わる技術者
セミナータイトルバイオ医薬品のQC業務に絶対必要なタンパク質分析技術の基礎とスキル
開催日時

【オンライン配信】
2025年5月28日(水)13:00~16:30
お申し込み期限:2025年5月28日(水)12:30まで

【アーカイブ配信】
視聴期間:2025年6月11日(水)~2025年6月24日(火)
お申し込み期限:2025年6月11日(水)まで

【オンライン配信】
・受講者特典としてこのセミナーはアーカイブ付きです
 視聴期間:2025/6/11(水)~2025/6/24(火)
・セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
・オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

開催場所

オンライン

【オンライン配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

【アーカイブ配信】
・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。

受講料49,500円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用
・研修パック(3名以上で1人あたり19,800円)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考■配布資料
オンライン配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

バイオ医薬品のQC業務に絶対必要なタンパク質分析技術の基礎とスキル

【タンパク質科学の学術的基礎と品質管理の実務や規制対応】
~なぜ、いつ、なにを、どのように分析するべきか~
~タンパク質の分析技術適用例と特性評価~

バイオ医薬品の分析は、その候補物質の探索から、原薬/製剤の開発、製造、保管、運搬に至るあらゆる段階で非常に重要な業務となります。
特に、品質管理においては、構造・物性・機能に関する分子特性の高度な分析と適正な評価が不可欠です。

そこで、本講座では、バイオ医薬品の品質管理業務で必ず必要となるタンパク質の分析技術について解説します。

最初にバイオ医薬品の分析をなぜ~、いつ~、なにを~、どのように~4つの観点で整理し、その全体像の俯瞰的理解を促します。
次いで、タンパク質の分子特性評価のためのさまざまな分析技術を、それらの原理や適用例、実際の計測にあたっての注意点も含めて体系的に説明します。

表面的な紹介にならないように、タンパク質科学の学術的基礎との関係や品質管理の実務や規制対応との関連を交えて複層的な解説を提供できればと考えています。

講師

東京大学大学院 新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻・客員教授
産業技術総合研究所 モレキュラーバイオシステム研究部⾨・招聘研究員
本田 真也 氏
【講師紹介】https://www.science-t.com/lecturer/16213.html

【主なご研究・ご業務】
タンパク質の分子設計
進化分子工学、合成生物学に関わる基礎研究
バイオ医薬品の創薬・製薬基盤技術の開発

セミナー趣旨、ポイント

得られる知識

・バイオ医薬品の開発、製造、管理における分析業務の役割
・タンパク質の分析技術の基本的な理解と実務的な注意点
・タンパク質の分析技術とバイオ医薬品の品質管理の関係

プログラム

1 バイオ医薬品の分析
 1.1 なぜ分析するのか
 1.2 いつ分析するのか
 1.3 なにを分析するのか
 1.4 どのように分析するのか

2 タンパク質科学の基礎
 2.1 タンパク質の多様性
 2.2 タンパク質構造の規則性
 2.3 タンパク質試料の扱い方
 2.4 タンパク質試料の調製
 2.5 タンパク質試料の定量

3 タンパク質の化学構造の解析
 3.1 タンパク質の化学修飾
 3.2 質量分析による解析
 3.3 電気泳動による解析

4 タンパク質の高次構造の解析
 4.1 タンパク質の高次構造変化
 4.2 紫外可視吸収スペクトル測定法による解析
 4.3 蛍光スペクトル測定法による解析
 4.4 円偏光二色性スペクトル測定法による解析
 4.5 赤外吸収スペクトル測定法による解析
 4.6 ラマンスペクトル測定法による解析
 4.7 核磁気共鳴スペクトル測定法による解析
 4.8 質量分析による解析
 4.9 バイオ医薬品分析における分析法選択の留意点
 4.10 ガイドライン・薬局方との関係

5 タンパク質の相互作用の解析
 5.1 分子間相互作用の理論
 5.2 酵素免疫測定法による相互作用の解析
 5.3 蛍光分光法による相互作用の解析
 5.4 免疫沈降法による相互作用の解析
 5.5 表面プラズモン共鳴法による相互作用の解析
 5.6 バイオレイヤー干渉法による相互作用の解析
 5.7 等温滴定型熱量計による相互作用の解析

6 タンパク質の凝集の解析
 6.1 粒子計測の必要性
 6.2 凝集体の分析法
 6.3 ナノメートル粒子分析法
 6.4 サブミクロン粒子分析法
 6.5 サブビジブル粒子分析法
 6.6 その他の分析法
 6.7 凝集体分析法の限界・推奨・課題

7 タンパク質の安定性の解析
 7.1 タンパク質の安定性の基礎
 7.2 タンパク質の安定性分析

8 参考資料

  □質疑応答□