セミナー概要
セミナーのテーマ
- IPランドスケープとパテントマップによる知財戦略立案
- 機能ツリーを用いた将来展望
- M&Aにおける特許調査とパテントマップ活用
こんな方におすすめです
- 研究者、技術者、開発プロジェクトリーダー
- 事業開発担当者、商品企画担当者、経営者層
- 知財部の担当者、責任者
セミナータイトル | IPランドスケープによる戦略的な知財分析・活用のすすめ方 |
開催日時 | 【オンライン配信】 【アーカイブ配信】 【オンライン配信】 |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 55,000円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | 配布資料は製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※オンライン配信受講を4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 |
IPランドスケープによる戦略的な知財分析・活用のすすめ方
~パテントマップに基づいた将来展望と
知財戦略を立案・実践する方法~
IPランドスケープの実践をパテントマップの視点からアプローチ
IPランドスケープで市場・技術・特許を調査分析し、
パテントマップで自社の現状と将来の目標とのギャップを明らかにしそのギャップを埋める戦略を立案し実行する
自社が勝ちづづけるための攻めどころの特定と戦略策定
講師
大藪知財戦略コンサルティング 代表 大藪 一 氏
※元パナソニック(株)
【講師紹介】https://www.science-t.com/lecturer/27159.html
セミナー趣旨、ポイント
特許庁の「知財スキル標準Ver2.0」によると、企業が保有すべき知的財産に関する機能の「戦略」の中に「IPランドスケープ」のスキルが盛り込まれました。しかし、知財業務の中でM&Aや新規事業テーマ探索、有望市場の開拓等の業務が発生する頻度は少なく、担当者が経験できないという問題があります。また、IPランドスケープでは市場・技術・特許を調査分析しパテントマップで自社の現状と将来の目標とのギャップを明確にし、ギャップを埋める戦略を立案しなければなりませんが、従来のパテントマップでは、将来を見据えた機能、技術、事業を鳥瞰できないという欠点があります。将来を展望するためには機能キーワードで考えられるすべての機能を発想し、網羅し、機能ツリーを作成するのが効果的で、次に機能ツリーと特許を紐づけし「機能鳥瞰マップ」を作成します。そして攻め所を特定して考えた多量のアイデアから自社の勝てる開発戦略・知財戦略を策定します。
本講座ではIPランドスケープによるこれらの知財分析・活用のステップについて、特にパテントマップに基づいて将来を展望し、経営戦略・知財戦略を立案・実践する方法を紹介します。
こんな方におすすめ
本テーマに興味のある企業の
・研究者、技術者、開発プロジェクトリーダ
・事業開発担当者、商品企画担当者、経営者層
・知財部の担当者、責任者
・その他、本テーマに興味のある方ならどなたでも
得られる知識
・知的財産権を取り巻く現状
・知財スキル標準とIPランドスケープ
・知的財産権と知財戦略
・テーマ推進ステップと知財戦略活動
・特許調査
・パテントマップとは
・技術動向調査での特許調査とパテントマップ
・M&Aにおける特許調査とパテントマップ作成(事例)
・パテントマップの利点・欠点とその対策
・発想手法
・「α発想法」による将来を展望する機能ツリーの作成事例(例:自動車用LED)
・有望市場・有望用途の探索方法
・知財戦略実践の具体事例、知財戦略のポイント
プログラム
1.知的財産権を取り巻く現状
(1)世界経済の動向
(2)特許の出願動向
(3)M&Aの動向
2.知財スキル標準とIPランドスケープ
(1)知財スキル標準とは
(2)IPランドスケープ
3.知的財産権と知財戦略
(1)知的財産権とは
(2)知財戦略とは
4.テーマ推進ステップと知財戦略活動
(1)研究部門でのテーマ推進ステップ事例
(2)強い特許取得ができるかはテーマ次第
5.特許調査の種類
(1)企業における事業ステップと必要な特許調査
(2)特許調査の種類と内容一覧
(3)技術動向調査
(4)先行技術調査
(5)テーマの日常特許ウォッチング
6.パテントマップ
(1)技術動向調査とパテントマップ
(2)マクロ分析パテントマップ
(3)セミマクロ分析パテントマップ
(4)ミクロ分析パテントマップ
7.技術動向調査での特許調査とパテントマップ
(1)特許動向調査の進め方
(2)事前調査(技術内容、技術動向、主な出願人)
(3)事前調査による検索式の作成
(4)明細書の内容を精査しない動向調査例
(5)ニューエントリーキーワードによる解析例
(6)出願数の増加(グロスレイト)解析例
(7)明細書の内容を精査し独自分類し動向調査
8.M&Aにおける特許調査とパテントマップ作成
(仮想事例1:被買収企業国内、仮想事例2:被買収企業海外)
(1)経営戦略に基づくIPランドスケープ指示
(2)現状把握
(3)将来展望
(4)将来の自社目標ポジション
(5)ギャップの解析
(6)ギャップを如何に埋めるかの戦略立案
(7)経営への知財戦略の提言
9.パテントマップの利点・欠点とその対策
(1)将来展望が必要な知財業務とパテントマップ
(2)独自分類に構成キーワードを付けたパテントマップの利点と欠点
(3)特許情報だけでパテントマップを作成する利点と欠点
(4)パテントマップ作成時の注意
10.発想手法
(1)発想数はパワー?
(2)思考の階層の概念
(3)発想の原理
(4)よく使われている3大発想技法
(5)チェックリスト法
(6)ブレーンストーミング法
(7)KJ法
(8)3大基本発想法まとめ
11.「α発想法」による将来を展望する機能ツリーの作成事例(例:自動車用LED)
(1)科学的発想法「α発想法」による機能ツリーの作成具体事例
(2)構成ツリーと機能ツリーの比較
(3)機能ツリーを活用した知財戦略の立案と推進方法
12.自社が勝つパテントマップの作成と知財戦略手法の進め方
(1)知財戦略手法「U’Method」概要
(2)推進テーマの決定
(3)機能鳥瞰マップの作成
(4)攻め所を決める
(5)可能性アイデアの多量発想
(6)「U’Method」を用いた勝てる知財戦略
(7)「U’Method」によって得られる特許の実力について
13.有望市場・有望用途の探索方法
(1)有望用途開発の推進ステップ
(2)なんやって展開法
14.知財戦略実践の具体事例
(1)特許の質を向上する知財戦略実践事例
(2)パテントマップはテーマアップに必須
(3)パテントマップをテーマ推進に定着させる実践例
(4)パテントマップの自動メンテナンス事例
15.知財戦略のポイント
(1)経営に役立つ知財戦略
(2)特許以外の知的財産権
(3)グローバルな知財戦略
(4)特許の出願から権利化放棄プロセス
質疑応答