HAZOP実践・活用のための必須知識と事故・失敗事例に基づく「見落としやすい危険源」の理解

  • 開催日2025年8月27日(水)
  • 形態オンライン

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • HAZOP(Hazard and Operability Studies)による危険源の洗い出しと安全対策
  • 事故事例に基づいた、見落としやすい管理面の教訓
  • 設計、安全性評価、運転・作業管理など、5つの切り口からの分析

こんな方におすすめです

  • 運転部門の管理職や運転支援スタッフ、中核運転員
  • 安全管理者や安全スタッフ
  • プロセスの設計・技術開発、設備設計、保全部門の管理職や中核人材
セミナータイトルHAZOP実践・活用のための必須知識と事故・失敗事例に基づく「見落としやすい危険源」の理解
開催日時

【オンライン配信】
2025年8月27日(水)10:30~16:30
お申し込み期限:2025年8月27日(水)10:00まで

開催場所

オンライン

・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

受講料55,000円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用
・早期申込割引価格対象セミナー【オンライン配信セミナー1名受講限定】
・研修パック(3名以上で1人あたり19,800円)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料は製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

HAZOP実践・活用のための必須知識と事故・失敗事例に基づく「見落としやすい危険源」の理解

工場・プラントに潜在する危険源を見つけ出すポイントと
危険源をしっかり管理するための要点を速習

実際に起こった事故を基に学ぶ「見落としやすい管理面での教訓」

多くの企業・団体から招へいされ、日本各地で安全講演や安全教育講座で指導を続ける、
元・三井化学(株) 初代技術研修センター長の講師が登壇!

HAZOP(Hazard and Operability Studies)は
実施する担当者の感性や経験の度合いにより、深掘りできるかできないのかに差が出る―
つまり、見落とすことなく隠れている危険源を洗い出し、現状の安全対策が十分か、
不足している場合はどんな追加の安全対策が必要かを考える手法です。

経験豊かな講師による、概念の理解だけに留めず、
実質的な評価の仕方を事例を挙げながら解説するセミナーです。

設計管理、安全性評価、運転・作業管理、設備・工事管理、変更管理
これら5つの切り口(原因)で事故事例を分析し、
どんなときに・どんな危険源があり・見落としてしまうかを学び
日々の安全対策に活かせる1日講座!

約40年にわたる化学工場勤務経験だけでなく、
プラント運転員の育成を目的に研修センターを立ち上げ若手育成に注力。

現在は国内外における化学プラント事故事例(過去50年分約6000件)や労働災害を題材に、
安全講演、企業の安全活動に対するコンサルタントなどに注力。

講師

半田化学プラント安全研究所 代表 半田 安 氏
 (元・三井化学(株) 初代技術研修センター長)

【経歴】
1974年 三井石油化学工業(株)(現:三井化学(株))入社
化学プラントの設計、保全、プラント建設、技術管理、安全管理に従事
2000年 三井化学(株) 下関工場 エンジニアリング部長
2005年 三井化学エンジニアリング(株)本社 安全品証部長
2006年 初代技術研修センター長として人材育成に従事
運転員を対象とする人材育成組織「技術研修センター」を立ち上げた
2012年 生産技術本部 海外技術部
<海外関係会社の運転員・エンジニアーの人材育成業務>
2013年 日本化学工業協会教材作成ワーキンググループ主査
<最近の重大事故の教訓を取りまとめたビデオ教材などを開発>
2015年 三井化学(株)を退職

現在、企業、行政、業界等の要望に応じ、安全講演や安全教育講座を企画開催
化学プラントの事故、労働災害、保安防災、HAZOP、人材育成・技術伝承をテーマに講演、講座を企画開催
安全工学会、石油化学工業協会、山陽人材育成講座等などの安全セミナーでの講演活動
日本化学工業協会 レシポンシブル・ケア検証センター 検証員として活動

セミナー趣旨、ポイント

 化学プラントで事故が起こるのは「危険源」が存在するからだ。物質危険性、人のミス、設備の故障や地震や停電などと言う外乱もある。
 では、危険源を知っていれば事故は防げるのかというとそうでは無い。危険源は、管理しなければいけないのだ。危険源を管理するには、切り口が必要だ。設計の段階から始まり、安全性評価や変更管理などの切り口でしっかりと危険源を管理する必要がある。
 今回は、実際に起こった事故事例を使いながら「見落としやすい管理面の教訓」を紹介する。

こんな方におすすめ

危険物や高圧ガスなどを主に取り扱う化学工場、石油化学、石油精製企業
(1) 運転部門の管理職または運転支援スタッフ、中核運転員(作業責任者、班長、中堅運転員)
(2) 安全を担当している安全管理者または安全スタッフ
(3) プロセスの設計・技術開発、設備設計、保全部門の管理職または中核人材

得られる知識

(1) 設計管理,安全性評価、運転作業管理、設備管理、工事管理、変更管理など管理面での事故要因
(2) 事故から得られた貴重な教訓

プログラム

コマ1:設計管理が原因の事故
 1-1 設計管理の大切さ
 1-2 基本設計
 1-3 プロセス設計
 1-4 詳細設計

コマ2:安全性評価が原因の事故
 2-1 工場、研究所に存在する危険源
 2-2 HAZOPによる安全性評価
 2-3 物質危険性
 2-4 プロセス危険性
 
コマ3:運転・作業管理が原因の事故事例
 3-1 運転マニュアル
 3-2 スタート時
 3-3 通常運転時
 3-4 トラブル時

コマ4:設備管理・工事管理が原因の事故事例
 4-1 設備の維持管理
 4-2 工事管理

コマ5:変更管理が原因の事故事例
 5-1 変更管理でだまされるキーワード
 5-2 プロセス変更
 5-3 設備変更

□ 質疑応答 □