セミナー概要
セミナーのテーマ
- コア技術を起点とした新規事業開発
- 技術の価値再定義と市場機会の創出
- 経営視点での事業性評価と社内承認のポイント
こんな方におすすめです
- 自社の技術を活かして新規事業を企画したい方
- 新規事業企画の事業性を評価する方法を知りたい方
- BtoB企業で新市場を開拓したいと考えている方
セミナータイトル | 経営視点で磨くコア技術と新規事業開発の実践手法 |
開催日時 | 【オンライン配信】 【アーカイブ配信】 【オンライン配信】 |
開催場所 | オンライン 【オンライン配信】 |
受講料 | 55,000円 各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。 |
主催 | サイエンス&テクノロジー |
備考 | ■配布資料 オンライン配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 ※Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。 アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送) |
経営視点で磨くコア技術と新規事業開発の実践手法
~技術の価値を再定義し、顧客価値・市場・将来の課題を客観的に捉える~
~自社技術を活かして勝てるビジネスへ導く戦略的思考法~
<コア技術 × 新規事業 × ビジネス視点。 技術の “強み”を起点にした事業構想>
本セミナーでは、技術を活かした新規事業開発、他社との提携によるオープンイノベーション、技術の事業価値評価によるM&Aなど、企業支援の現場で豊富な実績をもつ講師が、自社のコア技術を起点にした競争優位性を持った新規事業を構想・育成する方法を実務的に解説します。
技術の価値を再定義し、まだ見ぬ市場を見出す思考法、経営視点での事業性評価、さらに企画を社内で承認されるためのポイントまで、技術者や企画担当者が、経営目線で新規事業に挑むための実践ノウハウを習得できます。
講師
知財務株式会社 代表取締役 古庄 宏臣 氏
[ご専門] 技術をビジネスの観点から評価する「技術の事業性評価」
[ご経歴]
技術を活かした新規事業開発、他社との提携によるオープンイノベーション、技術の事業価値評価によるM&Aといった企業支援を数多く手がけてきた。
1989年 大阪ガスに入社 2006年同社を退社し知財務株式会社設立 現在:関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 兼任講師 著書:「巨大企業に勝つ5つの法則」日本経済新聞出版社 2010年(共著),「新しいビジネスを導く『テクノロジー・コラボ術』」日経BP 日本経済新聞出版 2024年(共著)
[HP] 会社HP〔http://www.chizaim.com/〕
YouTubeチャンネル〔https://www.youtube.com/@chizaim-c9n〕
note〔https://note.com/hirofurusho〕
セミナー趣旨、ポイント
このセミナーでは、経営者から承認を得られる新規事業開発の企画・立案を目指すものです。新規事業開発企画とは経営者が「これは、我が社がやるべき新規事業だ」と思わせるものでなければなりません。この「我が社がやるべき」とは、自社が保有する「コア技術」を起点として差別化でき、競合との競争に勝ち一定の事業規模を見込むことができるものになります。しかし、どのようにすればコア技術を起点に新規事業を企画できるのでしょうか。起点となるのは、コア技術がもたらす価値を再定義するところにあります。そのうえで経営者と同じ視点で新規事業企画を客観的に捉えることにあります。
このセミナーは、こうした新規事業開発の企画・立案方法について、抽象的な理論講義ではなく、講師の豊富な実務経験に基づき事例も交えながら学んで頂く場です。
こんな方におすすめ
・自社の技術を活かして新規事業を企画しようとされている方
・新規事業企画の事業性をどのように評価すればよいか知りたい方
・BtoB企業で新市場を開拓したいと考えている方
・その他、本テーマに興味を持たれた方
このセミナーでは、経営学、技術マーケティングの専門用語が登場しますが、それらの解説を加えながら進めますので予備知識がなくても受講できます
得られる知識
・経営視点でみた新規事業の本質
・コア技術を他の用途・市場に転用するための再定義方法
・新しい用途・市場を見つけるための考え方
・新規事業企画の事業性(ビジネスとして成り立つかどうか)を評価する方法
プログラム
1.激変する外部環境
・不確実性が高まる国際情勢
・パンデミックがもたらした変化の本質は何か
・これからのモノづくり企業が進むべき方向性とは
・逆風下でも新市場を開拓した企業の本質とは何か
・これからビジネスはどうなるのか
2.コア技術の価値を再定義
2.1 なぜ自社のコア技術を起点とするのか
2.1.1 ニーズ起点での新規事業開発が限界にきている
・顕在化したニーズに飛び込めばレッドオーシャンになる
・なぜ価値のあるニーズは顕在化しないのか
2.1.2 従来のプロダクトアウトには誤解があった
・新規事業を考えるうえで技術者が陥りやすい落とし穴
2.2 強みを活かす技術転用の考え方
2.2.1 ユーザーが求めている技術の本質とは何か
・自社が顧客に提供している価値を再定義する
・技術的強みを評価するために自社技術の棚卸・評価とは
・新規事業開発のための自社技術の定義づけ
・事業価値の観点から技術を評価するモデルとは
2.2.2 強みに対する目線を変える
・“別の性能・機能”に着目して異なる効能を見出す
・性能・機能をユーザー目線で顧客価値に翻訳する
2.3 変化を捉えた市場機会の創出
2.3.1 変化があるところに新たなニーズが生まれる
・テクノロジーの進化がもたらす変化
・人の価値観・考え方の変化
2.3.2 現在の課題ではなく将来の課題に対応する
・先読みの力とは
・現在の課題はレッドオーシャンになる
・情報の活用力とは(情報とデータは違う)
3.経営視点の新規事業構想
・経営者を説得するために必要な要素とは
3.1 経営者は見ている景色が違う
3.1.1 なぜ経営者は新規事業テーマを否決するのか
・経営者がノーと判断するケースとは
・経営者が抱く違和感とは
3.1.2 経営者が新規事業企画を承認するケースとは
・経営者がイエスと判断したケースの本質
3.2 新規事業構想の組み立て方
3.2.1 事業ドメインを選定する
3.2.2 競合を把握する
3.2.3 STP分析で新規事業を具現化する
・市場を細分化する(隠れたチャンスを発見する)
・自社が勝てるターゲット市場を見極める
・競合に勝てる事業ポジションを明確にする
3.3 まだ見ぬ新市場をいかに想定するか
3.3.1 新市場の創出とは
・ニーズ情報をいかにして把握するか
・市場の構造を広く捉えて新たな市場機会を把握する
・後発だからこそ有利な新市場創出
・どのようにして新市場は創出されるのか(事例研究)
3.3.2 ニーズの見極め方
3.3.3 新市場の定義と市場規模の推定方法
・まだ見ぬ市場の規模をどのようにして想定するのか
4.新規事業の育て方
4.1 ビジネスモデルチェンジ
4.1.1 新規事業開発を成功させるためには組織が進化しなくてはならない
・業態転換を実現した企業はいかにして成し遂げたか(事例研究)
4.2 自社技術を活かすオープンイノベーション
4.2.1 外部の力を活かして新しい市場を開拓する
・戦略のすり合わせ(事例研究)
4.3 現実を見据えた戦略的な新市場開拓
4.3.1 事業をいかにして育てるか
5.ビジネスチャンスを捉えるために必要な3つの目線
5.1 過去から未来を見通す時間軸で物事を見る目線
5.2 横の繋がりによる影響を見る大局的な目線
5.3 事象の背景を深堀することで本質を見極める目線
□ 質疑応答 □