セミナー概要
セミナーのテーマ
- スキンケア設計で発生する問題と対策
- スケールアップ時のトラブル事例と解決策
- 処方設計に必要な知識と技術の伝承
こんな方におすすめです
- 化粧品処方開発に携わる方
- 化粧品メーカーの技術者
- 処方設計の知識を深めたい方
セミナータイトル | 化粧品処方設計からスケールアップ時におけるトラブル事例と解決策 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年9月22日(月)12:30~16:30 【アーカイブ配信】 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 49,500円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
受付中
化粧品処方設計からスケールアップ時におけるトラブル事例と解決策
☆豊富な経験を有する講師が、どのような問題が起きやすいかを知って少しでも事前に回避できるようにする知識や、
問題が発生した際に解決の糸口となる情報や知識を「腑に落ちる」ようにわかりやすく紐解いて解説!!
・スキンケア設計の過程で発生しやすい問題とは?
・スケールアップから本生産にかけて起きる問題とは?
講師
(有)久光工房 チーフ エグゼクティブ アドバイザー 松尾 真樹 氏
【専門】
界面化学、化粧品製剤学
【略歴】
・株式会社クラブコスメチックス(1999年4月~2005年4月)
・株式会社ファンケル(2005年4月~2008年5月)
・株式会社マンダ厶(2008年5月~2019年4月)
・化粧品原料会社(2019年4月~現在)
・化粧品会社技術顧問(2023年6月~現在)
・有限会社久光工房(2023年10月~現在)
セミナー趣旨、ポイント
スキンケア商品の設計においてさまざまな問題に直面する。過去からの知識や経験の積み重ねが技術者から技術者へ順当に伝承される人的資源に恵まれている企業であれば、事前に回避することもできるし、問題が発生しても短時間に解決することができる。
現状は、業界全体的な人材難、開発期間の短縮化により、人材育成に悩んでいる企業は多く、スピーディーでかつ効率的な処方設計に必要な知識・技術の伝承に悩む企業が多い。
本講演では、処方開発者として日々の業務に追われがちで、処方開発中に直面する技術課題を理論的に考察する余裕がない方々のために、どのような問題が起きやすいかを知って少しでも事前に回避できるようにする知識や、問題が発生した際に解決の糸口となる情報や知識を「腑に落ちる」ようにわかりやすく紐解いて解説します。
得られる知識
〇 スキンケア設計の過程で発生しやすい問題
〇 問題を事前に回避するための対策
〇 問題が起きた時に解決の糸口となる情報や知識
〇 スケールアップから本生産にかけて起きる問題
プログラム
1 品質特性
2 見失いがちな必要品質
3 原料名ではなく成分名で考えることの重要性
3-1 メリット・デメリット
4 化粧品の構成要件
5 設計段階で起きる問題及びスケールアップ時のトラブル事例
5-1 洗浄料で使用する界面活性剤の選択
- 固形石けんの基本設計
- 固形石けんの設計で問題となる界面活性剤の選択
- 固形石けんの設計で望ましい界面活性剤の選択
- 他社品全成分
5-2 洗顔フォームの基本設計
- 洗顔フォームの設計で望ましい界面活性剤の選択
- ナトリウム石けんとカリウム石けんの硬さの違いはなぜ?
- 水への溶けやすさと硬さの関係
- 他社品全成分
- 洗顔フォームにおけるスケールアップ時のトラブル事例
・ 洗顔フォームの硬さの由来
・ 生産時の粘度上昇:メカニズムと対処方法
・ バルク移送時の充填後の粘度低下:メカニズムと対処方法
5-3 ヘアシャンプーの基本設計
- ヘアシャンプーの設計で問題となる界面活性剤の選択
- 石けんカスがきしむ理由
- 他社品全成分
- 両性・非イオン界面活性剤の増粘メカニズム
- 増粘テクニック
5-4 クレンジングオイルの基本設計
- クレンジングオイルのクレンジングメカニズム
- 他社品全成分
- 低温での沈殿物の発生:油剤
- クレンジングオイルで使われる界面活性剤
- 低温での沈殿物の発生:界面活性剤
- 界面活性剤の析出メカニズム
- 界面活性剤の析出と油剤の分子量との関係
- 増粘剤の選択
- 界面活性剤を用いた増粘テクニック
5-5 乳化物の安定性
- 他社品全成分
- HLB法
- HLBの重要性
- 乳化物の崩壊過程
- 浮沈の抑制
- 凝集の抑制
- 合一の抑制
- 安定性を考慮した乳化物設計
- 乳化安定用の増粘剤の選択
- 乳化物におけるスケールアップ時のトラブル事例
・ ラボ機と実機で粘度が違う!?その原因とメカニズム
・ ラボ機と実機で粘度が違う!?その対策
5-6 各種添加成分(美容成分、品質保持剤)による思わぬ影響
- 多価アルコールによる静菌
・ 多価アルコール類の特性
・ 洗浄剤への影響とそのメカニズム
・ 可溶化への影響とそのメカニズム
・ 乳化物への影響とそのメカニズム
- 増粘剤のロットぶれ
- シミュレーション
5-7 カルボマーの粘度低下
- 乳化物におけるスケールアップ時のトラブル事例
- カルボマーの塩による減粘
・ 見落としがちな原因
- スケールアップ時のトラブル事例
・ ラボ機と実機で粘度が違う!?
5-8 pH安定性領域の確認ミス
5-9 分子内にPEGを有する化合物の酸化分解
- 酸化分解によるpH低下、アルデヒド生成
5-10 スケールアップ時のトラブル事例:研究試作用原料の管理
5-11 溶解度計算の単純ミス
5-12 イオン結合によるトラブル
- 粉体と高分子のイオン結合
5-13 冷却速度
5-14 液相投入速度
6 経時安定性試験
6-1 加速試験方法
- 熱
- 光
- 力
6-2 試験容器の材質
7 スケールアップから本生産にかけて起きる問題
7-1 乳化釡サイズとせん断力
7-2 回転数とせん断力の関係
7-3 パス回数
7-4 試作機と生産機の関係
【質疑応答】
受付中