撹拌・混合プロセスの基礎とラボ実験からのスケールアップ技術

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セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 撹拌・混合プロセスの基礎とスケールアップ技術
  • ラボ実験から実機生産へのスケールアップの考え方
  • 晶析操作と粒子調整における撹拌・混合の影響

こんな方におすすめです

  • ファインケミカル製品のバッチ生産に携わる技術者
  • 撹拌・混合操作の基礎とスケールアップを学びたい方
  • 晶析操作や粒子調整の課題解決に関心がある方
セミナータイトル撹拌・混合プロセスの基礎とラボ実験からのスケールアップ技術
開催日時

【オンライン配信】
2025年6月27日(金)10:30~17:00
お申し込み期限:2025年6月27日(金)10:00まで

開催場所

オンライン

・本セミナーは、主催会社様HPのマイページより視聴いただけます。
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。

受講料55,000円

各種割引特典あり。詳しくは主催会社のサイトをご参照ください。
・E-Mail案内登録価格(割引)の適用
・2名同時申込みで1名分無料の適用
・テレワーク応援キャンペーン(オンライン配信セミナー1名受講限定)の適用

主催サイエンス&テクノロジー
備考配布資料は製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
※Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

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撹拌・混合プロセスの基礎とラボ実験からのスケールアップ技術

~ラボ実験から実機生産へのスケールアップの考え方~
~攪拌・混合の影響が大きい,粒子調整などの晶析操作および事例~

医薬原薬・中間体、農薬、化成品などファインケミカル製品のバッチ生産プロセスでは,撹拌槽を使用し反応,洗浄・分液,抽出,濃縮,晶析など多くの操作を行い各種製品が製造されている.

本セミナーでは,撹拌・混合操作について,基本的技術内容とラボ実験から実機生産へのスケールアップの考え方を紹介するとともに,攪拌・混合の影響が大きい,粒子調整などの晶析操作および事例についても紹介する.

講師

スケールアップコンサルタント/元 住友化学(株)  高橋 邦壽 氏
https://www.science-t.com/lecturer/24284.html
【専門】化学プロセスのスケールアップ(小スケール実験からパイロットを経て実機スケールへスケールアップ)

セミナー趣旨、ポイント

得られる知識

・スケールアップ検討の進め方 
・スケールアップと影響因子
・スケールアップと化学工学の役割
・撹拌,反応,晶析,ろ過などのスケールアップポイント

プログラム

I.バッチプロセスのスケールアップ
  1.バッチプロセス
  2.スケールアップと影響因子
  3.ラボ,パイロット実験の考え方
  4.ラボからパイロット,実機へ

II.攪拌槽における撹拌・混合技術
  1. 撹拌翼の種類
    1) 撹拌翼全体像
    2) グラスライニングで使用される撹拌翼
    3) 大型翼
    4) 気液混合で使用される撹拌翼
    5) その他撹拌翼
  2.撹拌翼のフロ―パターン 
    1) 撹拌レイノルズ数と流動状態
    2) 翼の種類と槽内液流れ
    3) 撹拌翼の設置高さと槽底での
       粒子堆積   
  3.攪拌動力Pv 一定スケールアップ
    1) 攪拌のスケールアップ因子
    2)撹拌のスケールアップ(幾何学的相似条件)
  4.攪拌動力Pv 一定スケールアップ 
  5.動力数Np の重要性に関する事例 
    1) 機械メーカーと化学メーカーのP,Pv 算出目的の違い
    2) GL 釜の動力数Np
    3) 液深H と動力数Np
    4) 多段翼の動力数Np 
  6.ラボ実験のポイント
  7.動力数Np の推算方法
    1) 汎用翼の動力数Np の推算
  8.動力数Np の測定
    1) ラボフラスコの動力数Np 測定
    2) 実機撹拌槽の動力数Np 測定
  9.攪拌翼の混合速度
 10.撹拌翼の選定
 11.高粘度流体の混合
    1) 中高粘度使用される撹拌翼
    2) 高粘度液の撹拌のスケールアップ
    3) 脱色実験のスケールアップ
 12.気液系の混合
    1) 水添反応など触媒を使用した気液反応ポイント
    2) 酸素移動速度係数KLa 測定とスケールアップ
    3) 表面ガス吸収での KLa の測定と酸素吸収速度算出
    4) 溶存酸素計

III.攪拌槽における晶析技術
  1,過飽和領域における晶析操作
  2.冷却晶析(晶析操作の安定化ポイント)
  3.反応晶析(溶解度と晶析特性)
  4.貧溶媒晶析の影響因子
  5.非ニュートン流体のスケールアップ

  □質疑応答□

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