セミナー概要
セミナーのテーマ
- 溶解度パラメータ(SP値、HSP値)の基礎
- SP値の求め方(計算、実測法)
- 応用事例:エネルギー、環境、バイオ・医用分野
こんな方におすすめです
- 化学、電子、バイオ・医用分野の研究・開発・評価に携わる方
- 溶解度パラメータについて初歩から学びたい方
- 複合材料開発や応用事例に関心のある方
セミナータイトル | 溶解度パラメータ(SP値、HSP値)の基礎、求め方、応用技術 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年9月18日(木)10:00~16:30 【アーカイブ配信】 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 55,000円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
受付中
溶解度パラメータ(SP値、HSP値)の基礎、求め方、応用技術
エネルギー、環境およびバイオ・医用などの分野への活用例について解説!
講師
山口大学 名誉教授 工学博士 大佐々 邦久 氏
セミナー趣旨、ポイント
溶解度パラメータ(以下、SP値)は、“Like likes like。”で表される、異種材料間の親和性/類似性の尺度です。したがってSP値の似ているもの同士は、「よく溶け合い」、「よく付き」、「よくぬれ」ます。特にハンセンが分子間力の各成分に基づき定義したHSP値は、様々な分野で活用されています。先ずSP値の求め方については、化合物の場合、原子団寄与法による計算や実測法を、また粒子の場合、従来の凝集・沈降法に加え、IGC法や低磁場パルスNMR法などを取り上げます。次いで異種材料間の親和性/類似性の考え方に基づき、新規材料開発例に加え、今後の展開が期待される分野、すなわちエネルギー、環境およびバイオ・医用などの分野への活用例について解説します。
受講対象者、必要な予備知識
特に必要ございません。初歩からご説明します。
こんな方におすすめ
・化学,電子,バイオ・医用などの分野で,研究,開発,評価などに携われる方
・初級から中級程度
得られる知識
1.溶解度パラメータの基礎と様々な求め方
2.溶解度パラメータの有効利用法
3.多様な複合材料開発の最新応用事例
4.今後の展開が必要な分野の応用事例
プログラム
1.溶解度パラメータの基礎
1.1 ヒルデブランドのSP値と相互作用パラメータ
1.2 ハンセンの3DSP値(HSP値)と4DSP値
1.3 HSP値の利用法
1.3.1 ハンセン球とHSP距離
1.3.2 三角線図とてこの規則
2.溶解度パラメータの求め方
2.1 化合物の原子団寄与法によるHSP値の数値計算
2.1.1 フェドース法
2.1.2 バンクレベレン・ホフテイザー法
2.1.3 ステファニス・パナイオトウ法
2.1.4 Y-MB法(ソフトHSPiP)およびソフトSoluVisionの利用
2.1.5 数値計算の新しい流れ(COSMO,AIの利用など)
2.2 化合物のHSP値の測定法
2.2.1 シングルハンセン球/ダブルハンセン球法
2.2.2 拡張ハンセン法
2.2.3 インバースガスクロマトグラフィー法
2.3 粒子のHSP値の測定法
2.3.1 凝集/沈降法
2.3.2 インバースガスクロマトグラフィー法
2.3.3 低磁場パルスNMR法
3.混合溶媒における相分離性の制御と応用
3.1 溶媒混合の規則と最適溶媒選択
3.2 応用例
・アセトンフリー除光液 ・グリーン抽剤 ・エアロゲル
4.高分子複合材料における溶解/相分離性の制御と応用
4.1 高分子溶液における相図と相分離性
4.2 応用例
・光ファイバー型センサー ・マイクロカプセル
・ナノファイバー
4.3 高分子ブレンドにおける相図と相分離性
4.4 応用例
・メンブレンコンタクター ・ポリマー改質アスファルト
・二層分離型塗装
5.粒子分散系材料における付着性/分散性の制御と応用
5.1 粒子分散液の分散安定化と高分子分散剤の選択
5.1.1 調製工程と安定化機構
5.1.4 高分子分散剤の選択指針
・ブロック型/くし型構造 ・溶解/伸張性と相互作用パラメータ
・吸着特性とダブルハンセン球の利用
5.2 キャピラリー懸濁液と二次流体の選択
5.2.1 レオロジー特性と二次流体の選択指針
5.2.2 応用例
・3Dプリンター用グラフェンインク ・食品材料
5.3 高分子コンポジットにおけるフィラーの付着/分散性
5.3.1 HSP距離やハンセン球重なり度による評価法
5.3.2 応用例
・シリカ-ポリプロピレンコンポジット ・レジンコンクリート
・コア/シェルナノ粒子強化材料
6.今後の展開が期待される分野
6.1 エネルギー分野
・ペレブスカイト太陽電池 ・水素発生複合電極
・Li電池複合電極
6.2 バイオ・医用分野
・生体適合性溶媒 ・3Dスキャフィールド ・薬剤の皮膚浸透性
6.3 環境分野
・超臨界炭酸ガスによる抽出 ・化学吸収法による排ガスの分離回収
・使用済み電線からの銅線の分離回収
7.まとめ
【質疑応答】
受付中