セミナー概要
セミナーのテーマ
- 静的・動的濡れ性の理論と評価方法
- 濡れ性の測定と表面分析
- 濡れ性の設計・制御と応用事例
こんな方におすすめです
- 濡れの関わる表面処理等に携わる技術者・研究者
- 濡れ性に興味をお持ちの方
- 表面科学や材料科学に関心のある方
セミナータイトル | ぬれ・接触角・表面張力入門 |
開催日時 | 【ライブ配信】 2025年9月12日(金)10:30~16:30 【アーカイブ配信】 |
開催場所/配信の補足・注意事項 | 【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】 |
受講料 | 55,000円(税込、資料付) ■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から |
主催 | R&D支援センター |
受付中
ぬれ・接触角・表面張力入門
~基礎から測定・評価方法、応用まで~
★固体表面の濡れ性を評価する方法と濡れ性の制御について、実際的な問題点と解決法を絡めながら解説します!
講師
工学院大学 先進工学部 応用化学科 准教授 博士(理学) 吉田 直哉 氏
<ご専門>
表面科学、機能性材料化学、物理有機化学
<学協会>
日本化学会、日本セラミックス協会、高分子学会,光化学協会、無機マテリアル学会他
<ご略歴>
2002年京都大学大学院理学研究科博士課程修了.同年より東京大学先端科学技術研究センター特任助手、同助教、JSTさきがけ研究員(兼任)などを経て2011年より工学院大学工学部助教、2013年より准教授.
セミナー趣旨、ポイント
固体表面の濡れは身近な現象であり、様々な分野に密接に関係しています。目視でき直感的にイメージしやすい一方で、特に動的な濡れに関しては誤解が多く見受けられます。本セミナーでは、近年重要視されてきている動的濡れ性を含めて、固体表面の濡れ性を評価するために必要な知識と方法や濡れ性の制御について、実際的な問題点と解決法を絡めながら最新の知見を含めて解説します。なお、専門外の方でもわかりやすくなるよう、定義・理論などの説明では最低限の数式にとどめて、特に測定・解釈に関する実践的な解説に重点を置きます。また、特にガラス等の固体表面への自己組織化単分子膜形成による撥水・滑水性の付与・制御、さらに各種固体表面へのゲル,気泡等の付着性について、実例を挙げて詳説します。
こんな方におすすめ
・濡れの関わる表面処理等に携わる技術者・研究者
・濡れ性に興味をお持ちの方
得られる知識
1.固体表面の静的・動的濡れ性の理論
2.評価方法および設計・制御方法
3.濡れ性測定を用いた表面分析
プログラム
1.静的濡れ性
1-1.接触角の定義と解釈
1-1-1.理想的な均質・平滑表面:Youngの式
1-1-2.凹凸のある理想的な均質表面:Wenzelの式
1-1-3.物理的・化学的に不均一な表面:Cassieの式
1-2.接触角測定法
1-2-1.測定条件
1-2-2.解析方法
1-3.接触角測定における注意点
1-3-1.液滴量の影響
1-3-2.解析における誤差
1-3-3.測定値の信頼性
1-3-4.経時変化
1-4.液体の表面張力測定
1-4-1.懸滴法
1-4-2.Wilhelmy法・輪環法
1-5.固体の表面エネルギー測定
1-5-1.臨界表面張力の見積:Zismanプロット
1-5-2.表面エネルギーの成分分けによる評価:Owens-Wendt法
1-6.静的濡れ性のまとめ:静的濡れ性の設計・制御
2.動的濡れ性
2-1.動的濡れ性の定義と解釈
2-1-1.動的濡れ性研究の背景
2-1-2.液滴転落角
2-1-3.接触角ヒステリシス
2-1-4.液滴転落挙動
2-1-5.接触角の経時変化
2-2.動的濡れ性の測定法
2-2-1.滑落法による液滴転落角と接触角ヒステリシスの測定
2-2-1-1.測定条件
2-2-1-2.液滴量依存性
2-2-2.拡張収縮法による接触角ヒステリシスの測定と液滴転落角の推定
2-2-3.液滴転落挙動評価
・測定条件と測定・解析システム
・液滴転落挙動の解析
・液滴転落挙動の解釈
2-2-4.3相界面の移動
2-2-4-1.測定方法
2-2-4-2.測定例と解釈
2-3.動的濡れ性測定における注意点
2-4.動的濡れ性のまとめ:設計・制御のヒント
3.いくつかの材料表面での実例
3-1.有機高分子薄膜表面
3-2.自己組織化単分子膜表面
3-3.金属酸化物(薄膜)表面
3-4.ゲル・気泡等の付着性評価
受付中