癒着防止材の材料と効果評価・開発のポイント

  • 開催日2025年10月23日(木)
  • 形態ライブ配信
2025/08/25

セミナー概要

セミナーのテーマ

  • 腹膜癒着防止材料の基礎知識と最新の研究動向
  • 様々な癒着防止材料の評価と開発ポイント
  • ドラッグデリバリーシステム(DDS)や再生医療の応用

こんな方におすすめです

  • 癒着防止材料の開発に関わる研究者
  • 医用材料やバイオマテリアルに興味のある方
  • 腹膜癒着に関する基礎知識を深めたい方
セミナータイトル癒着防止材の材料と効果評価・開発のポイント
開催日時 【ライブ配信】

2025年10月23日(木)10:30~16:30
お申し込み期限:2025年10月23日(木)10:00まで

開催場所/配信の補足・注意事項

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
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受講料55,000円(税込、資料付)

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癒着防止材の材料と効果評価・開発のポイント

njectableゲル材料、スプレー材料、シート材料など様々な材料の評価・開発ポイントを解説致します!

講師

東京大学 大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 教授 伊藤 大知 氏
(兼担)大学院医学系研究科 生体物理医学専攻 教授
(兼担)大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 教授


《専門》
医用化学工学、バイオマテリアル

《略歴》
1996年3月
 東京大学工学部化学システム工学科卒業
1998年3月
 東京大学大学院工学系研究科 化学システム工学専攻修士課程修了
1998年4月-2001年3月
 東レ(株) 
2002年4月
 日本学術振興会・特別研究員DC1
2004年9月
 東京大学大学院工学系研究科 化学システム工学専攻博士課程修了
2004年10月- 2006年8月
 米国マサチューセッツ工科大学化学工学科・ 博士研究員
2006年9月
 東京大学大学院工学系研究科・助手
2007年4月
 東京工業大学資源化学研究所・助教
2009年2月
 東京大学大学院医学系研究科
  附属疾患生命工学センター・准教授
2009年4月
 東京大学大学院工学系研究科
  化学システム工学専攻・准教授(兼担)
 東京大学大学院工学系研究科
  バイオエンジニアリング工学専攻・准教授(兼担)
2020年5月
 東京大学大学院医学系研究科
  附属疾患生命工学センター・教授
 東京大学大学院工学系研究科
  化学システム工学専攻・教授(兼担)
 東京大学大学院工学系研究科
  バイオエンジニアリング工学専攻・教授(兼担)

《活動等》
化学工学会、膜学会、高分子学会、生物工学会、バイオマテリアル学会、再生医療学会、DDS学会

セミナー趣旨、ポイント

腹膜癒着を抑制する材料として、Seprafilm、Interceedに加えて最近はアドスプレー、テナリーフが上市された。しかし依然として癒着防止性能や臨床医の使用感を完全に満たすような癒着防止材は存在していない。我々はinjectableゲル材料、スプレー材料、シート材料などの様々な検討を行うとともに、様々な癒着モデルを検討するとともに、肝臓切除後の癒着に着目して研究を行っている。本講演では、基礎的な事項の解説から始まり、最新の研究も紹介しつつ、癒着防止材開発の評価ポイントを考えていく。

得られる知識

・腹膜癒着防止材料開発するのに必要な最小限の工学的、および医学的な知識
・腹膜癒着防止材料の動物モデルの事例  
・腹膜癒着防止材料の開発事例
・癒着防止におけるDDSや再生医療のアプローチの利用

プログラム

1.腹腔、腹膜、腹膜癒着
 1-1.腹腔の解剖生理
  (1)腹膜の構造、断面形状
  (2)腹膜表面積の実測
  (3)腹腔臓器の位置と漿膜の関係
 1-2.腹膜構成細胞の性質
  (1)腹腔構成細胞―中皮細胞・腹腔Mφ・繊維芽細胞
  (2)腹膜中皮細胞の性質

2.腹膜癒着
 2-1.腹膜癒着の病理
  (1)正常治癒と腹膜癒着
  (2)癒着の過程と細胞数の変動
  (3)フィブリンブリッジの形成
  (4)腹腔Mφの性質
  (5)腹腔液の循環と癒着
  (6)腹腔鏡と癒着
  (7)最近のトピックス1:MSCの応用
  (8)最近のトピックス2:MMT(中皮間葉転換)と癒着
 2-2.動物モデルの選択
  (1)盲腸擦過/腹壁切除モデル
  (2)子宮角摘出モデル
  (3)ボタン形成モデル
  (4)肝臓切除モデル
  (5)その他のモデル

3.腹膜癒着防止材料
 3-1.認可されている癒着防止材料
  Seprafilm、Interceed、Intergel、Precrude、Repel-CV、アドスプレー、テナリーフ
 3-2.In situ架橋ハイドロゲルを用いた新しい癒着防止材料
  (1)コンセプト
  (2)材料の選択
  (3)ハイドロゲルの物性
  (4)細胞毒性
  (5)ウサギ癒着モデルによる癒着防止効果
 3-3.スプレー材料の新たな開発
 3-4.シート状マテリアルの新たな開発
 3-5.材料設計に与える因子の議論

4.ドラッグデリバリー機能の利用
 4-1.tPAの利用
 4-2.ステロイド剤の利用(その他抗炎症薬も)
 4-3.PLGA粒子とのハイブリッド化
 4-4.最近のトピックス1:抗TGF-β阻害ペプチド
 4-5.最近のトピックス2:HIF阻害
 4-6.HGFの利用

5.文献等から読み取れる世界の材料設計のトレンド
 5-1.Janus構造
 5-2.膨潤抑制
 5-3.ROS消去
 5-4.抗炎症

6.癒着防止に関連するアンメットニーズ

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